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#映像制作

バーチャルプロダクションとは?その3
InterBEE2021に見たLED ICVFXの現状

バーチャルプロダクションとは?その3 InterBEE2021に見たLED ICVFXの現状

前回、殆どのVirtualProductionのシステムのプラットフォームはUnrealEngineが担っているという事を書きました。それで次回はLED ICVFXの要となるLEDディスプレイについて書きます。と、明言したのですが。。。しかし、InterBEE2021の初日に行って、バーチャルプロダクション関連で数社出展していたので、そこを今、旬なうちにレポートしておかないと!と思い、バーチャルプ

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バーチャルプロダクションとは?その2全てはUnrealEngineに集約される。

バーチャルプロダクションとは?その2全てはUnrealEngineに集約される。

前回でLED ICVFXっていうものがどんなものか雰囲気だけでも掴んでもらえたかと思います。

このInCameraVFXという技術。このシステムの基盤となっているアプリケーションがEpicGamesのUnrealEngineなのです。聞いたことある人も多いかと思いますがUNTYと並ぶ2大ゲームエンジンで同社の「フォートナイト」はもちろんのこと、「ファイナルファンタジー」「ドラゴンクエスト」「スト

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バーチャルプロダクションとは? 自分がLED ICVFXの撮影を通して実感した「映像の未来」

バーチャルプロダクションとは? 自分がLED ICVFXの撮影を通して実感した「映像の未来」

最近、動画の世界で耳にするようになったバーチャルプロダクションという言葉。
自分もPronewsの「Virtual Production Field Guide」というシリーズの取材で2021年の初めから、様々なスタジオや撮影現場を取材させてもらって、ここ半年でシーズン4まで続き20本以上の記事を発表しています。

もともとは「シネマトグラファー小林基己の視点」第1弾として2020年10月にCan

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FUJIFILM X-T4をいち早く使わせてもらった感想をかなり濃い記事にしました。

FUJIFILM X-T4をいち早く使わせてもらった感想をかなり濃い記事にしました。

まだ桜が咲き始めたころ、外出自粛があまり騒がれていなかった時期にX-T4の量産機のデモをお借りして記事を書かせてもらいました。
X-T3ユーザーである自分の熱い思いが溢れすぎて、約6,500字の記事に。
たぶん日本においてはレビュワーでもYouTuberでも、ここまでX-T4について詳しく書いた記事は無いと思います。(海外はかなりマニアックな画質検証とかしてる人もいるので、なかなか侮れない)

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小林基己(Motoki Kobayashi)への仕事の依頼について

小林基己(Motoki Kobayashi)への仕事の依頼について

 肩書はシネマとグラファーとなっていますが、ムービーカメラマン、撮影監督と呼ばれている職業です。それ以外にもいろいろ手を出してる事があるので、紹介するページを作ってみようと思い、この記事を書きました。
 もし、何かありましたら、まだ決定していない段階でも良いので一度相談して頂けると嬉しいです。料金に関しても相談していただけたら、最善をつくして希望に添える方法を考えます。です。基本的には映像撮影関係

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