![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/80016694/rectangle_large_type_2_f31516f665ae7f87b1e666fb0913b809.png?width=800)
Photo by
moe_flo_embro
ベンチャーの新規事業のシステム開発の失敗例をたくさん見てきた中から7つのアンチパターンと対策
この一年でベンチャーの新規事業のシステム開発の失敗例をたくさん見てきました。その中から6つのアンチパターンと対策をnoteにまとめようと思うんですが需要ありますかね?!
— やまもん | エンジニア特化型メンター | 山田元康 | チャリ走と糸通しの育ての父 (@MotoyasuYamada) June 5, 2022
①事業のCAVMが決まってない
CAVMとは?
誰が顧客(Customer)なのか?
どこからどうやって顧客を獲得するのか?いくらで獲得できるのか?(獲得 Acquisition)
顧客の解決されるべき課題もしくは顧客に提供する価値は何なのか?(Value)
顧客にいくら払ってもらうのか?どのように払ってもらうのか?(Monetize)
社長などの最終意思決定者(PO プロダクトオーナー)が夢や世界観だけを語るケースで起きがちです。
POが頭と手を動かして刺さる具体的なCAVMを明確にできていないプロジェクトは成功確率ゼロです。
また事業が顧客の問題の解決になっていないことがあります。
社会の問題の解決や自分達(弱者男性の〜とか女性の〜)の問題の解決は事業の直接のゴールになりません。
もちろんそういう熱い気持ちはわかりますが、頭を冷やさないと事業の足枷になります。
② CAVMを固める前にチームを集めてしまい多数決で物事が決まる
総花的な誰にも刺さらない事業になります。
多くの人に弱い価値を提供するより、一部の人に強い価値を提供することが大事です。
さらに多くの人の多くの課題に対応しようとすると、機能がモリモリになり、工数は増えるしコストも増えます。
ここから先は
1,578字
¥ 980
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?