見出し画像

【驚愕】介護うつとは!?

こんにちは。
今回は、介護うつについてお伝えしていきたいと思います。

介護でうつになるの!?

介護うつは家族などの介護をしている人が、介護による身体的負担、精神的負担が増えることでうつ症状を発症した状態のことです。

うつになったらどうなるの

うつの症状としてはいくつかあります。

食欲不振
何を食べてもおいしくないと感じるようになり、体重減少にもつながります。

睡眠障害

食欲不振と同様、多くの人に見られるものの一つです。寝つきにくい、何度も目が覚めるなど十分な睡眠がとれない症状が現れます。

疲労感や倦怠感

特に何もしていないのに、体がすぐに疲れてしまい、いつもだるく感じるようになります。そのため、活動する意欲が衰えて無気力になります。中には、ひどい肩こりや頭痛がする人もいます。

不安感や焦燥感

原因不明の焦りや不安な気持ちが付きまといます。イライラして気持ちが落ち着かなくなることもあります。人によっては、同時に神経質になり、騒音や物音が気になるようになります。

憂鬱感や思考障害

気分が落ち込んで物事に消極的になり、人と会話することが億劫に感じられます。その結果、周囲の出来事や話題に興味・関心が少なくなって、一人の世界に入り込むようになります。
思考障害が起こると、頭が思うように働かず、仕事の効率が落ちます。また、物事をネガティブに考えるようになり、「自分なんかいないほうが良い」と自殺願望を抱くケースもあります。

介護うつになる人はどれくらいいるの?

過去の調査によると、介護をしている方の4人に1人がうつ傾向になるという報告があります。
とても他人事とは思えない状況です。

介護うつの原因は?

介護うつは介護に関わるさまざまな要因が絡み合うことで発症します。
その中でもいくつかの要因について紹介します

1.精神的負担

介護される方や家族、専門職などとの人間関係で気を遣うことにより、ストレスを抱えることがあるでしょう。また介護はいつまで続くのか分からない不安や孤独を感じることで負担になる場合もあります。

2.身体的ストレス

食事、トイレ、入浴といった日常生活を支える中での直接的負担があり、また、普段の生活に加えて介護も重なると稼働時間が増え、結果的に睡眠時間を削るケースも多くあります。そうなると肉体的負担は一層大きなものとなってしまいます。

3.経済的な問題

介護サービスの利用、施設の費用、介護用品など何かしら費用はかかってきます。多くの方が年金内で収めようとしますが、それが難しい場合はその分負担が増してきます。また将来的に施設費や医療費なども考えると不安や負担が増す要因になるでしょう。

介護うつにならないためにきをつけること

改めて、介護うつのリスクを感じていただいたかと思います。では、「介護うつ」にならないためにどういうことに気をつけるかを今度はお伝えしていきます。

1.介護の負担を分散
とにかく協力者を1人でも多く見つけること。
介護のすべてを一人で行うのは困難であり介護者にも要介護者にも良くない結果をもたらすため、「自分一人でしなければ」と思わないことが重要です。介護は介護者が多ければその分負担も軽減されます。家族や専門職との協力を得られる体制づくりを心がけましょう。

2.相談相手を作る
自分の悩みや思いを安心して話せる相手を見つけておきましょう。介護をしているといっても、その背景には、子育て、仕事、家事、余暇などそのほかにも様々な生活要素があります。それらを含めてなんでも話せる方が身近にいると安心して、介護にも関わることが可能になります。

まとめ

今回の内容でお伝えしたかったことは
・介護によってうつになる人は4人に1人いる
・要因として、身体的、精神的、経済的負担がある
・事前に役割分担を行い、相談相手を見つける

介護を担う誰もが発症してしまう可能性のある「介護うつ」。
そうならないためにも、事前に準備をしておくことをおすすめします。

今回もお読みいただき、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?