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まいにちフランス語、聴いてますか? 【語学】

こんにちは。モトです。

今日、久しぶりにNHK《まいにちフランス語》のラジオストリーミングを聴きました。きっとフランス語学習者にはお馴染みですよね。

私が日本にいた頃は、数ヶ月間、入門編をなるべく毎回聴くようにしていました。フランスに来てからは語学学校のA2とB1クラスに通い、家ではゴリゴリ宿題に追われていたので、しばらくNHKラジオは聴かなくなっていました。

今日は久しぶりにラジオストリーミングを聴いてみて、改めて気付いた点がいくつかあったので、シェアしたいと思います。


①入門編

まいにちフランス語(入門編)のレベルはだいたい、仏検4〜3級レベルくらいでしょうか。ボキャブラリーを増やしたり、日常会話でよく使われる言い回しを学んだりするのに役立ちます。レストランでのダイアログなどは、フランスに来てから「ラジオそのまんまだ!聴いててよかった!」と思った記憶があります。

今聴いてみると、入門編のフランス語のスピードはすごくゆっくりです。すごぉ〜く、ゆっくりです!「これでリスニング練習♪」なんて思ったら撃沈しますのでご注意ください…。

(リスニング強化にはTV5MONDEの学習教材でひたすら練習するのがおすすめです!TV5については、また別途記事を書きたいと思います。)


②応用編 【超おすすめ】

今日は、まいにちフランス語(応用編)も聴いてみました。日本にいた頃は、試しに応用編を聴いてみたら単語が難しく、何も聴き取れなかったのですが…。さすがに今では「たまにわからない単語や文法があるけれど、言っていることは70%くらい理解できるかな」という感じでした。

おそらく、応用編でもリスニングのレベルはそんなに高くないと思います。A2くらいでしょうか。音声スピードはやはりとてもゆっくりだったので、リスニング練習にはあまり向かないと思います。

(何度でも言います。リスニング強化のためにはTV5MONDEでひたすら練習してください!)

しかし、文法解説がすごく丁寧!!これには感動しました。解説されているのは清岡智比古先生。そう、かの有名な入門書『フラ語入門、わかりやすいにもホドがある!』の著者ですね。


何を隠そうこの私、フラ語を独学していた時に、この本で基礎を固めたと言っても過言ではありません。一通り読み解きした後も、何度も読み返しては文法を確認することがありました。私が持っているフランス語の文法書の中で、一番使い倒した文法書です。

この清岡先生が、相変わらずのわかりやすさで、この本には載っていないような中〜上級構文を解説してくれるのです。

これ、ストリーミングで聴けば無料ですよ??すごい!!

今日、2日分を聴いただけでも、学校で教わったことのない構文・言い回しや動詞の使い方を知ることが出来ました。


③聴かなきゃ損。

私、語学学習は質より量だと思うのです。語学は、効率を求めてもそんなに早く上達はしません。ある程度言葉が使えるようになりたければ最低でも500時間とか、1000時間とか勉強しなければいけないし、かといって完璧である必要も無く、「どこかで一度聴いたことがある文法だから2回目に聴いた時になんとなく意味がわかる」くらいの曖昧な知識でも役に立ちます。

なので、同じ音声を何度も聴く・同じテキストを何度も読むより、どんどん新しい知識を詰め込んでいく(そして忘れる、そしてまた覚えるを繰り返す)ほうが結果として知識の範囲は広く、実用的なフランス語が学べると思うのです。

そう意味では、コンスタントに新しい知識が学べるラジオは最適だと思います。無料ですし。

私はパソコンでストリーミングを聴きながら、一時停止してメモを取ったり辞書を引いたりしています。便利ですね。これが1時間だったら疲れますが、15分なのでへっちゃらです。たった15分のラジオでも、すごく勉強した気になれます。この短さも、継続するには良さそうです。

テキストも売っていますが、日本から購入するのは手間とお金がかかるので、私はひとまずテキスト無しで、メモと辞書を片手に、今後しばらく続けてみようと思います。

今回の記事は以上です。今後も皆さんと、フランス語学習法などなどシェア出来たら嬉しいです。一緒にフラ語上達しましょうね!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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