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英語で「言える」持ち駒を増やしてくれる書籍

日々の生活で感じたことや「こうした」、「ああした」といった動作や行動を英語で言いたいけどなかなか言えない。日常会話とはそうした他愛のないことが多いもの。

そんな中、日常で目に見えたこと、思ったことを「瞬時に英語でつぶやく」トレーニング本が出ました。

英語が話せるようになるのは、そうした表現の持ち駒をどれだけ多く蓄えているか、貯金があるか、そしてそれを瞬時に口に出せるか、が決め手になります。

この本のいいところは、最初は現在形のみの1文からスタートし、2文、3文、最後は1分間トークと徐々に積み上げ式でステップアップしているところです。

日本人英語学習の多くは、1文で会話が終わってしまうことが多く、表現に厚みがありません。英語話者の会話スタイルは、1文で終わるのではなく、一言多い(one word too many)のが流儀です。発話ボリュームが全体的に多いんです。

その点、この本はその辺りもよく言う例でカバーしてくれています。

彼の声はよく通る。(p27)
I can hear him very well.


今日は医者へ行った。
もっと歯を磨くように言われた。
(p 90)
I went to the dentist today.
I was told to brush my teeth more.
    (p91)

場面も朝の起床、朝ご飯、出勤から、コンビニ、買い物、料理、テレビ、旅行の様子、健康状態まで、あるあるの例文がたくさん掲載されています。

こういった効率的に1冊にまとまった書籍を使って、まずは日常の「言える」表現の持ち駒を増やすことが大事かと。

お勧めです。



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