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38歳、浪費家 独身女の1月の家計簿


38歳会社員、住宅ローン4,300万円を抱える独身女の1月の収支を振り返る。
今まで、ずっと目を逸してきたお金のこと。毎月毎月、来月こそ貯める!って思いながら生きてきた気がする。直視したくない現実を直視するために、人生で初めて「家計簿」をつけてみることにした。

自分の幸せや満足度に繋がる支出なら良いけれど、ストレス発散・暇つぶしのための支出は減らしたい。それを可視化するために1月の支出を振り返ってみる。

まず収支

2024年1月の収支まとめ

収支はプラスだけど、一人暮らしなのに月の支出が40万円。一体何に使っているんだろう…。本当に謎である。

住宅費:合計143,280円

2024年1月の住宅費

昨年、中古マンションを購入。その住宅ローンの返済と、管理費・修繕積立金の合計。ひきこもり+フルリモート勤務ということもあり、自分にとって「家」は重要。日々の幸福度に直結するので、これは必要な支出と割り切ることにする。仕事で病んでも、家が快適なら辛うじて生きていられるから。

食費:21,230円

2024年1月の食費

食費は少し頑張った。先月12月はUber Eatsを使いすぎて、満足度が上がるどころか自己嫌悪が酷かったので、1月は意識的に節制。まずUber Eatsのアプリを消去。また、フードロスや食材の無駄買いを防ぐため「冷蔵庫を一度空にしよう」と思い、冷蔵庫の奥底に眠っていた小麦粉や餃子の皮、余ったライスペーパーを食して数日生き抜いた。結果、食費の節約に繋がった(冷蔵庫も整理できてスッキリ)。
外食は「忙しくて仕方なくした外食」と「自分を元気にさせてくれる外食」を区別(後者は特別支出に分類)。来月は「仕方なく外食」を減らしたい。スタバは、一度にチャージしたので高くなっている。そろそろスタバも卒業したい。来月は「15,000円以内(週3,000円*4週+カフェやおやつ代)」を目標にしてみる。

日用品費:16,785円

2024年1月の日用品費

日用品費。高いぃ。
「その他生活雑貨」に振り分けたのは、Amazonで購入した「無くても困らないけれどあったら便利そうなもの」たち。ダンボールカッターや電気で火がつけられるライター、手帳やカレンダーなど。一つ一つは2~3,000円で、ついポチッと購入しちゃうのだけれど、それが積もり積もって大きな金額になることを自覚した。無くても困らないものばかりなので、購入したことで幸福度が上がるわけでもなく、「年末年始、暇だったから」、ネットサーフィンをしてお金を使っちゃっただけ。来月はこういう支出を減らしたい。

水道光熱費:9,806円

2024年1月の水道光熱費

フルリモートで、昼夜問わずエアコンつけっぱなしにしているので、電気代が1万円弱に。エアコンを節約すれば良いのだけれど寒くて無理で。防寒グッズを購入して電気代を節約するか、電気代は必要経費と諦めるか、要検討。そういえば、水道代が計上されてないな。どこいったんだだろう。

通信費:3,680円

2024年1月の通信費

通信費は、格安SIMを使っているので抑えられている。Wifiもマンションの特性かなぜか安い。もっと安くできる方法があると良いな。

衣服・美容費:28,316円

2024年1月の衣服・美容費

それなりに高い。
美容院は2ヶ月に1回の頻度で通っている。アラフォーになると白髪が無限に出てくるので定期的なカラーが欠かせない。自分で染めると髪や頭皮が痛みそうなので抵抗があるし、髪は意外とその人の印象(清潔感)を左右する要素なので削りにくいかも。ということで必要経費と割り切ることにする。
スキンケアはクレンジングとパック、被服費は年始なのでインナー類を買い替え、靴は修理代。特に大きい買い物をしたわけではないのに、数万円になる。洋服や美容への興味は年々薄れていて、最近では「くたびれた印象を相手に与えない」という目標さえ達成できれば良いと思っているので、来月からは、スキンケア系はポイ活・衣服は制服化するなどして抑えていこう。
今まで洋服に一体いくら使ったか…考えるだけでもおそろしい。

