無難な選択ばかりは損もなければ大きな利益もない。小さくまとまらない2020年に。
「うおー!マジか…」「やった!きたーーーー!」
30代の野郎どもが新年早々、歓喜と落胆の浮き沈みを繰り返す。果たして僕の人生はどうなることやら…
そんな不安と喜びを味わいながら迎えた2020年。「人生ゲーム」をしながら年越しをしました🎉
「人生ゲーム」は誰もが知る人気ボードゲーム。
僕自身、小学生ぶりくらいに遊びました。社会人になってからは初めて。
社会人になってからだと、小学生当時はよくわかってない保険とか株とか資産だとか、そういうことに対して邪念も入り混じりながら遊べましたw
すべてはルーレット頼みなのでほぼ運ゲーなんですが、それがおもしろい。「描いてる通りに人生は進まんなあ…」と現実世界でもポロリとこぼす一言が漏れ出たり、自分のリアルな人生と重ねてしまう部分もあったり…笑
ただ久々に遊んで思ったのは「メリハリある人生はおもしろい!」てこと。
遊びながらも気づいたことがいくつかあるので書き残しておきます。
どんな職に就くかで収入の天井が決まる
人生ゲームの最初の分かれ道。それは「どんな職に就くか?」です。
僕が遊んだ版は「ビジネスコース」と「専門職コース」の2つに別れるんですが、ビジネスコースは言ってしまえば"サラリーマン"です。専門職コースはスポーツ選手、ショップ店員、プログラマー、医者などその他もろもろ。
もちろんルーレットの出た目次第では定職につけずフリーターもありえる。
サラリーマンは一定額の給料がもらえます。一方、専門職のなかには給料日のたびにルーレットを回して「出た目×◯倍」が給料という職業もある。
つまり収入の大半を占めるのは職業であり、おのずと収入の天井も決まるということです。これは現実社会にも置き換えることができますよね。
人生戦略において「どの職に就くか」は重要な要素のひとつです。
転職?スキル積まないと無理無理!
職業の話の続きですが「転職したらいいやん!」という意見があると思います。人生ゲームにももちろん用意されています👌
ところが…!転職するには一定のスキルポイントがないとできないんです。
スキルアップも昇進も同じ。つまり「転職しーよお!」で転職できるほど簡単じゃないんです。さらに、スキルポイントもドカンと増えることはなく地道に積み上げていくしかありません。
これもまさにそう。
自分のスキルが不足していたら転職は難しいし、スキルを積んでいても客観的に説明・表現できなければ「スキルある」と思ってもらうことは難しい。
一方で自分の仕事や活動を見える化して発信を続けると、思いもよらぬ出会いや仕事に繋がり、それが人生に好循環を与えることもある。
結局は自分の努力次第ということを痛烈に教えてくれます。
「資産形成」という名の備えをスムーズに考えられる
給料に頼ってばかりでは収入が大きく増えることはないのが人生ゲーム。
自ずと収入を増やすためには?という発想に至ります。
そこで登場するのが「株」。そして「お宝」や「家」といった資産です。
株を購入すると給料日のたびに「株の配当金」がもらえます(もしくは失います)。最終的には1株あたり◯円で売却できます。
「人生ゲーム」の株に対して僕が感じたのは「一発逆転ツールではない」という設計になってるなと。あくまで収入を増やす1つの手段。もちろんリスクもありますが「株で儲ける」という思考にならないようになってました。
現実に置き換えると、いざ株をはじめようと思ってもデメリットばかり目に留まり「株で儲けるより汗水垂らして働いたお金の方が尊い」的な思考になって結局やらない…てパターンあると思います。
そういった人には発想を変えるひとつのヒントになりそうです。
他にも「家」や「お宝」は最終的に売却してお金に変えることができるので、ゲームを通して「資産形成」という名の備えをスムーズに考えることができます。
人生で起きるトラブルはお金があれば解決できる
ちょっと聞こえが悪い見出しですが、ある意味真を突いてますよね。
人生ゲームには様々なトラブルマスが用意されていますが、大抵のトラブルはお金があれば解決します。お金がないとヒステリックそのもの。
借金を重ねれば重ねるほど、その場その場の選択が適当になり「俺の人生どうでもいい」感が強くなってきます…後半になればなるほど借金は重たくのしかかってきます…当然ながら利子もありますからね…
一方で資産形成していればトラブルマスに一喜一憂することもありません。
たかが「人生ゲーム」、されど「人生ゲーム」
「人生ゲーム」はお金が全て&運ゲーなので、そっくりそのまま現実社会に置き換えることはできませんが、自分のリアル人生に置き換えて考えたとき、参考になる考えや発見は少なからずあると思います。
今回久しぶりだったこともあり何回か遊んだのですが、無難な選択ばかり(リスクを取らない)だと、確かに大きな損はないですが、大きな利益もない。なんとも言い難い感情でゲームを終えました…
フリーターとして一生を終えた回もあったんですが、給料のギャンブル感は毎度ヒヤヒヤするし、一攫千金を狙ってギャンブル三昧…てこともありました。それはそれで楽しかったですけど、自暴自棄感は否めません…
どんな人生が一番いいかのか、そこに正解はありませんがゲームを通して一番の感想は「多少無理するくらいが楽しい」ということでした。
何かに取り組むことは何かを犠牲にすることでもあり、取り組まなければ出会うことのなかった感情と向き合うこともあると思いますが、それは自主的に取り組んだひとつの結果であり、人生のひとネタになりますよね。
はからずも2020年一発目は「人生」という壮大なテーマとなりましたw
今年は仕事も変わるので挑戦の1年でもあります。(詳しくはまた別の記事にで書きたいと思います)
noteでの情報発信しかり、2020年は小さくまとまろうとせず、多少の無理を承知のうえで仕事や子育て、その他の活動に取り組んでいこうと思います。
メリハリある人生はおもしろい!
今年もよろしくお願いします🙌
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