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26.そして一人旅が始まる ーペルー編3~驚く結末。
無事、高山病も克服しマチュピチュを体験した後は
元々の目的のチチカカ湖の太陽の島で開かれる、という
日食のパーティーに。
チチカカ湖にある太陽の島と月の島。
名前からして、ステキな感じのする場所で
太陽の島はインカ帝国発祥の地と言われている場所。
否が応でも期待は高まる。
しかし、チチカカ湖に到着して太陽の島があるボリビ側に行っても
街にはポスターはおろか、パーティーに参加しそうな人の影も
全く見当たらない。。
たった一枚のフライヤーを信じてペルーまで来てしまったが
これは途中で中止になったのでは??と疑っていると
パーティーに行くらしき日本人3人と出会う。
その3人に確認すると、彼らも太陽の島のパーティー目指して
日本から来たらしい。
やっぱり、パーティーは有るんだ!と安心したが
その日本人3人以外は、全くパーティーに行きそうな人を見かけなかった。
まあ、当日になったらワラワラと何処からか集まって来るんだろう、と
高を括って当日を迎える。
無事パーティーのオーガナイザーのDJとも会えて
いざ、チチカカ湖の太陽の島に向けて出発!となったが
あれ?あれ?船に乗り込んだのは僕達を含めたったの5人。。
あとは現地の機材を運ぶ人だけ。
島に着いたら、さぞかし沢山の人が居るんだろうと
期待に胸を膨らませていたが、
太陽の島に着いても特にパーティー会場の様なセッティングも無いし
沢山の人も居ない。。
な、なんと結局集まったのは日本人5人だけ、のパーティーだった!!
それは、それは贅沢なパーティーなんだが、なんだか拍子抜け。
![](https://assets.st-note.com/img/1712754225518-pCr2CICabQ.jpg?width=1200)
チチカカ湖も標高は3890メートル。何と富士山の頂上より高い!
当然酸素も薄いので、激しくは踊れないから
機材が整って、やっと音が出始めたから
そろりそろり、と踊っていたら
ボートに乗って拳銃を持った警察がやって来た。。。。
そして音は止められ、僕たちは小屋の中に監禁。
警察の許可が出るまで全く動けない、との事。
拳銃を持ってる警察をみると緊張が走る。
どうやら島の住人が、
「怪しい外国人が島に来て変な音を出して
街の平和を乱そうとしている」と通報したらしい。
日食のパーティーを楽しみに
わざわざ南米のペルーまでやって来たのに
ものの15分位でイベントは終了。
しかも、島から出れないかもしれない。
日食も皆既日食ではなく、観れるのは部分日食との事。
何とも、とほほ な感じだが
警察の誤解が解けるまで
ただ待つしかない。。
結局、半日小屋に監禁されて夜には
警察は帰っていったが、勿論音を出す事は許可される筈も無く
パーティーは終了。。。
無事に太陽の島から
出れただけでも良かった。。
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