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高校生が”琉球藍染め”の商品開発に挑戦!

はいたい!

気付いたら、今週からはもう夏休みではありませんか!(本部高校は7/21が終業式)

天気がいい日は、特にリゾート気分を味わえる本部高校に感謝感謝。

校舎から見える絶景

さて夢実現武の方向性ですが、毎回noteを書くたびに変わっていってる気がするのは気のせいでしょうか・・
トライ&エラーですよね。気にしない気にしない。笑

前回までの方向性
新たな方向性

そんなに大きく変わっていませんが、より解像度が上がったのもあるのかなと。

変更点は
①「自分を知る」要素を少し多めに

②プロジェクト部分では、新たな「美ら島財団プロジェクト」

③広報部隊の新設

それぞれの詳しいことはまた追々語るとして・・・

今日は本題である、
「琉球藍染めの商品開発プロジェクト」がいよいよ本格的に動き出すぞー
ってことで
色々思ったことを書いていこうと思います。


1、そもそも、なぜ琉球藍の商品開発?

実は、琉球藍は本部町が発祥の地なんです。

これ、地元の人も知らない人が多いのですが

本部町の中でも、伊豆味地区(みかんが有名な場所)という場所は
琉球藍の栽培に適しているんです。

太陽の光に弱い琉球藍にとっては、
伊豆味は
・山と山の間で日陰が多い
・雨が多く、水が豊富

なので栽培がしやすく、昔は琉球藍の産業がとても盛んだったそうです。

あ、ちなみに琉球藍ってこんな植物です。☟

琉球藍の葉っぱ

そんな中、本部町で祖父の代から琉球藍の染織家として活動している、真栄城興和さん。

琉球藍染織家の真栄城興和さん

元々健常者だったのですが、30歳の時に突然の病で下半身が動かなくなり、一度染織家の道から離れました。

しかし色々な出会いやきっかけがあり、琉球の伝統を途絶えさせてならないということで、もう一度染織家の道を歩み始め、
その後はNYで個展を開くなど、現在も本部町の琉球藍発展の為に尽力されている方です。

新聞記事

ただ布地を染めるだけではなく、
琉球藍で染めた糸で「織り」をしているという点がものすごく価値が高いということで注目を集めています。

一本一本、糸を紡いで着物を織ったり、布地を織る作業は、並大抵の人が出来る技ではありません。(私には絶対無理です。笑)

そして実は、その制作の工程で”余った糸や布地が出てしまう”とのこと。

この余った糸や布地を何かに活用できないかな~というご相談が真栄城さんからありました。

ということで実は!!

半年ほど前に、真栄城さんと相談しながら、わたくしオリジナルの琉球藍のピアスを制作したことがあるんです。

琉球藍の糸で作ったタッセルピアス

かわいいでしょ?笑

私が地域おこし協力隊としてこのような活動をしているのを、
夢実現武の子達が知り

「私たちもやりたいーーー!」となり、

「じゃあやろう!」ということで始まったのが今回のプロジェクトです。

2、工房へ見学

まずは、実際に真栄城さんの工房に行ってみようということで、
6月22日夢実現武の子達を連れて、見学させていただきました。

工房見学の様子
余った糸を観察している生徒たち

最初は緊張もあってか?静かに見学していた生徒たちも、
実際に糸を触り始めてから、何を作ろうか楽しそうに話す雰囲気に。

「ペンに巻き付けるとか?」
「帽子に縫い付けたらかわいくない?」
「シュシュかわい~!」などなど

高校生らしいアイディアがたくさん出てきていました。

3、今後の展開

琉球藍プロジェクトの話し合い

工房見学後、今後の流れをみんなで話し合いました。

今決まっていることは☟
・売るもの「琉球藍のブレスレット」
・売る場所「美ら海水族館」or「ホテル」or「何かのイベント」
・売る時期「本当は夏に売りたいけど、まずは冬休みに一回」

そして、一番大事なのは、なぜこのプロジェクトをやるのか?

私の活動に興味を持った所から始まってはいますが、
何の為にやるのか”
高校生たち自身が自分の意見を持ってほしいと思っています。

そこで高校生たちにヒアリングをした所、
一番は「お金!!」っていう意見が多かったのは事実。(現実的。笑)

売り上げたお金で、夢実現武メンバーでどこか旅行に行きたいんだとか。

学校内では中々叶えてあげるにはハードルがあるだろうけど
夢実現武だったら動きやすいかなと思っております。

次集まった時には、
・実際にいくら売り上げればいいのか(利益・原価についても)
・そのための販売戦略
・具体的にどういったブレスレットを作りたいかのアイディア出し
など
を話し合えればと思っています。

今後、どんな展開になるのか・・・乞うご期待!!

夢実現武のメンバー+琉球藍スタッフ


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