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面接時に好印象な話し方これだ【新卒/転職】

今回は転職活動中の方からご質問をいただきました!

Q:「いつも面接の点数が低いようで、なかなか通りません。面接のときに気をつけたほうがよいポイントはありますか?また、印象がよい話し方についても教えていただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします」

今回は、面接で気をつける点印象がよい話し方をお伝えいたします。

お伝えする内容は、以下2点です。

①面接で通る人、通らない人の決定的な違い(概念)

②具体的な3つのTo Do(アクション)

①面接で通る人、通らない人の決定的な違い

私が新卒で入社した会社は人材派遣の会社でした。その後に音楽スクールに転職して、今は社会人向けのビジネススクールを経営しております。

人材派遣の会社は、派遣の登録を希望される方との面談を5,000〜6,000回、その後の音楽スクールでも講師採用、中途・新卒採用を何百件。

今は、ビジネススクールで講師採用の面談を年間数百件実施しており、おそらくトータルで7,000〜8,000件の面談を実施しています。

その中で、面接で通る人、通らない人がいらっしゃいます。

その差は両極端です。

何が違うかというと、メッセージの届け方が全くちがうのです。

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面接では、自己PRや志望動機を聞かれますよね。そしてそれについて色々話すと思います。

だから「何を話そうか」「どうやって話そうか」=話すことばかりに気を取られる方が多いです。

でも、面接でのメッセージの届け方は話すだけではないんです。

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例えば、「質問」はどうでしょうか。

面接官から、「何か質問はありますか?」と聞かれたときに、「特にありません」では、あまり印象が良くないですよね。

逆に、「御社の方は、みなさん非常にやる気があって、自らどんどん行動される方が多いように感じますが、普段どのようなことを心がけていらっしゃるのでしょうか?」「成果が出る人と、出ない人の違いがあれば、是非教えてほしいです」など、積極的に質問したらどうでしょう。

「この人は成果を出したいんだ」というメッセージが伝わります。

他にも、「御社はこの分野で急成長されておりますが、急成長されたきっかけは何でしょうか?是非教えていただきたいです」と質問すれば、入社への熱い気持ちが伝わり印象も良くなります。

話すというのは、メッセージを伝える機能のひとつであって、話すことも、質問することも、そして聞くことも、すべてその人のメッセージが伝わるのです

面接で通りやすい人は、これがわかっています。

志望動機をちゃんと話せたからといって、それだけで受かることはありません。仮に志望動機がハッキリしていなかったとしても、積極的に質問する姿勢、話を聞くときの真剣な眼差し、そういったところで高評価を得て受かる方もいます。総合点で判断されます。

それを踏まえた上で、やるべきことは何か。

まさに「話すこと、質問すること、聞くこと」の総合強化です。

②具体的な3つのTo Do

1)話すこと

ポイントは、「面接官の気持ちを察する」に徹すること。

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面接官は、流暢にしゃべれるかどうかを判断しているわけではなく、

☑この方が入社したら活躍できそうか

☑周りの人とうまくやれそうか

☑企業と個人の展望がマッチするか

を見ています。

今はネットで、面接での想定質問がたくさん上がっています。それも見ながら、きちんと話せるように練習をしておくこと。そして、聞かれたことに明確に答えられるようにしておくこと。

自己紹介なら、だいたい1分くらいでしょうし、自己PRなら長くても3分くらいです。質疑応答なら30秒くらいではないでしょうか。

わかりやすく、端的に説明するコツコツは、過去の動画でも解説しておりますので、ぜひそちらもご覧ください。

まずは話すことを強化してまいりましょう。

2)質問すること

積極的な質問。この質問のクオリティが面接を左右します。

「今のうちに取り組んでおいた方がいいことはありますか?」

→学ぶ意識が高そうに見えます。

「入社した人が最初につまずくポイントはどんなものでしょうか?」

→いまから準備をしておきたいという印象を与えることができます。

特に、「きっかけ」を聞く質問は有効です。

きっかけとは、つまり動機です。動機にはメチャメチャ強いエネルギーがあります。

例えば、ジムに通いはじめたとしましょう。ジムに行きはじめたときって、ものすごくモチベーションが高いですよね。だから、きっかけを聞かれると、しゃべる相手方はそのときのエネルギーを思い出します。

例えば、「この商品は、何がきっかけで生まれたのですか?」「なぜこのサービスをはじめようと思われたんですか?」「なぜ、モチベーションの高い人ばかりを採用できているんですか?」など、HPに書いてないことを聞いてみてください。

「なぜ?」は、爆発的なエネルギーを持った質問なので、相手も高いエネルギーで返してくれます。

3)聞くこと

「聞く」とは、情報を受信しているように感じがしませんか。

でも違うんです。「しっかり聞いていますよ」というメッセージを相手に発信することにもなるんです。

だから、話を聞いているときに、しっかり反応すること。

反応にもレベルがあります。ずっと頷いているだけだと、「ちゃんと聞いているのかな」と思われます。普通に頷いたり、深く頷いたり、時々後ろから前にうなるほど頷いたり、ボキャブラリーがあるとしっかり聞いている感じが伝わります。

もうひとつは、感情をリンクさせること。

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「ウチの社員、けっこうバカなところがあってね(笑)」と言われたら、「あはは(笑)そうなんですね!」と共に笑い、真剣な話になったら自分も真剣な表情で聞く。

「先月、旅行に行ってきたんだ。とっても楽しかった!」→「ふーん」

だと、一気に冷めますよね。

「ああ、そうなんだ!どこに行ってきたの!!」と、自分も楽しみながら聞く。非言語からも、その人の様子はバッチリ伝わります。

動画でも詳しく解説しておりますので、是非ご覧ください。

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【プロフィール】
・株式会社モチベーション&コミュニケーション代表取締役:桐生 稔
・モチベーション&コミュニケーションスクール代表講師
・日本能力開発推進協会メンタル心理カウンセラー
・日本能力開発推進協会上級心理カウンセラー
・日本声診断協会音声心理士

1978年生まれ、新潟県十日町市出身。もともと臆病な性格で、対人関係が非常に苦手。小さい頃は親戚の叔父さんと話せない程、極度の人見知りであがり症。体も弱く、アトピー性皮膚炎、扁桃腺炎症、副鼻腔等、先天性欠如等、多数の病気に悩まされる。
18歳の頃に新潟から東京に上京。東京で新卒入社した会社では営業成績がドベで入社3カ月で静岡県富士市に左遷させられることに。しかしそこから一念発起。コミュニケーションスキルをあげるべく心理学、大脳生理学を学び始め、1,200店舗中営業成績でNo1となる。その後、ボイストレーニングスクールに転職。話し方の基礎を徹底的にマスターし、8店舗だったボイストレーニングスクールを40店舗に拡大。一気に全国区の業界大手に引き上げる。そして2013年、強いビジネスマンをつくりたいという想いからモチベーション&コミュニケーションスクールを設立。現在では全国で伝わる話し方、あがり症改善、人前でのスピーチをトレーニングするビジネススクールを運営。全国40都道府県で年間2,000回のセミナーを開催し、受講者数は30,000人を越える。

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