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水曜日のおおよそ週報〜4月中旬〜

はじめましての人と話すことが多かった4月中旬。疲れてくると、黙々と餃子を包みたくなる。餡と皮の比率を見誤ることなく包めると達成感もあり、好きな作業のひとつである。先月、友人宅で頂いた中華セイロで蒸した手作り焼売は絶品だった。我が家では、土鍋に武器のようなステンレスの蒸し器をセットして調理している。簡単プラスお肉や野菜がとても美味しくなる(これ大事)。中華セイロのぷんと香る木の香りは、美味しさを倍増させるので、ここは雰囲気がでることも重視してセイロの購入を決意した。

お料理好きの友人に、中華セイロの購入検討についてアドバイスを求めた。「厚みがあるものを」「安いものはすぐ壊れるので注意」「蒸し野菜さいこー」「厚みがあるものが強い」なんだよ、「厚み」って。どうやら国産の桧を使用したセイロを購入したほうが良さそうだ。その情報をもとに河童橋の道具店へ足を運ぶ。セイロやふるい・カゴなどを扱うお店を何軒か巡り、セイロの値段と「厚み」が比例して高くなることがわかってきた。フタ・ミあわせて1万超えのお買い物となる。「厚み」はセイロの素材で変わることもわかった。

自分が納得できそうなお店の店員さんに声をかけた。「21mmの桧セイロがほしいです。フタ1つ、ミ2つ」「ごめんなさいね、21mm、実は今在庫がないのです。入荷してもすぐなくなるの。最近よく売れるのよね。それより大きいのはあるんだけど、、」なんと購入ができない。気持ちは、今週末焼売やっちゃう??というテンションだったので、正直あっけにとられた。手に入らないとなると、余計に欲しくなる。そうか、買えないこともあるんだ。竹や、白木の「薄い」セイロがこのお店にあることはわかっているが、この1日でセイロの目利き(おおげさ)ができるようになってしまったわたしはもう後戻りはできない。「厚み」があるセイロしか受け付けられない体になってしまっている。

もしかしたら実家に「厚み」のある使用していないセイロがあるかも、という淡い期待もまだ残っているので、実家の断捨離が終わる前に手に入れたいところ。ちなみに母のLINEはまったく既読にならない。

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