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「ググレカス」と言わせない検索方法

「ググレカス!」

言われた経験がある人も多いのでは?
その逆で、言ったことがある人も多いのでは?

ググレカスとは、ネットにおいて、検索すればすぐわかることに対する決まり文句ですね。人に聞いてばかりの人や調べ方が甘い人に対する叱責ワードでもあります。

でも、この「ググレカス」、とある前提がありませんか?

調べるキーワードがすでにわかってることが前提になってますよね。

そもそも、調べるキーワードがわかってないからググっても欲しい情報にたどり着けないわけですよ。

じゃあ、調べるキーワードはどうやって見つけるの?って話ですよね。

今回は、プログラマーでもある僕が普段実践してる検索方法についてお伝えしようかなと。

内容はプログラミング中心になりますが、プログラミングを各自の専門分野に置き換えていただければいいだけなので、誰しも実践できる内容です。
(※ 検索方法は最後にまとめています。)

ちなみに僕のこれまでの経験から言えるのは、仕事が早い人は検索能力が超高いということです。

「調べりゃわかる」は幻想

まず、「調べりゃわかる」は究極の答えです。そりゃそうだって話です。

そこは僕も同意します。

でも、調べ方がわからない人にとってはただの幻想と化します。

だって、調べ方がそもそもわからないわけですから。

何について、どのようにアプローチしていいかわからないまま、手当たり次第に検索し続けている状態なので、目的に近づいているかどうかも判断できません。

知識がある人からすれば、目的に対する現在地はあらかた察しがつきます。

しかし、知識がない人からすれば現在地すらも認識できない状態です。

そんな状態の人に「調べりゃわかる」と言ったところで、それはただの幻想でしかありませんよね。

「ググレカス」と吐き捨てるのは簡単

「ググレカス」は多くの場合、「知識のある人→知識のない人」という矢印ですよね。

もちろん、答えばかり聞く人に対しては大いに叱責していいでしょう。

しかし、ある程度調べてもわからない、解決の糸口がつかめない人に対して、「ググレカス」の一言で片付けるのはあまりにも乱暴すぎるのでは。

・どんなことを解決したいのか?
・そのためにどんな行動をしたのか?
・行動した結果、どのような状況なのか?

最低限、この程度は明確にしてあげたらどうでしょうか。

キッカケがつかめない人に「ググレカス」と吐き捨てるのは簡単です。

アプローチの仕方を学ぶことが何より重要

ここまでは、教える側に対する話をメインに進めてました。
もちろん、教わる側にも考えてほしいことがあります。

それは、「なぜ、この人はすぐ調べることができるのか?」を分析することです。

教わる側にありがちなのが、このパターンですね。

わからない👉質問する👉回答もらう👉試す👉うまくいく👉オワリ…

これ、次も同じことを質問する可能性が高いです。
理由は、うまくいった理由を分析してないから、ですね。

うまくいった理由を分析することで、なぜうまくいったのか?を体系的に整理することができます。うまくいくには理由がある場合がほとんどなので。

うまくいったということは最適な方法だったということです。

なぜその方法にたどり着いたのか?というアプローチの仕方を学ぶことは何よりも重要なんですね。

アプローチの仕方を学ぶことは「調べるキーワード」を見つけることに繋がるからです。

佐々木が普段実践している検索方法

では、まとめとして、僕が普段実践している検索方法について紹介して終わります。

僕の先輩でもあり、とあるプログラミング大会で世界第4位になったスーパープログラマーでもあるエンジニアが実践している方法がベースになっています。

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