【心配性でいこう⑧】脳には不思議な癖がある
①脳は習慣で動く
脳には、毎日、毎日、五感を通じて膨大な量の情報が入って来る。
いちいち、情報を処理すると、脳が疲弊してしまう。
だから、脳はなるべく習慣化して自動処理しようとする。
脳は楽をしようとする「サボり魔」なのだ
心配性の人特有の「考え方の癖」も、こうした習慣からやってくる。
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考え方をパターン化することで、特定のものごとを自動処理してしまうのだ。
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これは、非常に優れた機能である。
だから、我々は考えることなく朝起きてから、
「服を着替え」 「歯を磨き」などの一連のどうさをこなし
眠い目をこすりながら、出勤することができる。
②習慣化の問題点
考え方がパターン化すると、一度立ち止まって真剣に考えないと駄目なことまで、気付かないうちに自動処理してしまう。
自動処理したがる脳は、不安を感じているときほど、顕著になる。
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不安から一秒でも早く解放されたい脳は、時間の掛かる合理的な考え方を避けて、不合理でも慣れた考え方にしがみついてしまうのだ。
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「思考停止」
とは、まさしくこのような状態を言うのだ。
サボリ魔の脳は、見張っていなければ、すぐに問題を自動スルーしようとする。
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【次回予告】
脳の癖は、意識して消すことができる。
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【今日の格言とツッコミ】
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◇格言
・自分で自分をあきらめなければ、人生に「負け」はない。
by:齋藤茂太
◆ツッコミ
・あ!お前安西監督に憧れてるな!?
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