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関係人口を増やすには「関わりしろ」が大事

おはようございます(もはやこんばんは)。
ARスポーツ『HADO』の生みの親こと本木です。

今回は一昨日に書いた「関係人口」についての続きをさらっと書きます。
そんな人いないと思いますが、万が一前回の記事を読んでいない方は、まずこちらをお読みください。

ざっくり書くと、地方創生の分野には「関係人口」という概念があり、「観光客以上、移住者未満」の人達の事を差したものです。

つまりは、移住するのは難しいけど、その地域に対して熱い想いを持っていて、中長期的に地域に貢献したいと思っている「地域のサポーター」的な人達の事です。

そして、その「関係人口」という考え方って、そのままマイナースポーツにも転用できるのではないか。
競技の「関係人口」を増やすことができれば、地方での大会開催や動画等のコンテンツの量産など、人的リソースが必要な課題は解決できるのではないか。
という事を書きました。

「関係人口」の増やし方

じゃあ、「関係人口」を増やすにはどうしたらいいの?ってとこなのですが、これを書くにあたって、下記の書籍を参考にさせて頂きました。

沢山の「関係人口」事例が載ってますので、興味ある方は読んでみて下さい。

色々と事例を見ていて、「関係人口」をつくる上で重要だと思った考え方を一つ紹介したいと思います。

それは、ズバリ…

「関わりしろ」をつくる

という事です。

「関わりしろ」をつくる

「関わりしろ」とは言い換えるならば「弱み」です。
人はなんの課題もない「完成された地域」には興味を示しません。
地域の人は、その地域のイケてない所や弱点をすべてさらけだし、「自分でもなにか力になれるかもしれない」と思ってもらう事が大事です。

そして、「力になりたい」と思ってくれている人に対して、どんな小さい事でもよいのでお願い事(役割を与える)をして、どんどん巻き込んでいきます。

そうすることで、どんどん関係値は深くなり、「関係人口」になっていくのです。

これはマイナースポーツの場合でも同じで、得てして自分のやっている競技の長所ばかりを言いたくなってしまいます。

「こんな最高でイケてる競技なんだから、君も一緒に流行らせようよ!」みたいな感じですね。
でも、受け手としては、「そんなに最高なら僕の関われそうな事ってないな」ってなっちゃいます。

そこは、悔しいかもしれないけれど、今の課題や弱みをつまびらかにし、課題を「共有」して、聞き手に「関わりしろ」を感じてもらったほうが得策です。

人間は常に関われる隙(スキ)を探しています。

今後、「働き方改革」やAIの台頭によって余暇時間はどんどん増えていきます。
そんな人類総暇人社会において、自分の力を発揮できる場というのは貴重な場所になっていきます。

「関わりしろ」というのは、そんな関わりを求める人の拠り所になるはずです。

最後に

という事で、「関係人口」を作っていくには「関わりしろ」を感じてもらおうという話でした。

僕のやっているARスポーツ『HADO』も「関わりしろ」だらけです。
「HADOをサッカーを超える競技にする」と言っていますが、その道は半端じゃなく険しく、到底僕らだけでは達成できません。

沢山の人と共に「サッカーを超える競技を創る」という物語を前に進めていければと思っていますので、興味ある人は是非『HADO』の「関係人口」になってください!

それでは、また明日!!


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