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複業(副業)歴3年の筆者が改めて副業解禁を考える

改めまして、複業家のもときです。
日頃はベンチャー製造業で資材調達・購買業務を担当しています。
サラリーマンとしての軸足はそのままに、Webライターとしても細々と活動して3年が経ちました。
2018年ごろに「副業解禁」なんて言葉が世間をにぎわせましたが、実際のところサラリーマンの副業事情はその後どうなったのでしょうか?
大手製造業時代に副業を開始し、その後ベンチャー企業に転職した筆者の独自視点で、副業(複業)について語ります。

【結論】製造業に関しては「副業」は浸透していない

不思議なもので、副業解禁となったものの、周りで副業をはじめた方はほぼいませんでした。
転職前後の職場にいる色々な方にヒアリングしたところ、
・会社で認められていないから
・仕事が忙しいから
・面倒くさいから

といった理由で、副業をやる素振りすらありません。
そこで私は思いました。
「安月給」「上がらない給料」「年功序列」「副業はルール違反」といった認識が、日本のサラリーマンの常識(当たり前)としてかなり根深く根付いているということです。
副業すると情報漏洩するとか、本業に悪影響を与えるとか、冷静に考えれば自分でコントロール可能なことですよね?
その謎ルールに気づける人があまりにも少ないこと・・・
特に私の働く製造業では、古いしきたりや同調圧力が非常に強いので、副業で脇道にそれる人間は異端児扱いです。
給料が安いとグチるものの、自分で稼ごうと思う人がいないのが世も末だなと感じます。
いわゆる、思考停止人間を大量に生み出してしまっているのです。
これは、大手製造業時代に労働組合の執行委員を経験して痛烈に感じました。

これからの時代は複業(副業)がスタンダードになるのか?

製造業に関していえば、私のような複業スタイルが世の中のスタンダードになるとは考えづらいと思います。
周りを見渡すと、
・受け身な人間が多い
・目の前の欲求に勝てない
・ネガティブ思考

製造業という保守的な業界だからか?上記に当てはまる方が非常に多いのです。
いまだに、組合に文句を言えば給料や手当面でなんとかしてくれると思っている方が多いのが実情です。
それ以外の方は、今の状況はどうにもならないと諦めています。
「給料が上がらないなら自分で稼ごう」「自分でリスク分散しよう」と考えている方は、頭一つ(それ以上かも?)抜けていると思って差し支えないと思っています。
間違いなく、会社も組合もあなたの人生すべてを面倒見てくれません。
自分の手で複業スタイルを確立し、令和の時代を生き抜いていきましょう!

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