飛び立つ力を与えてくれた気づき ――「自己イメージを変える」
こんにちは。みんです。
さて、今日の本はこちら『いま、翔び立つとき ―女性をエンパワーすれば世界が変わる』です。多読家の方の勧めで読んでみました。
世界の恵まれない地域についての記述が多く、中には「地域特有の慣習で、少女のうちに女性器を切除され、出血多量で死ぬ方も居る」という生々しい記述も…。
「世界にはまだこんな恵まれていない人達も居るのか…自分は今の環境に感謝しなければ。」と思いつつ、どこか他人事のように読んでしまっていました。
本の中盤に差し掛かり、女子教育の話に。
とあるシスターが、インドの中で最下級の扱いを受けている集団”ムサハール”に手を差し伸べます。
ムサハールは、カースト制度ではもはや人間でさえない、最下層の身分として扱われており、他の人と道具を共用したり、道を歩くことも許されないとのこと…。
日本では考えられないほど、ひどい仕打ちですよね。
女性はその中でもさらにひどい仕打ちを受け、日常的に性暴力を受けているとのこと…。
生まれてからずっと、『お前は底辺のちっぽけな存在だ。何も欲しがる権利はない』と言われ続けているのです。幼いうちに口をつぐむ処世術を覚え、変化を期待せず、何も望まないようになってしまうのです
この一節を見て、ふと気づきました。
この言葉、自分で自分に言い聞かせていたかもしれない。
私に出来るわけない、欲しがっても無駄 …そう思うことで行動を起こす勇気を失っていたかもしれない。
自分で自分にそんなイメージを植え付けるなんて、おかしな話ですよね。
ムサハールの少女たちも、シスターの愛により自己イメージを変えることができ、様々な奇跡を起こしていきます。
その後著者メリンダ・ゲイツさんご自身のエピソードでも
自己イメージを上げること、自分の能力を自覚することが妥協なき人生を歩む力になると綴られています。
周りの人たちのサポートのお蔭、と述べていますが、
まずは自分自身が、自分の能力を信じてあげることが大切なんだなと改めて感じました。
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