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私が出会った素敵な人「柴田涼平さん」

今回からは、私が出会って影響を受けた人や取組みを紹介させていただきます。取材を行うというよりは、私なりの紹介をさせていただき、ご本人に内容の確認・了承をいただいた上で掲載させていただく流れで進行していきます!

※私自身の自己紹介は、こちらのnoteに記載しておりますのでご覧いただけたら嬉しいです。

さっそくですが、他己紹介の1本目は、やはりこの人「柴田涼平さん」
おそらくここ1年で一番影響を受けている素敵な方です。

プロフィール
お名前:柴田涼平さん
>合同会社Staylink共同代表
>株式会社とける代表取締役
>NPO法人 E - LINK理事
>株式会社北加伊道取締役
>島プロマネージャー
※↓は昨年実施したクラウドファンディングです。
記事内に柴田さんの想いや自己紹介の記載もあるので、こちらもぜひご参照ください!
https://camp-fire.jp/projects/view/316680


柴田さんは本当多才で色んな事をやられているので説明が難しいですが 笑
① 合同会社ステイリンクさんでは、札幌に3棟、小樽に2棟のゲストハウスや小さなホテル、一棟貸しの宿泊施設を運営されています。
② また、NPO法人 E - LINKさんでは、学童教育も担われていて
地域や子供達との関わりを大切にされながら、事業を展開されています。
③ それ以外にもプロジェクトベースで「北海道移住ドラフト会議」「ゲストハウスサミット」の主催もされています。
④ 最近では、昨年10月から「北海島プロジェクト」を開始されているのと、新たに「株式会社北加伊道」で北海道の課題を解決する新しいビジネスをスタートされています。


ものすごい量になりそうなので、抜粋して以下テーマで少し書かせていただきます。

■ゲストハウスについて


皆さんはゲストハウスと聞いてどんなイメージを持ちますか?またゲストハウスに泊まられた事はありますでしょうか?

私は数年前まではゲストハウスに行った事も泊まった事もなく、なんとなく旅をしている人が宿泊する施設なのかなぁ程度の認識しかもっていませんでした・・。
これは勉強不足で恥ずかしい事でもあるのですが、柴田さんから聞いた話では、「ゲストハウスの認知度は日本全体で1~2%」とというデータがあり、まだまだ少ないというのが実情だと聞きました。

そこで始めた取組みの1つがゲストハウスサミットというお話で
この限られた顧客をみんなで奪い合うよりマーケットを広げる方がみんなが幸せになれるという視点です。

柴田さんは、札幌に3棟・小樽に2棟のゲストハウスや小さなホテル、一棟貸しの宿泊施設を運営されているのですが、私が最初に柴田さんと接点を持ったのは、宿泊されている海外の方の困り事に店舗で貢献できる事がないかとコミュニュケーションをとったのがきっかけでした。
それがきっかけで、主催されているゲストハウスサミットの存在を知り、調べるきっかけになっていったわけですが、もっと早くゲストハウスの存在を知っていればよかった!!と強く思います。というのも、とにかく素敵な方々が多く、学びが多い。

私の視点というバイアスがかかりますが、ゲストハウスを運営されている方って
・日本人も海外の人も受け入れているからか寛容でやさしい方が多い印象
・海外経験や道外に出た経験がある人も多く、外からの視点も持っている
・何か変える・変わるとか残すとか、前向きにチャレンジされている方が多い印象
・地域の事が好きで運営されている方が多く、いろんな話を聞ける
・自己都合というより、地域と一緒に取組みをされている方が多い印象
・地域おこし協力隊やまちづくり株式会社など地域に深く根差されている印象

色んな形態や取組みがありますが、このような方々も多くいらっしゃる印象でとにかく素敵だなと。

ぜひまだ未体験の方は、出張や旅行の際にはゲストハウスに宿泊していただいて、その地域の方々と触れ合ってほしいです。旅や出張の景色や理解・思い出は何倍にもなると思いますね。

■柴田さんが作る心地いい世界観


柴田さんは、「あらゆる境界を融かしていく」というのを大切にして事業展開されているのですが(最近株式会社とけるも起業されたそうです)
人柄からも宿からもその想いが伝わってくるんですよね。
しっかりと話を聞きながら、否定せずに肯定し受け入れつつ導いてくれるんですよね。なので仲間が増えるし、人も集まる。
以前ゲストハウスWAYAのイベントに行っていた際に、初めて来た方がいたのですが、札幌にきたばかりで友達がいなく、ここに来れば友達ができると聞いたのでと話していて、そういう認知がされる場を作るのってシンプルにすごいことだなと。

