個展 “7_8” レポート-1
こんな状況なので暫くは個展なども出来なさそうですが、良い機会なので2018年に開催された個展 “7_8”の様子と作品をまとめてみようと思います。
そもそも、2011年に初めての個展“001”を開催してから2016年までは毎年開催していました。最初は大阪だけでしたが、その後東京、名古屋と3箇所での開催となり、毎年そのために作品を制作し、グッズもたくさん用意して、活動全体が個展中心にまわっているようなイメージでした。2017年は仕事の関係で開催できなくなってしまったので、2018年に7回目と8回目をという意味を込めて「7_8」というタイトルで開催することになりました。
通常の個展は、自分で開催時期を設定しギャラリーを予約して作品をつくり展示しますが、今回は中野SF GALLERYさんに声をかけてもらい実現したものです。そのため予め開催時期が決まっていたので作品の制作にかける時間はいつもの半分以下、2ヶ月程度しかありませんでした。急いで展示コンセプトを決め、制作開始。今回は正方形のカラー作品8点、カットアウト作品4点、そして初めて原画の展示販売をしてみることにしました。
それではここから実際の作品を載せていきたいと思います。
「再出発を願って。」
2017年の個展を飛ばしたという後ろめたさと自分への後押し的な想いを込めて再出発というのをテーマに描いています。
「安定と不安定のバランス。」
3ピーズバンドっていいなと思うんです。必要最小限で最大限相互に影響し合う関係性というか、そのバランス感覚を自分も持ってたいなと思います、一人だけど。
「これは僕自身に関することだ。」
制作の時期は作品のことから人生のことまでぐるぐるとよく自問自答を繰り返しますが、そういう時に生まれた作品です。一方メインビジュアルとして、カラーと、モノクロを組みあわせた個展の象徴的な作品にもなっています。
「この話は内緒にしておこう。」
女の子とライオンとたくさんの植物をピンクで描こう!とそれだけを勢いで決めて描いた作品です。思いのほかこれが一番人気だったので勢いは大事です。
「時刻はもうすぐ3時。」
個展の作品は仕事を終え夜から描くことも多いのですが、深夜3時が割と一息入れるにはいい時間でとても好きな時間でした。そんな作品です。
「北風は一日中吹き続けた。」
専門学校で講師をしていて、授業の空き時間に兜の女の子をスケッチしたら気に入ったので作品にしました。少しくすんだパステルカラーもお気に入りです。
次回に続きます。
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