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エンジニアとして働くうえで知っておいてほしい話

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SE×研修講師として働くなかで得た気づき、学び、そして反面教師にしたい話をまとめたマガジン。現役エンジニアもエンジニア志望の人にもタメになる思考法を中心に書いています。
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#エンジニア

エンジニアリングとnoteは相性がいいのか?

僕の肌感覚でしかないですが、エンジニアリングとnoteの相性はそこまでよくないような気がしてます。 クリエイターとは相性いいですよね。 写真家の人や漫画家の人にとってはギャラリー的な立ち位置でも使えますし。 エンジニアはnoteよりもTwitterですね! でもTwitterでエンジニアリングを呟くときは細部にこだわったほうがいい。 理由はこのツイート👇 エンジニアはソースコード上のtypo(いわゆるタイプミス)には寛容なのに、ツイート上のtypoには容赦ない✋

成長意欲高い後輩エンジニアに「焦って成長してもいいことない」って話した話

「できるようなるためにどうすればいいですか…」 職場の後輩(20代男性エンジニア)が深刻な面持ちでそう漏らしました。 どうしたの?と彼に尋ねると、 「できると思ったことも蓋を開ければ時間がかかるし、かといってなんで時間がかかるかもよくわからないから何も成長できてない気がするんです…」 だと。うん、めっちゃわかる。俺もそうだった。 今日はそんな彼に話した「成長をどう自己認知するか?」について。 ひとつの場所に囚われすぎないまずはじめに僕自身の話を紹介します。 学生

残念なエンジニアほど疎かにする「設計」

システム開発には工程というものがあります。 要求分析👉要件定義👉設計👉プログラミング👉テスト👉運用・保守 って感じですね。 システム開発をやってみたい人の多くは、どうしても「プログラミング」に一番フォーカスを当てます。まあ一番わかりやすい部分ですからね。 建設で例えると、実際に建てていく部分なのでイメージしやすいですよね。 ところが、その前段階の「設計」ってめちゃ大事なんですよ。 とにかく早く作ってみたい、毎日コード書いてたいって人からすれば、がむしゃらにプログラミ

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「ハマる」時間を極力短くする方法

エンジニアにとって開発を進めていると「ハマる」ことがよくあります。 ここでいう「ハマる」は「夢中になる」という意味ではありません。 「作成したコードが実行されず、長時間解決できない状態」を意味します。 エンジニアでない方にとっては慣れない解釈の仕方でしょうね。 ここからは「ハマる=うまくいかない」という解釈で読み進めてください。 エンジニアにとって「ハマる」時間は極力短くしたんですよ。 なぜなら、ハマってるうちは作業が進まないからです。 エンジニアの開発作業というのは

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「ググレカス」と言わせない検索方法

「ググレカス!」 言われた経験がある人も多いのでは? その逆で、言ったことがある人も多いのでは? ググレカスとは、ネットにおいて、検索すればすぐわかることに対する決まり文句ですね。人に聞いてばかりの人や調べ方が甘い人に対する叱責ワードでもあります。 でも、この「ググレカス」、とある前提がありませんか? 調べるキーワードがすでにわかってることが前提になってますよね。 そもそも、調べるキーワードがわかってないからググっても欲しい情報にたどり着けないわけですよ。 じゃあ

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「成長が遅い」プログラマーの共通項

新入社員の講師を長年務めていると 「おーこの子本当に初心者!?」 「あっという間にデバッグできるようになってる!」 と、教える側が驚くほどの速さでプログラミングをマスターする子がいます。いわゆる、成長スピードが早いってやつです。 文系出身で、プログラミング未経験、むしろパソコンは大学のゼミでレポートまとめるときくらいしか使ってません。 みたいな子でもメキメキ成長するんですね。これ本当です。 大体2ヶ月もするとシンプルなWebアプリならスイスイ作れます。 一方であんま

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プログラミング学習に必要な5つの「資質」

僕がプログラミング学習を本格的に始めたのは会社に入社してからです。 それが今では講師としてプログラミングを教える側に回っています。 なぜプログラミングど素人だった僕が、今では直接仕事の依頼をいただけるまでの講師になることができたのか ちょっと考えてみてください。 ・もともと人前で話すことが得意だった? ・話すこと自体が好き? ・質問しやすい雰囲気がある? いろいろ思い浮かぶかもしれませんが、技術系の講師は「話がうまい」「人柄がいい」だけではやっていけません。講師スキル

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「そのへんのエンジニア」として埋もれたくないなら最低限やっとく3つのこと

このnoteを読んでいただいているということは、エンジニアの方ですか? それともエンジニアを目指している方かもしれませんね。 僕はSEと講師の二足の草鞋を履くハイブリッドSE歴6年のエンジニアです。前回のnoteは講師目線だったので今回はエンジニア目線で。 僕はSEとして主にWebアプリの開発をしていますが、自社開発だけでなく、受託開発、出向、SESと様々な立場でのシステム開発を経験してきました。なので、良くも悪くもいろんなエンジニアに出会ってきました。 いろんなエンジ

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「技術のわかる」講師が育たない理由を、講師も務めるハイブリッドSE歴6年の僕が教えます

僕は普段SEとして働いています。設計からテストまで一通りやっています。その傍ら、講師の仕事にも取り組んでいます。 主に新入社員研修の講師を務めていますが、同世代の講師には滅多に出会いません。研修先の人事担当者や受講生にも「結構若いんですね」と言われるほど…それだけ「技術のわかる講師」が高年齢化しているということです。 少子高齢化は日本の問題であると同時に、SE業界の問題でもあるんです。 ここで言う「少子」は「技術のわかる」講師ですね。 これ、現役エンジニアの皆さんにはあ

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