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振り返ってみると、大人になると、仕事仲間や仕事からの友達は増えていきますが、友達入口でのつながりが増える機会って少なくなっている気がしました。

柴田さんとの交流やコミュニュティとの関わりでここ数年友達入口のおつながりをたくさんいただけているのですが、改めてありがたいことだなぁと思うわけです。
というのも、仕事経由だとある程度その領域で関わりをもつケースが私は多かったのですが、友達入口だと自分と全然違う事や価値観をもっている人と出会えるので見識を広げられるのがありがたいです。インターネットとかもそうだと思うのですが、趣味・思考にあわせて記事とか出てきますが、逆に関係性の低い情報って取りにくくなりますよね。

■風の時代へ


最近メディアとかでも取り上げられている占星術?では今は風の時代へ入ったそうです。全然詳しくもないのに引用させていただいたのですが、
この風の時代で変化として定義されている内容が今感じている事とまさしく合致しているなぁと納得感がありましたので、引用させていただきました。
気になる方はぜひ調べてみてください!

私は世代的にはミレニアル世代と呼ばれる年代ですが、価値観でいくと地の時代・風の時代のちょうど中間ぐらいの年代かなと思っています。
大人になったら、一軒家に住んで、いい車に乗って、男なら会社でえらくなって。そうなりたいと思って大人になりましたが、
今は色んな場所に住んでみたいし、えらくなるより必要とされて能力を発揮できる事をやりたいと思ったり、ちょっと心変わりがありました。

社会全体もどんどん開拓・消費・成長していく時代から
これからは維持していかないといけない時代、最近よく聞くサスティナブルという事が大切に
なっていますよね。
このあたり掘り下げるとこれまた長くなりそうですので(うまくまとめる自信もなし笑)ぜひ↓の著書を読んでいただけるとよいのかなと思います。
ユーグレナ社の出雲社長がかかれている本です。個人的には信用と信頼というお話とかも好きです。


■資本主義について考える


その時代の変化の中で以前柴田さんと一緒だったときの話題の1つで「資本主義ってどうなのかなぁと最近考えたりしています」という話をしました。

ほぉ・・。

会社もそうですが、資本主義が根底にある為、経済活動(利益)を追求しないといけない、それはもちろん大切な事なのですが、利益を生む事が主役になってしまうと、本質を見失ってしまいそう。やるべき事と経済活動のバランスが取りやすくなるといいよねという会話をしていました。

先日は、株式会社ITONAMIさんの「FUKKOKU」という取組みの支援で、使わなくなったデニム製品を集めて送られていました。
回収したデニム製品を粉砕して糸をつくり、生地を織り上げるそうです。
素敵な取組みですよね。


これが例として正しいのか悩ましい所もありますが、これを集めた柴田さんには利益が入っているわけではないですよね。
でも、廃棄する無駄をなくしてリサイクルする事をみなさんで取り組まれているわけで、環境にとってもいいことですよね。
こういった活動がもっと評価されたり、応援できたり、可視化されるような社会になって、そこが経済活動と結びつくといいなぁと思います。

そこから色々思考が広がっていくと、自分の人生について考えるきっかけにもなりました。
今は人生100年時代と言われてますよね。でもたかが100年だなと。

今の私たちが過ごしている日常も、誰かの人生の積み上げで成り立っていて。その全体の数万年の中のたった100年、でもこの100年は誰かがつないでくれた100年で、100年後は、また違う誰かが生きていくと。と思うと
私はこの100年で何を残してあげられるだろうか?そんな事も思い始めました。深く考えると重たいのですが、子供を見たときに、自分はこの子に何を残してあげられるかな?と。どうでしょう?

身近に仕事の事で考えても、先輩方が作り上げた会社で今働かせていただいていて、会社の役割として社会に必要とされる事・貢献できる事をやっていくわけですが、自分自身でできる事として20年後・30年後にこの会社に入ってくる人達に何を残してあげられるかな?と思ったりするわけです。

是非はあると思いますが、この変化のタイミングでどなたかの何かを考えるきっかけになればうれしいです。

色々書いていたら、あっというまに長くなってしまいましたがこんな色んな気づきをくれる柴田さん。ぜひみなさんにも出会ってほしいですね。

私自身も企業と個人、企業と地域 そんなつながりを役割的にも年代的にも
つなぎあわせて形にしていければと思っています。

ちょいと宣伝
↓柴田さんと一緒に実施しているコミュニュティ「島プロ」
気になる方はぜひご参加ください!


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