サブスク代:3,270円

2024年1月のサブスク代

Amazonプレミアム、You Tubeプレミアムの月額利用料と、年末年始の映画の視聴料。AmazonとYou Tubeのサブスク代は年払いにすると安くなるようなので、来月から年払いに変更予定。Netflixは、無限に時間が溶けるのでだいぶ前に解約。

その他保険や電子マネー:6,060円

2024年1月の保険やその他費用

保険は、ガン保険だけ加入。日本は高額療養費、会社員なら傷病手当金があるし、私は住宅ローンのガン団信も加入しているので解約しても良いのだけれど、もうちょっと貯金が増えるまで加入していても良いかなと思っている。独身ということもあり、仕事に影響が出るような大きな病気への対策はつい慎重になる(それなら無駄使いせずに貯金しろって話なんだけれど)。電子マネーは、交通費等で消えている気がする。使い道まで追えていない。

特別支出:59,574円 ★ここが肝★

2024年1月の特別支出

この支出が、インパクトが大きいがどうしても削れないところである。
外食は良いとして、家具やインテリアに関する支出が毎月家計を圧迫している。昨年引っ越しをしたこともあり、つい家具やインテリアにお金を使ってしまう。使いすぎだと思う一方、自分の幸福度に繋がる支出でもあるので分類が難しい(なので「ときめき」と名付けてみた)。当分削るのは難しい気がしているので、まずは家の中にある不用品をメルカリで売り補填しようと思う。

教養・教育:34,643円

2024年1月の教養・教育費

年明けに、読みたい本を一気買いした。
転職経費は、諸事情あり相殺されたので、実際の支出は本の約6,000円のみ。本の支出は削減したくないけれど、今後はメルカリで安く買って読み終わったら売るとか、何か工夫できると良いかも。

その他支出:56,252円

2024年1月のその他支出

ふるさと納税は、来年の住民税を先払いしているだけなので、長い目で見れば相殺されるが、一応計上。仕事の経費も、経費申請で戻ってくるので相殺。寄付は能登半島地震へ。雑費は、利用頻度の低いカードの年会費が引かれていたので解約しないと。こういう「気づいたら勝手に引かれている支出」は見落としがちなので、それに気づける家計簿アプリは有り難い。

支出合計:約38万5,000円の今後の対策

日用品費・衣服美容費:明らかな浪費を無くすのと、ポイ活を活用する。
食費:カフェ・仕方なく外食を抑えて月1.5万円以内を目標にする。
特別支出:削れる気がしないので、当面はメルカリで不用品を売って補填。
その他、転職費用やふるさと納税などイレギュラーな支出ななければ、まともな生活費に落ち着いてくるのではと期待。2月の結果を見てまた考えよう。

今後のお金の使い方の方針

一般的によく言われていることだけれど、今後は支出を「消費・浪費・投資」の3つの視点で見てみようと思う。「消費」は、生きていく上で必要な支出なので無くすことはできないけれど、最低限の支出で済むように工夫する。「浪費」は撲滅する。そのためには、買い物以外の方法でストレス発散するとか、そもそもストレスの元凶と距離を置くとか、人からどう見られるかより自分がどう在りたいかに着目するとか、気持ちの部分の改善も必要な気がしている。そして「投資」は削らない。ただ、安易に「お金を払う」のではなく、まずは「お金を払わないでできること」を考えてから、最終手段としてお金を払う選択ができればと思う。
まぁ、頭でグルグル考えていても何も変わらないので、あと数ヶ月、ちゃんと行動してみて、自分にとってベストなバランスを見つけようと思った1月振り返りでした。


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