ニンジャになりたいか…みんなNINJA TRAINERでニンジャになろう！！！

　ダーツってすごいチャラい趣味だと思ってた。女友達は彼氏に影響されてダーツ初めたっていうし。今、ダーツライブは東京卍リベンジャーズとコラボしてるし。しかし、平日昼間のゲーセンに行ってみるとそのイメージは変わる。一人で来て黙々とカウントアップとかをしてる人々がいるのだ。あぁ道を極める者の顔をしている…。
　学部生の頃は男女入り乱れて「負けたらテキーラ的ダーツ」もしたことはあるのだが、気の知れた友人と平日昼間から筋肉痛になる程ダーツを打ち込む1日を体験してしまうとテキーラダーツも陳腐に感じる。次の日にはAmazonでマイダーツとダーツライブカードを買ってしまうくらいにはハマった。
　そんな私がこの間、修論執筆をサボって友人とダーツに行った折に出会ったのがNINJA TRAINER だ。端的にいうとダーツが手裏剣に変わったやつだ。ダーツライブのように光るボードに無数のトゲトゲがついていてその隙間に投げたラバーの手裏剣が摩擦で留まるようになっている。

そうか…私は本当はダーツじゃなくて手裏剣を投げたかったのかも知れない。兎にも角にもマイ手裏剣（600円）を買わないと何も始まらない。値段にはちらりとも逡巡せずに買う私と友人。別の場所で買うのではなく筐体本体で手裏剣を買えるのは嬉しい。後で気づくのだがそのお店では手裏剣を貸し出ししてくれるのだった。いやいや、穴じゃなくてドリルが欲しいんだからいいんだよ！！！！！

甲賀伴党二十一代目宗師家で伊賀流忍者博物館名誉館長？！伊賀と甲賀の争いは無くなったのだな…バジリスクタイム！！！
　手裏剣をしっかり刺すにはコツがいるとか、1プレイ4ラウンドしかないとか、ゲームの種類が少ないとか色々あるが、手裏剣を投げる楽しさの前には微塵も気にならない。その日は正直ダーツよりも手裏剣をやっていた時間の方が長かった。オススメの遊びは「陣地奪取」手裏剣を使ったパネルアタック25みたいな感じだがそこそこゲーム性があって楽しい。アタックチャンス！！
　卍型の手裏剣みたいなバリエーション展開とかダーツライブのようなデータを記録できる巻物的なアイテムとか色々工夫出来そうな部分はあるが、それもこれも知名度が上がっていかないとどうしようもないので、私がこうして筆をとっているわけだ。
　将来なりたい職業ランキング1位がYouTuberだとか2位が医者だとか言っているが、結局ホントのところは「ニンジャ」だと思う。皆さん真なる願いに気づいていただきたい。

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　それにしたって設置店舗が少なすぎる！天下の江戸に2店舗とな！手裏剣はカラーが四種類あるので金がある人はコンプする勢いで買って欲しい。

https://ninja-trainer.com/jp/consumer/

家で練習のできるボードも売っているので買おう！ダーツボードに代わるNewモテインテリアだ！