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【教育者note】言葉の解釈は自由に選べる

 私達は、言葉によっていろいろなことを考えます。

 同じ日本語を使っていても、人によって受け取り方が違ったり、同じ話を聞いても、伝わり方は人それぞれです。

 この言葉の解釈の違いで、幸せな人生を送れるかどうかが決まるといっても過言ではありません。

 特に重要だと考えられる言葉をあげて、それぞれ考えていきます。

・努力

・夢

・仕事

・努力

 みなさんは「努力」と聞いたときに、どういうイメージを持っていますか?

 「努力は実る」と大切なものと解釈するか、「努力なんて無駄だ」とどうでもいいものと解釈するかで、反応が変わってきます。

 他にも、「辛いもの」と解釈する生徒もいれば、「楽しいもの」と解釈する生徒もいます。

 大切なのは、解釈は自由ということです。

 つまり、自分で決められるということです。

 「努力は実る」と考えている人と「努力なんて無駄だ」と考えている人が同じ努力(練習や仕事)をしたとします。

 結果はどうなるでしょうか?

 結局、それぞれが考えた通りの結果になるのです。

 「努力は実る」と考えていれば、その努力はやっぱり実ります。

 「努力なんて無駄だ」と解釈しながら努力したら、本当に無駄になります。

 「辛い」と解釈していれば、努力は辛くなるし、「楽しい」と解釈していれば楽しく努力できます。

・夢

 「夢」という言葉にも、人それぞれの解釈があります。

 生徒に、「やりたいこと、夢はありますか?」と聞くことが多いです。

 半分くらいの生徒は、「やりたいことがわかりません」と答えます。

 こんなときは、「夢」の解釈が、教師である私と揃っていない場合が多いです。

 私は、「夢」に対して、叶えられるもの、人生を楽しく豊かにしてくれるもの、という解釈をしています。

 しかし、実現できそうにないもの、あってもなくてもどっちでもいいもの、という解釈をもっている生徒が多くいます。

 先程も書きましたが、現実は解釈通りの結果になりますので、本人が思っていることが正解となります。

 夢は実現できる、と思っていれば実現しますし、不可能だ、と思っていれば実現することはありません。

 大切なのは、自分の人生をどうしたいかです。

 夢なんて面倒くさい、と思う生徒は無理に夢を抱く必要はありません。

 ただ、2つの事実を伝えたいです。

①現実は、思った通り、解釈通りになる

②解釈は、自分で選べる

・仕事

 最後は「仕事」への解釈です。

 キリスト教では、「労働は神様からの罰」ということを聞いたことがありますが、日本では「傍楽(はたらく)」ということで、仕事は尊いものという解釈もあります。

 人それぞれ、どう思っているかが分かれるところだと思います。

 「家族を養うために仕方なく行っているもの」

 「自己実現に必要なもの」

 「夢の過程」

 「お金のためにやっていること」

 「誰かを幸せにできる価値のあるもの」

 思いつくままに書きましたが、仕事の解釈も自分で選べます。

 誰からも強制されませんし、自由です。

 そして、私達の仕事は、そう思ったとおりになります。

 同じ職場に同じ解釈を持った人が多ければ、快適な職場になるような気がしています。

 高度経済成長から平成の時代、たくさんの先輩たちがこの日本を発展させてくださいました。

 そのおかげで今があります。

 先輩方に恩返しし、子供達にさらにいい日本を残していくために、言葉の解釈を考え、自分で選択しましょう。

 幸せな人生を歩むための選択をしてくださいね。

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