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【週間】(11/27 ~ 12/01)週の日本株市場/次週の注目

割引あり



【軽いまとめ】今週の相場の要点

前週分はこちら。

--- 11/27 (月) 朝note/夕方note--- 
前日にあたる金曜日の米国株はサンクスギビングデー翌日の短縮取引で小動き。
やや材料不足の中、週明けの日経平均株価は先週から数えて3度目の年初来高値への挑戦になり、一時は終値としての高値を上回る
しかし買いが続かず、先週の月曜日と同様に朝高から一転してマイナス圏に転じる。📌
新興市場もやや低調で、プライム市場やグロース市場の売買代金は金曜日よりも低下。

--- 11/28 (火) 朝note/夕方note ---
引き続き週明けの米国株主要三指数は揃って小動き。ドル円は円高方向に進む。
その割には日経先物は朝は堅調だったが、再び株式市場開始直後にドル円の円高方向への動きとともに日経平均失速。📌
材料不足が続く中、小幅ながらマイナス圏の中で小動きとなった。

--- 11/29 (水) 朝note/夕方note ---
火曜日の米国市場ではFRBウォラー理事の利下げに関する発言が話題📌
に。
米10年債利回り(長期金利)や2年債利回りが低下。一方で株価はあまり大きく動かず。
この動きを受けても、日経平均株価、TOPIXはやや売りに押される展開に。
人気銘柄や材料のあった銘柄に資金が集中しているようにも見え、材料不足感が引き続き強い。

--- 11/30 (木) 朝note/夕方note ---
米長期金利は低下が続くも、米国株はまちまちで方向感出ず。
日本株は前場ではマイナス圏で動き、前日終値に何度か押し返されるも、抜けていくとそのまま上げ幅を広げる形に。高値引けで月最終日を終えた。
この日のTOPIXグロース、バリュー指数は同程度の上昇率に。

--- 12/01 (金) 朝note/夕方note ---
木曜日の米国ではNYダウ採用銘柄のSalesforceが決算を受けて上昇。他にもさまざまなNYダウ構成銘柄が幅広く上昇する一方、超大型のハイテク株には売られる動き📌も見られた。
金曜日の日本株もこの流れにのる形で、先月堅調だったグロース株よりもバリュー株が優勢となる一日に。
新興市場ではグロース市場250指数が大きく下落した。


【初心者投資家向け】為替ヘッジ

11月に入ってから過度な円安に歯止めがかかったように、円高方向に進む日も目立つようになったドル円。

一方、それに合わせるように日本株が弱含むような日も。
特に前日の米国株が下がったわけではないにも関わらず、独自の動きのように日経平均株価やTOPIXがドル円とともに下落している日があるのをみると、為替との連動性をどうしても感じてしまいます。

「ドル円と日経平均株価の関係性」として、今年に入ってよく聞く言葉が「ドル建ての日経平均株価」への注目
日経平均株価が今年大きく上昇しましたが、それは円で見た場合の話で、ドルで換算してみると、円安の影響でそこまで高くなっていないという話。
「海外投資家の日本株買い」が一時期非常に話題になっただけに、海外投資家からみた日経平均株価の水準を気にする人が増えたため、話題になりやすかったのだと想像できます。

もう一つ、あまり話題にならなかった方の「ドル円と日経平均株価の関係性」として気にしておきたい話として、日経平均株価と海外投資家の「為替ヘッジ」について物凄く簡潔に触れようと思います。

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