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CtoCシェアリングサービス「totte」を使ってみた

こんにちは!
カメラ機材を個人間で貸し借りできるサービス「totte」てご存知ですか?

自分は、貸し出し主(オーナー側)で使用してみました。
フォトグラファーさんで豊富に機材を持っている方は、是非読んでみてください♪
感想やポイントなどを解説していきます。

「totte」ってどんなサービス?

totteはカメラ機材やドローンなど、個人間でレンタルできるプラットフォームサービスです。
フォトグラファーはレンズなどの機材を複数個保有しているのが普通ですが、よく使う機材とあまり使わない機材が出てしまいます。
そういった普段あまり使用していな機材をtotte内で登録しておくと、借りたい個人の方から連絡が来て、貸し借りができるサービスです。
フォトグラファーさんは機材の貸し出し料金を自分で設定が可能(例:1日3,000円)で、プラットフォーム使用料を差し引かれた金額が手元に入ってきます。
フォトグラファーは普段使っていない機材を貸し出すことでお金にでき、利用者は法人のレンタル料金より安く機材のレンタルができるというサービスです。

このサービスの話をすると「知らない人に機材を貸し出すのって怖くないですか!?」って必ず聞かれます(笑)
怖いか怖くないかと言われると、最初は正直怖かったですが、一度貸し出しのやり方が分かると今は恐怖感はあまりありません。
類似のサービスだと、個人間カーシェアサービスで借りた車を売却する事件が起きているので、誰に貸していいかは自分で判断が必要ですね。

盗難は適用外ですが、totteのすごいところは専用の「損害保険」が自動的に適用されるところです。
こういった専用の損害保険ってなかなか保険会社が作ってくれないので、企業努力の賜物だと思います。

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自分の場合は基本的に顔出ししていない方には貸し出しは行わない旨プロフィールに記載してあります。
なので、アイコン写真のない方からのメッセージは、基本取り合っていません…(自衛のためなので、ごめんなさい…)

多分なのですが、自分がもらっている星の数でいうとパッと見2位ぐらいに位置しているので、ノウハウはある方だと思います。
ただ1位の方の星の数は41個なので格が違いますね(笑)

オーナー側としてやることについてのポイント

機材を配送するサービスもtotte側で用意されていますが、基本的に直接会って機材の受け渡しを行います。
この点は「めんどくさい」と感じる方と「安心できる」方は別れるかもしれませんが、私は完全に後者でした。
フォトビジネスをやっている人間なので、むしろどんな人が使っているか興味津々です。
基本的にはオーナー側が提示している、貸し出し場所(最寄駅)で受け渡しを行います。
貸し出す際に自分が必ずやったほうがいいと思ったことは
・機材の傷の確認
・キャップ、レンズカバーなどの付属品の確認
・機材の特徴、具体的な使い方

お互いに確認することが大事です。機材の特徴などは当然オーナ側の方が使っているので、特徴や癖など教えてあげると親切です。
自分の場合は撮影案件などを聞いて、どう使うのがいいのかアドバイスするようにしています。

借りる方の傾向としては
・プロフォトグラファー
の一択です。
当然といえば当然なのですが、自分が貸し出しいる機材がプロユース用の機材なので、借りる方もプロの方です。
専業の方と、副業でやっている方両方いらっしゃいます。
今のところ、どの方も丁寧に取り扱いをしていただいているので、トラブルになったことはありません。
ただオーナー側の中には、特にチェックなどをしないでお渡しして、使えなかったなどのトラブルがあった話を聞いたので、相互チェックもそうですがオーナー側もメンテナンス等はしっかりする必要がありそうです。

返却について

返却については、指定の返却場所かメッセージでやり取りして受取場所を調整します。
お互い予定があるので、変更したことも何回もありますが、皆様大人なのでスムーズにいきました。
ただ、撮影の都合上で当日折り合いがあわず、予定の翌日に返却などもあります。
一応規約上はオーナー側から故意に日程を伸ばす行為は禁止されています。
レンタルが伸びてしまうと、貸主側がお金を余計に払わないといけないですから、ここはできるだけ調整するなど、誠意をもって対応が必要です。

まとめ

いろいろなご意見があると思いますが、私はCtoCのシェアリングサービスは全然ありだと感じています。
オーナー側としてのポイントをまとめると…
・まずやってみる!
・不振、違和感を感じたら断る!
・機材の管理をしっかりする(防湿庫で保管、ブローして渡す)
・撮影する案件を聞く
・案件を知ったうえで機材のアドバイスをする

サービスが広がっていけば、いろんな人が入ってくるのでしっかり自衛することが重要ですが、機材を遊ばせているフォトグラファーさんは一度やってみていかがでしょうか?
人脈も広がったりもしますよ!


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