クスモトトモ

無駄なものをこよなく愛す。編集のおしごと。釜揚げしらすが大好き。

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最近の記事

水曜日のおおよそ週報〜10月下旬〜

新米が実家から届いた。母の弟、すなわち私のおじさんが作った今年のお米。つやつや光り輝く新米の炊きあがり音は、その音だけで幸せな気分になる。おじさんありがとう。持つべきものは農家の親戚だ。 新米が手に入ったとなると、用意するのは塩分高めのご飯のお供である。夫と二人スーパーへ行く。わたしの鉄板ご飯のお供は以下の通り ・イカの塩辛 ・たらこor明太子 ・味のり 大人なので、全部買う。のり 予定通り、その日の夕飯は「新米とそれぞれのお供」を用意した。 夫は豚の角煮を選んでもってきた。

    • 水曜日のおおよそ週報〜8月下旬〜

      目の調子が悪い。 具体的にどう悪いのかというと、コンタクトを装着して2分後に視界が曇る。その曇りは雲海の中にいるくらい真っ白で、そうなると完全に「無」の状態。戦闘能力は1くらい。(通常5) これは神様が「もう十分がんばったよ、しばらく休みなよ」とお告げをくれているのかしら。 なぜか我が家では幼い頃から生き延びるための策を問われてきた。「なにかあったとき走って逃げられる靴をはけ」「逃げるときに飛び乗った車がマニュアルだったらどうする」「少量でも食料と水分を」「なにかあった時、

      • 水曜日のおおよそ週報〜11月下旬〜

        母とワイナリー巡りツアーに参加した。 朝の8時半に駅集合というとんでもないワインツアーだった。選ばれしメンバーは杖をついた年配のご夫婦、血がワインっぽい女性、家にワインセラーありそうなご夫婦数組、そしてわたしたち中年の娘と母の親子。観光協会のスタッフは数名。 2箇所のワイナリーを観光バスでめぐり、ワインの説明を受けながら試飲をしていく。ワイン用のぶどう畑に入り、収穫されずに残ったぶどうの粒を見つけて食べた。鳥が食べるだけなんで見つけたら食べていいですよ〜、と太っ腹である。

        • 水曜日のおおよそ週報〜11月上旬〜

          いつの間にか、秋が四季からいなくなった。春夏夏冬になっているような気がしてならない。知らない間にメンバー替えするから四季は油断ならん。突然のメンバー脱退報告というより、いつの間にかいなくなってたねというスタイルが恐怖を倍増させる。気を抜いたら冬夏夏冬になっていそうだ。芸能界の闇ってこういう感じなのだろうか。秋ないよね、と身近な人に聞くと、何言ってんの今が秋だよと口を揃えてみんな言う。怖い。 寒さを感じたらもう冬である。ヒートテック的なインナー着用はもちろんのこと、一番大切に

          水曜日のおおよそ週報〜9月中旬〜

          手紙を書くことが好きで、思い立ったタイミングで特定の友人へむけてハガキや封書を送りつけている。手紙ボックスのようなものがあり、過去の写真などと一緒に、書いたけど出さなかった手紙たちもそこに眠っている。それはまるで自分から自分へ宛てたタイムカプセルのような状態あり、20年以上眠り続けている。今のところ開ける予定はない。 手紙を書いていてかんじること、それは「前回、なにを書いたんだっけ、、」という記憶喪失感である。それはまるで、飲みすぎてめちゃくちゃはしゃぎ、後日その時一緒に飲

          水曜日のおおよそ週報〜9月中旬〜

          水曜日のおおよそ週報〜7月ざっくり〜

          突然夏になった。ひさしぶりにサーティワンを買って食べたらとても美味しかった。サイズや頼み方などの買い方がわからなかったので、前に並んでいた女子高生と同じように「スモールダブルで」と繰り返してみた。2種類選ぶことができ、7月8月のカラフルなやつと口のなかでパチパチはじける味のやつを頼んだ。どちらも名前は忘れた。サーティワンの本当の名前は、バスキン・ロビンスというらしいがあまり浸透していない、と勝手に思っている。名前はさておき、アイスクリーム屋にいるひとたちはみんな幸せそうに見え

          水曜日のおおよそ週報〜7月ざっくり〜

          水曜日のおおよそ週報〜6月ざっくり〜

          すてきな暮らし発信メディアとして(嘘)6月の暮らしぶりをざっくりまとめておく。 中華せいろのお話。4月に母から中華せいろをゲットし、色んなものを蒸して蒸して蒸しまくっている。「簡単・美味しい・見た目良し」の3つのすてきが詰まっているグッズ、それがせいろ。簡単というのが一番いい。素材を活かし、美味しくたのしく。みたいに、なんとなくなんとかなっている感じがわたしに合っていると思う。ここで2021年おすすめ万能グッズとして、照宝の蒸し板を紹介したい。これさえあれば、どんな鍋でも蒸

          水曜日のおおよそ週報〜6月ざっくり〜

          水曜日のおおよそ週報〜5月ざっくり〜

          5月から新しい職場で勤務している。出勤時、悩んでいることは「当たり障りのないオフィスカジュアル」な格好というところである。業務内容や人間関係はどうにでもなるという楽観的思考があるので、入社にあたり特に気にしていないのだが、何事も格好から入るスタイルがこの悩みを生み出した。前職では入社時から自由な格好で働いており、思い起こせば「え?その格好で働いてるの?」と友人から言われたことも多々あった。ワンピースや柄シャツ、デニム。思い起こせば、高校から私服通学していたので、そのあたりから

