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ポートレートって“応援”なんだよね

TOKYO PORTRAIT AWARD 23が今年もエントリーが始まった。
夏季のTOKYO MODELSは審査ありだが、冬季のTOKYO PORTRAIT AWARDは誰にも応募できる。

人はなぜポートレートを撮るのだろうか?
なぜポートレートを撮られたいと思うのだろうか?

狩猟本能?承認欲求?

集まってくる作品を見るとそれだけではないと思ってしまう。

人は助け合って生きている、という感慨に耽るのだ。
そこで浮き上がってくる言葉が“応援”なのだ。

モデルさんを応援したい、という思いが見えてくるのである。
それは、きっと自分へのエール、応援なのだろう。
お互いの応援が雰囲気にマッチした時、見る人も巻き込む見事なポートレートになっていく

モデルのMikuさん、彼女の本職はダンサー。

人は助け合って生きている。
モデルのMikuさんの本職はダンサーである。某有名アイドルグループに振り付けを教えたり、ダンス教室で教え子をたくさん持っている。

写真家として、自分が撮りたかったのは、綺麗な女子にメンズのスーツを着てもらうことだった。自由なファッションは多様化し、その最先端にいるのはポートレートモデルなのである。
同じ洋服を複数の写真家に被らないようにリサイクルショップでコーディネートするモデルたちが現れた。


僕らはその日、上野で待ち合わせた。
事前に僕はリサイクルショップで大きめのジャケットを手に入れていた。
NICOLEのタグがあった。
80年代ブランドブームの一翼を担ってきたトップブランド。
その頃は高くて手が出なかった。
形はズートスーツと言い、トーキングヘッズのデビッドバーンや日本では吉川晃司さんが着ていたような肩幅のあるジャケットだった。



Mikuさんはコンセプトを聞くと、バレンシアガのスニーカーに合わせて来た。センスにはセンスで応酬する。
お互いのセンスを盛り上げるために最善を尽くす。
それがポートレートの醍醐味の一つであると思う。


ポートレートは”応援”なんだね
お互いを応援して作品は作られる
お互いの幸せな未来を信じてね

人への応援だと思ったものが、自分への応援だったりする
ふと何かうまくいかない時、僕でもそんなことはある。
そんな時、以前に撮ったデータを見返したりする。

自分は彼女を応援できていたかな?
ってチェックをするのだけれど、逆に僕が力をもらったりする。
応援は自分に返ってくるものなのだね。
なぜなら被写体と撮影者はお互いが鏡になっていて、パワーを写し合うものだからなのです。

どんな撮影にもお互いのストーリーがあります。
その時のことを思い出すだけで、お互いの応援になるんですね。

みなさん良かったらTOKYO PORTRAIT AWARD出してみませんか?
9月3日までエントリー可能です。
参加費が39000円と少し高価かもしれませんが、プリント代、展示代、全てが入っています。
会場で仲間を増やして、もしかしたら大きな賞を取れるかもしれません。
モデルさんの応援のために賞を取りたいっていう人もいます。
この夏、自分が撮って来た最高のポートレートでモデルさんを応援してみませんか?

作品応募詳細はtwitter TOKYO PORTRAIT  AWARDのチェックをお願いします。メール kobamoto@hotmail.comでも受付しています。

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ポートレートって”応援”なんですよね
同じ気持ちの人は、仲間になって繋がり会えると嬉しいです。


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