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ダメな自分をやめる

「私はダメな人間だから上手くいかない」はやめる。

「私はダメなところがいっぱいあるけど、でも自分のことが好き」


もやめる。

最近私はこう、決めました。

自分のダメなところも受け入れて、それでも好きでいるって一番いい在り方だと思っていた時もあったけれど、

すぐには慣れず心がついてこないだろうけど、

どちらもやめると決めたのです。

それらはどちらにせよ「自分はダメ」が前提となっていると気づいたからです。

さらにこれは自分には欠けたところ、問題、足りないものが常にあると思っているということで、ひとつ解決したらまた次の問題を探して自分を埋め立てていく作業の繰り返しをこれから先もずっと続けていくことなんだと気づいたし、私はこの作業に魅力を感じないと自覚したからです。

もしかしたら今更こんなことを言いだすのは私だけかもしれないくらい当たり前のことかもしれないし、もしかしたら突然こんなこと言いだすのは私だけかもしれないくらいおかしなことかもしれませんが。


私はずっと問題を解決することで人間は成長するのだと思ってきました。

例えば国語が80点で数学が50点だった場合、まずは数学の点数を上げるよう勉強をします。数学も80点くらいとれるようになったら次は国語もあと20点上げられるように勉強をします。

急に学生に戻った例えですが、これが私にとっての成長の意味でした。

成長するためには足りないところ=ダメなところを見つけなくてはいけないから・・・成長したいと願えば願うほど、自分のダメなところ探しが上達してしまっていました。

大人になるとテストの点数のように明らかな判定方法がないことが多くて、欠点を埋められたかどうか確認しがたいからさらに厄介でした。

で、私は他人と比べる癖もついてしまいました。


と、気づいたからやめることにしたのです。


やめ方はどうやら簡単なようです。

もちろん目標を達成するための行動はやめません。

「私にはいいところがいっぱいある」

こう捉え方を変えるだけでいいようです。

たぶん、また何か上手くいかないことがあると過去まで遡ったり違う事例も持ち出したりして「私ってやっぱりダメだ」って思おうとするのだろうけど・・・

ここまでは今までの私。

これからはさらに

「私の向上心が大暴走してるわ」と上書きします。

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