          水曜日のおおよそ週報〜5月ざっくり〜

          水曜日のおおよそ週報〜4月下旬〜

          4月のあたまに美容師さんにガッツリ襟足を刈り上げてもらったので、その触り心地を堪能していたが、3週間もたつと手触り感がかわってくる。わたしが何もしなくても髪は伸びるし、爪も伸びる。ごろごろしてるだけで、髪と爪を生産している。もし髪の毛が食べ物だったら、人間は餓死することなんてないのかな、なんて考えている。乾燥が気になる髪質なので、ヘアオイルで保湿。ツルッとした潤んだ髪質のひとが羨ましい。そして去年から白髪が気になり始めたので、同年代の美容情報を共有したいと企んでいる。同年代、

          水曜日のおおよそ週報〜4月下旬〜

          水曜日のおおよそ週報〜4月中旬〜

          はじめましての人と話すことが多かった4月中旬。疲れてくると、黙々と餃子を包みたくなる。餡と皮の比率を見誤ることなく包めると達成感もあり、好きな作業のひとつである。先月、友人宅で頂いた中華セイロで蒸した手作り焼売は絶品だった。我が家では、土鍋に武器のようなステンレスの蒸し器をセットして調理している。簡単プラスお肉や野菜がとても美味しくなる(これ大事)。中華セイロのぷんと香る木の香りは、美味しさを倍増させるので、ここは雰囲気がでることも重視してセイロの購入を決意した。 お料理好

          水曜日のおおよそ週報〜4月中旬〜

          水曜日のおおよそ週報〜4月上旬〜

          おおよその週報をつけていこうと思う。 4月の上旬はゲームの週。そして友人とLINE電話することが多かった。メッセージではなく、動画でもなく、電話。話したい友人数名に「今日、どこかで10分くらいお話どうですか〜?」とLINEを送る。「今無理会社〜」「16時ならすこしいけるかも…」「いまみた!いけるで」などお忙しい中みなさまの返事が嬉しい。SNSや本などで得れる知識と、話しながら得れるものは良い意味で違う。 「実はYou Tubeはじめるねん」と教えてくれたのは古くからの友人

          水曜日のおおよそ週報〜4月上旬〜

          覚醒前夢日記録〜はじまり〜

          正直ひとの夢の話ほどどうでもいいことってないよなぁ、と思ってる。すべて誰かが夢でみた話で、現実ではない。ストーリーもめちゃくちゃだし、ファンタジーにも程がある。どうでもいいものが好きなわたしとしては、「今日めっちゃ面白い夢見てさぁ」と話がはじまると、「ふむふむ、それでそれで!」と続きを聞きたくなる。夢の話をするとき、だれでも小説家になる。ひとは眠りが浅いとき夢をみる。目覚めた後、夢をまだ覚えていることはある。しかし、さっきまでみていたはずの夢はそのまま朝の忙しいサイクルの中へ

          覚醒前夢日記録〜はじまり〜

          綿棒を2回使う後輩たまき

          インターフォンがなる。クロネコヤマトのおにいさんが何か細長いダンボールを持ってモニターの前に立っている。ロックを解除し、玄関まで受け取りにいく。「お届け物でーす」それは40mmほどの長さのダンボールで、内容物は『人形』と書いてあり、思わずヒィと鳥肌がたった。 送り主は大阪在住の後輩たまきからだった。たまきは狂気の後輩だ。長年仲良くしてもらっている。一時は3年ほどデスクを並べたことがあった。仕事中に髪の毛をむしり、デスクにふさぁと置く。終業時にはふんわりしたたまきの毛玉が出来

          綿棒を2回使う後輩たまき

          ネコのいない秋がきた

          2020年、時は令和のリモートワーク時代。人々は持つものと持たざるものの2つに分かれた。そう、ネコです。ネコを持つものと持たないものの2つに。 わたしはすっかりペットロス状態になって、心にぽっかり穴が開いた感じで、仕事の作業は遅いし、部屋の片付けはできないし、本は山積み、服は脱ぎっ散らかしてて、こら!脱いだ靴下は洗濯機へいれてよ!ってむかしっから言ってるでしょ! そんなわたしの心を埋めるべく、仕事の合間に紹介したもらった「キンモウコウ」を購入した。シダ植物のワラビ科らしい

          ネコのいない秋がきた

          牡牛座は冬の星座

           『女性生物学者が、アマゾンの原住民と一緒に生活して、ついに最後未病の薬発見するんやけど、その薬の素となる虫が住む森を、森林伐採でどんどん切られていく。という話だった。なんて映画だったか覚えてる〜?』 自称文化人類生物学者の父に聞くと、「邦題:ザ・スタンド」「原題:MEDICINE MAN」という映画だよ。と、2分以内に返事あり。暇かよ。ヤフー映画の解説では、『「ダイ・ハード」のJ・マクティアナン監督と、S・コネリーが手を組んだアドベンチャー・ロマン。アマゾンの奥地でただ一

          牡牛座は冬の星座

          三途の川で写真を撮る

          仕事後、桑島智樹さんの写真展『前我我後』へ走る。 桑島さんのことばを拾う。 「三途の川で写真を撮っている。 これらは自己顕示欲の塊のような写真。でも、それらも変化をしてもはや、写真は条件反射となり、写真と自動書記の間を往復している。 行き着くのは、地獄なのか極楽なのかどこなのか。(略)」 『我我』の前後の写真がペタペタと混ざった写真展、ただただ素敵。わたしの好きな日常を切り取った写真ばかり。 わたしは日常の写真が好きだ。かしこまった写真も好き。写真、というものが好き。記

          三途の川で写真を撮る