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[子育てx科学] 科学の知見を育児に活かす

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慣習や雰囲気ではなく、エビデンスに基づいた科学の知見を育児に活かしたい。そんな気持ちで、読んだ書籍の子育てや知育に活かせそうな内容を備忘録をまとめています。 巨人の肩の上に立てる… もっと読む
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記事一覧

「バイリンガル教育の方法」をおうち英語に活かす: 0歳~15歳の英語教育

<日本語家庭向け>0-15歳までの発達と言語教育のポイント[0-2歳] 親の母語で語りかけが大事。幼児の言語習得の動機は周囲の社会のメンバーの一員になること。親が不得意な言語でぎこちない語り掛けをするのは避ける。 [2-4歳]言語的に親子の話し合いなど双方向の会話が大事。母語の発達を阻害しない程度に、歌の聞き流しなどで英語の耳作りは良い。 [4-6歳]母語で15-30分でもいいので本の読み聞かせ、余裕があれば英語も追加すると良い。「バイリンガルを育てたいなら本好き・読書付きの

[子育てx科学] 子育て視点で読む「日本人の9割が知らない遺伝の真実」 〜行動遺伝学〜

「日本人の9割が知らない遺伝の真実」を読んで、行動遺伝学の知見を子育てに活かしたい!という視点から要点を纏めた。 結論として大事なことは、【子育てで、親は子供の適性探しをするのが最重要】ということ!そして、転職や職種替えを恐れずチャレンジし続ける親でありたいと思った。 行動遺伝学の本がめちゃくちゃ面白かった! 知能と性格は遺伝の影響が5割で家庭内教育の影響はほぼ無いという絶望感。なんなら幼児教育も短期的影響しかない。 ならば【子育てでは子供の適性探しをするのが最重要】親

[子育てx科学] 子育て視点で読む「パパは脳研究者」

「パパは脳研究者」を読んで脳科学の知見を子育てに活かしたい!という視点から本の要点を纏めた。 結論として大事なことは、【子供にアウトプットさせること】【まず自分で考えさせること】【子どもに多様な「よい経験をさせる」こと】。 子育てで気になる事を脳科学的に解説されてるかなと期待して「パパは脳研究者」読んだ。以下知育観点で気になったポイントの備忘録↓ ★この本の読み方の注意★ 理系論文の読み方に慣れている人は大丈夫と思うけれど、この本は基本エッセイなので、第一子を育て中の方に