【脳外科医のつぶやき#5】小学校中学年までは暗記パワーすごいので、とにかく暗記量を稼げば、勉強も突き抜けるかも？の巻。

こんにちは。今日の話の内容ですけども、結論的にはですね…子供の教育ですね。小学校の低学年とか中学年位あたりっていうのはとにかくすごいのが早い覚えるの早いうらやましいってことです。

大人の場合はいろいろ覚える内容の意味とか、とりあえず内容自体を考えないとなかなか覚えられないと思うんですけれども、子供はそんなこと考えなくても覚えることができるんですよね。

最近あった、私の娘の話なんですけど、「魑魅魍魎（ちみもうりょう）」っていう言葉皆さんご存知ですよね？（知らんわ！）

漢字で書こうとするとものすごい画数なんですよ
もうどんだけ鬼か位やって言う位4文字熟語ですけれど、ひたすら鬼書きます。
読めたら結構すごいと思うんですよね。　

娘が今度お友達と映画に行くみたいで、映画のグッズを買いたいがためにお金欲しいみたいなんですよ。

それでこの4文字熟語を書けるようになったらちょっとお小遣いあげるよって言う話をしたんです。もちろん魑魅魍魎だけではなくて、跋扈跳梁（ばっこちょうりょう）て言う言葉もね。覚えてくださいと言いました。ちなみにあの魑魅魍魎っていうのは川や山の化け物のことみたいですね。

それで跋扈っていうのは悪い奴がそのまま好きかってのさばるって言うような意味なんですよ。

なんでこの2つの四字熟語を娘に課題として出したかって言うと、単にその時鬼滅の刃見てたからって言うだけなんですよ。

鬼滅の刃と言うのは鬼と言う魑魅魍魎のようなものが、跋扈跳梁している世界だ。そういう世界観なんだと言う話をたまたましまして、そんな流れで、娘に課題として出すことにしました。

そうしたらもうすごいですよ。

魑魅魍魎は、すぐ描けるようになったもんね。意味わかるか？って聞きたかったけれど、妻の携帯で調べて漢字練習してましたわ。
もちろんちょっと違うところもあるんだけれども、見たこともない、むちゃくちゃ画数が多い漢字をそれぞれの順番もしっかりと書けるようになるっていうのはすごいなぁって思います。

あの、…あれですよ…昔小学校の時にバラっていう感じ書いて書けるようになったことをお友達に自慢したこととかないですか？

私はあるんですけれど、それとちょっと似てるところがあるかなって思いますね。

まぁ彼女が魑魅魍魎と言う漢字を書けるようになって、それを友達に自慢するかどうかはわからないんですけれど、もしかしたら先生も読めない可能性ありませんか？

そんなことがきっかけで少し学ぶことに対して前向きになってくれたらいいなって。
もちろん小遣いをちゃんとあげるつもりですけれども、何かしらをきっかけに意欲的に学んでくれたらいいなぁなんて思いました。

だから百人一首とか、いいですよ。今の時期それ以外にも、とにかく今はやっぱり単語とか覚えるのが大事じゃないかなっていうのは思うので、英語を勉強させたい親御さんなんかは、とにかく今英単語を子供に覚えさせるのは小学校低学年からがいいと思うし、覚えた単語数が増えれば、そして、そこからSVOやSVOCといった文型を覚えてくれば、あとは、ただそれらを組みあわたり、積み上げるだけですからきっと英語学習もはかどるんじゃないかなぁって思いますね。

ある程度やっぱり文法的な基礎ができたりしてこないと英語わかんないですからね。それもやりながら同時進行でリスニングとかね。教材は、何でもいいですよ。
例えばおさるのジョージも英語で聞けたりするじゃないですか。そんなのでもいいと思うし、好きなアニメよね。英語で聞くとかそれでもいいと思うんですよ。ちなみに私は漫画のアプリで日本語と英語それぞれを切り替えて読めるようなものをダウンロードしてみたんですけれど、これは全然子供にはまりませんでした。結構、月のサブスクも高かったですよ。1280円とかしましたけど。
でも、いいんです！いろいろ試してみて。子供たちは何がはまるか分かりませんからね。

というところで今日はこの話であります。

小学校の低学年中学年は意味がわからずともいろいろ覚えられるくらい、とっても記憶力の良い時期であるだからとにかく覚える。ボリュームが稼げる時期なので、英単語覚えたり何か漢字覚えたりするのがいいんじゃないかなぁって言うことですね。以上です。