見出し画像

いつまでも私だけの姉

もうすぐ姉が遠くに転勤する!
本当にもうすぐ!!!!明日!!!!!


約一年くらい、姉と二人暮らしをしていた上、今までにない距離離れてしまうことになるので、勝手に少し感傷的になっている。(全然国内ですが)

家の中が段ボールでいっぱい。



姉との二人暮らし楽しかったな。


大体の夜、私が先にご飯を食べていたら姉が帰ってきて、

そのタイミングで私は録画してたバラエティをつけて、(大体、アメトークか、霜降りミキXITか、テレビ千鳥か、水曜日のダウンタウン、その他漫才番組。お笑い大好きふたり。)姉と一緒に観る。

私が食べ終わって、姉はまだ食べていて、私がもう少し人と話していたい気分だったら、テーブルからテレビ前のクッションに移動して、テレビを観る。

姉と大笑いする。


そのまま、流れるままにテレビをほっておいて、お互いのことをいっぱい話していたら、テレビは流すものがなくなって真っ暗になっている。

それも気づかないくらい話していたら、朝になりそうになって、慌てて寝たり。


私はお笑い番組を姉と観たいし、ドラマも姉と観たいので、一人では観ない。
どんなに暇でも観ない。

姉も、一人では観ない。(これはちょっと嘘。姉はまぁまぁ一人でも観る)

「これ一緒に観ようね。」と約束したことは一度もない。


はずいので。

はずい。


今日の姉、どこにも行かなそうだな。と思ったときにさりげなくつける。
姉も、私が部屋にこもらなさそうだな。というときにさりげなく面白そうなのを流す。

どちらもこれしかできない。

はずいので。


たった今、ブログを書いている今も、リビングにいる姉からドア越しに、「テレビ一緒に観よや」の気配がする。
「大豆田とわ子一緒に観よや」の気配。



(今、気配の圧に耐えきれずリビングに行ったけど、私の顔を見るなり「風呂入ろ」と行ってお風呂に行ってしまいました。???)
(気配の圧とは???)


たまに姉をご飯に誘うときなどある。
大体断られるけど、良いときは、「何時。」と言われる。

「うん。」とかより先に、「何時。」と言われる。
私が「16時!」など言うと、「おん。」という。

おん。

あの場面のときの、だるそうで、猫背だけど、今にも笑い出しそうな、あの雰囲気が、お姉ちゃんだなぁ、と思う。


私たち姉妹の間には、はずい。があって、今更言うことでもないだろう。という、武士みたいな頑なさで、お互いに関する感情を出さない。


ただ私は、姉の友達から、私のことを話す姉の、楽しそうな笑顔の話も聞いている。

私も、ただならぬ大きさで、姉のことが大好きなので、
つまりとても寂しい。寂しい!


さみし〜〜〜い!


姉ーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!




姉が遠くに行くことについて、母と話していたら、なんだか泣けてきて、なんか本当に泣いちゃって、母に「さみしいんやな。」と言われて、そうか、私さみしいのか。と分かって、そしてまた泣いてしまった。

そしたら母も静かに泣いていて、

モスバーガーで親子二人で泣いてしまった。



そんな感じで、とにかく寂しいですが、姉に守護の結界を張って、見送ろうと思う。

いつまでも私だけの姉。
Love you my 姉!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?