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24/04/19 (金)「下げる理由を重ねた一日」引け後情報


要点まとめ

  • TSMCの決算をネガティブに受け止めた流れが重しに

  • 半導体株が大きく下落して指数を大きく押し下げる

  • その下げている最中に中東情勢に関して不穏な報道が流れる

  • 日経平均の下げ幅は一時1300円以上に拡大

  • 後場は若干落ち着くも、不穏さを残し、日経VIは2022年以来の高さの終値

【コラム欄要点】

タイトル:
為替警戒感は海外投資家の日本株買いの足枷?

今回の内容は、


海外投資家の今年の日本株人気の裏に、継続する円安と低金利があるのだとすれば、今の「為替警戒感」、輸入物価をターゲットとするという建前のもとで「日銀が動く可能性」などが囁かれている相場は、短期筋にとっての日本株買いの足枷となっているかも?

という話。

下げる理由を重ねた一日

株価指数等の値動き:

本日の日経平均株価は大幅安。一時は前日比の下げ幅が3.5%安まで広がる不安定さをみせました。
半導体株の軟調さに加え、場中に飛び出した中東情勢懸念を強めるような報道をきっかけに相場が悪化し、後場にはやや落ち着いたものの、それでも前日比で1000円以上の下げ幅となって終えました。
週間でも日経平均株価は6%以上下落しており、CPIショックなど米国の物価高のスピードと利上げペースの早さで揺れた2022年6月以来の週間パフォーマンスの悪さとなっています。

今朝のnoteにて注目ポイントとした点を振り返っていきましょう。
(①、②などの番号は前回のnoteで注目ポイントとした内容の番号に連動して割り振っています)


-- ①半導体株大幅安 --

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