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頑固で八方美人

私にとっての「正しさ」と他人にとっての「正しさ」が違うとき、私は「あ~、違うんだなぁ」って思っておくだけにしていると気づいて・・・・

そこからさらに思うことがあります。

だから私は他人が苦手って思ってきたんだな

ということです。そして・・・

だから私は八方美人と言われたり頑固と言われたりしたんだな

ということでもあります。

私にとっては他人との関わりの中で「この部分はあなたの方が正しいけれど、こちらの点に関しては私の意見の方が正しと思う」なんてやり取りが嫌で嫌で仕方なかったのです。

「私のためにあなたの考えを変えてくれなくていいし、その代わり私もあなたのために考えを変えたくないの」と思っていて、その上妥協案を出してくる人のことを「私を無理矢理納得させようとしてくる」と思っていました。

「歩み寄ること」=「他人と好意的に付き合うこと」

「理解しておくこと」=「他人と好意的に付き合うこと」

こんな違いがあったのかなと思います。

だから、「こっちが正しいよ」と言われても心からそう思うことができない、のではありません。

正しいとは思えるのです。

ただ・・・「あなたにとっては」です。

だから昔から親の助言に対しても「お母さんがいいと思うならお母さんの人生の中で実現させればいい。私はしたくない」って恐ろしいことを言っておりました(笑)

きっと私は頑固でどう伝えたらいいか分かりづらい娘だったんだなぁと、今分かりました。

同じように、私と少し離れた人からすると「あなたもいい」「こちらのあなたもいい」「私もいい」という態度の私は八方美人にしか見えないのです。

そりゃ、私にとって他人が苦手なんじゃなくて・・・・・

お互い様だったってことかもしれないと気づいて、今までずっと付き合い続けてきてくれた人たちに感謝だなぁと思うのです。

だから私は他人が苦手なんていう被害者みたいな意識はやめます。

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