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[KMS] 親子で作る音楽体験! マイネルのDIYボンゴカホン(3850円)を子供たちと組み立てた
こんにちは、神山メイカースペースの本橋です。
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マイネルのカホンキットを購入して子どもたちと一緒に組み立ててみました。今回はその記録です。
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購入したキットを参考に、最終的にはKMSでもオリジナルのカホンキットを作って神山のあちこちでみんなカホンを叩いているみたいな世界になったら面白いなと思っています。
とはいえいくらシンプルでも楽器は楽器でしょ、そんな簡単に作れるものなのだろうか…?
ひとまず、今回は購入したキットの組み立てが目標です。手順を書いていきますので良かったら挑戦してみてください。
カホン作りのキッカケ
事の起こりとしては万結屋(まんきつや)の敬太くんと『子どもたちと一緒に楽器を手作りしてみんなで演奏する場があったら最高じゃない?』と盛り上がり、たまたまその場にカホンがあったので、じゃあカホンを自作できないか調べてみよう、という成り行きでした。
調べてみると自作キットもそこそこの種類があります。その中でも値段的にもパーツの数的にもお手軽そうに見えたマイネルのボンゴカホンキットを作ってみることにしました。
Make Your Own Bongo Cajon MYO-BCAJ
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基本的にはこのパーツを手順通りに組み立てて木工用ボンドで接着するだけです。木工に慣れた人なら説明書すら不要なシンプルさ!
それでも慣れてない人にとっては、そもそも道具を揃えるだけでも大変そうです。今回は神山メイカースペースにある工具を使って組み立ててみました。
使用した工具
木工用ボンド
ウェス
紙やすり(あら目、細目)
クランプ4本
ゴムハンマー
この他、紙やすりを巻く端材だったり、クランプをするときの当て木だったりがあると良いでしょう。
インパクトドライバーも不要でほんとに手軽です。
ボンゴカホンの組み立て手順
手順1:外枠を組む
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まずは写真のように『ロ』を組んでいきます。マイネルのキットには溝が切ってありました。向きさえ間違えなければ特に迷うことはないかと思います。
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木工用ボンドをたっぷりつけて次の手順に進みます。組み合わせるとボンドがはみ出すので濡らした布で拭き取ってあげてください。
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手順2: ボンドを乾かす
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クランプで圧を加えて120分以上待つ、とマニュアルにはあります。しかし今回は子供たちも一緒に作業しているため、あんまり待たせられません。
60分ほどたった時点でクランプをつけたまま次の工程を進めます。
手順3:打面の接着面を平らにならす
60分あれば動かない程度には固まっています。注意深く接合部をヤスリがけしてみましょう。打面を貼り付ける枠を滑らかにしていく作業です。
ボンゴカホンは逆さの台形\_/の形に角度がついています。そのため、組み合わせた部分で板の端っこが飛び出していて、そのままでは打面を張り合わせられない場合があります。粗目のヤスリで削って平面にしてあげましょう。
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ここは粗めの紙やすりでザリザリ削ってしまってよいです。あとからボンドで接着するため、面が荒れていた方がより強く接着されます。
手順4:パーテーションの接着(写真撮り忘れ)
枠の内側に木工用ボンドを塗りつけて、パーテーションを押し込んでいきます。
硬い場合はゴムハンマーなどを使って押し込んであげましょう。
手順5:打面を接着する
\_/の上面にボンドを塗って打面を接着していきます
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手順6:ボンドが乾くのを待つ
クランプで四隅に圧を掛けて一晩置きます。
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この時は忘れてしまいましたが、クランプの打面側に当て木をして、面で圧力をかけた方がいいです。打面がたわんでいたりすると接着されない部分が出てくる可能性がありました(結果的に大丈夫でした)
クランプをつけたまま一晩放置します。翌日は全面的にヤスリがけだ!
手順7:ひたすらヤスリがけ
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このままでも叩いて音を出す分には問題ありません。ですがこんなにシンプルでも楽器には違いなくて、触り心地も楽しさに直結するかと思います。
使うときのことを考えて、丁寧にヤスリがけをしていきます。
特に打面の接合部がはみ出しているあたりは、粗めの紙やすりで削って平にしてあげたいと思います。
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ここは気が済むまでヤスります。
終わったら細かい紙やすりで全体的にさわり心地を良くしてあげたら完成です。
余談ですが我が家にはこんな絵本があります。家の中にあるいろんな物を触ってさわり心地を探るというストーリーです。
細かいヤスリを掛ける前と後でさわり心地はどう変わった? と子供たちと一緒になって盛り上がっていました。
手順8:仕上げに蜜蝋を塗る
カホンの側面に絵を書いたり、オイルやワックスで仕上げて個性的なボンゴカホンにしあげてください、とマニュアルにも書いてあります。
今回は割愛しましたが、子供と一緒に作るならお好みでペイントしていくのも楽しそうです。
ペイントする場合は下地が木なのでアクリル絵の具で塗って、そのうえからアクリル絵の具用のニスでコーティングしてあげると良いかと思います。お好みで挑戦してみてください。
KMSの利用方法
4000円ほどのキットと、ちょっとした工具があればボンゴカホンは十分に組み立てられることが分かりました。
今回使用した工具はすべてKMSの工作室にあります。紙やすりや木工用ボンドなどの消耗品も含めて1時間500円でご利用いただけますので、自分でも作ってみたい!という方はお近くのKMSメンバーまでお問い合わせください。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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タイトル画像について
ここはタイトル画像を作った際のプロンプトの紹介です。本題とは無関係なので読み飛ばしていただいて構いません。
DALL-E 3に『3歳と5歳の男の子が工作室で木箱を組み立てているようすをキュビズムで描いてください』とお願いしました。
![](https://assets.st-note.com/img/1696831415228-dl4wbpiUSu.png?width=800)
Illustration in the style of cubism from the early 20th century. Two young boys with black hair, aged 3 and 5, are in a workshop, working together to assemble a wooden box. The forms are broken down into geometric shapes, showing different facets of the scene simultaneously.
キュビズムってこういうことなんだろうか?と思いつつも、このローポリ感がなかなか気持ちよくて採用です。
画像生成AIは思いもよらない画像がでてくることもあって楽しいですね!
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