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人前でうまく話す方法!聞き手にちゃんと聞いてもらうには「〇〇」すべし!

今回は人前での話し方編!

THE 「聞き手に飽きられないコツ」 です。

人前で話すときに、聞き手があくびをしていたり、つまらなそうにしていたり。

そして、話も聞かずにペラペラ資料をめくり出したら・・・

話し手としては、非常に話しにくいですよね。

今回は、これを避けるテクニックをご紹介いたします!

そして、最後に「人まで説明する時の緊張しなコツ」もお届けいたします。

きっと人前で話すときの参考になるはずです。

それでは、中身に入っていきましょう(^-^)/

話し手が一番やってはいけないこと

ところで、あなたはどんな話だと飽きますか?

よく出てくるが、学校の授業ですね。「聞いてるだけで眠くなる…」、校長先生の話「長いなぁ…」と。

会社にいても、「その話はもう聞いた」とか「資料に書いてあるから、話を早く進めてほしい」など。

そんなことを思いはじめると、だんだんと飽きてきます。

なぜそんなことが起きてしまうか?

それは、話し手がある過ちを犯しているからです。

それは・・・

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「一方通行」です。

これをやられると、聞き手は猛烈に飽きてきます。

先程、学校の例を出しましたが、「1185年鎌倉幕府がつくられ、北条政子が、義時が、源頼朝が、義経が…」と、永遠と一方通行で説明されると、本当に眠くなってきます。

では、どうすればいいか。

一方通行の反対側をやればいいんです。

そう、コミュニケーションです。

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聞き手が飽きない話し方

話し手と聞き手がコミュニケーションを取ること。

そうすると、聞き手が飽きたり、眠くなったりすることが激減します。

「ここまではOKですか?」

「なんとなく理解できました?」

と、質問を投げかけて、聞き手とコミュニケーションを図ります。

人前で話すときは、コミュニケーションが図れないケースもあると思います。50人、100人いたら、一人ずつお話するわけにはいきません。

そんなときは、一人質問を使います。

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直接、聞き手に答えてもらうわけではないのですが、話の途中で、

「こんなことありませんか?」

「こんなときどうします?」

「この商品すごくないですか?」

と、質問を投げかけていきます。

「こんなことありませんか?ありますよね~」と、一人で質問して、一人で回答していきます。

これ、テレビショッピングでもよく使われます。

「この掃除機の吸引力、凄くないですか?凄いですよね~!しかもゴミの容量が通常の3倍です。こんなの見たことあります?ないですよね~!」

こんな感じです。

質問を投げかけられると、話し手と聞き手の間にコミュニケーションを取っているような感覚が産まれます。

まるで話し手と聞き手が会話しているような状態。そうすると聞き手に「参加している感」が生まれます。

これが重要です。

質問のレパートリーを増やす

質問をしながらコミュニケーションを図ることが重要と言いましたが、質問のレパートリーも多彩の方がいいです。ワンパターンだと飽きられます。

質問のレパートリーをお伝えするために、今回もスタッフの平山さんに登場していただきました。

桐生:「平山さんって、大河ドラマ、見ます?」

平山:「見たり、見なかったりですね」

桐生:「この質問」。「大河ドラマ見ますか?見ませんか?」と答えを絞る質問をクローズドクエスチョンといいます。

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イエスかノーで答えられる質問です。

では、また平山さんに質問します。

桐生:「歴史上の人物で、好きな人物はいらっしゃいますか?」

平山:「明智光秀が好きです」

桐生:「これは、『歴史上の人物で、好きな人物は誰ですか?』と、広く聞く質問です。これをオープンクエスチョンといいます。

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クローズドクエスチョンとオープンクエスチョンは、よく言われる質問の種類です。

実は、もう一つあります。

桐生:「平山さんって、今40代ですよね」

平山:「はい」

桐生:「今、40代の男性に『食事に気をつけていらっしゃいますか?』という質問をすると、なんと6割の方が、何かしら食事に気をつけているという回答をされるんですが、平山さんは食事で気をつけていることはありますか?」

平山:「夜は少なめに食べるようにしています」

桐生:「この質問。これは前提をロックする質問です。

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「40代の方の6割の方が食事に気をつけている」という前提を置かれると、「何もしません」とは言いにくいものです。

前提をロックする、前提ロッククエッションです。

何の前提もなく、「食事で気をつけていらっしゃることはありますか?」と聞かれると、「いや~あまりないですね」という回答が圧倒的に増えます。

前提が変わると、答えも変わってくるんですね。

何をお伝えしたいかというと、クローズドクエスチョンでも、オープンクエスチョンでも、前提ロッククエッションでも、何でもいいんです。

色々な質問のレパートリーを使った方が、聞き手が飽きないということです。聞き手も色々質問されるから、うかうか寝ていられません。

こうして、その場を一緒につくりあげることです。

緊張せずに説明するコツ

そして最後にもう一つ。

人前で話すときに、けっこう緊張する人もいると思います。

今回の話の流れで、人前で説明する時に、緊張しないコツをお届けしたいと思います。

緊張しないコツは、人前で話すとき、

先に入室しておくこと。そして、予め前に座っておくこと。

です。

よく聞き手の方が揃った後に、後から呼ばれて登場するケースがありますが、あれはやめた方がいいです。

今回は、聞き手とコミュニケーションを取ることが大事というお話をしました。

今からコミュニケーションを取ろうとしているのに、どんな人が聞いているのか、把握できない状態で登壇するのは凄く危険です。コミュケーションの取り方が想定できないからです。

だから、できれば最初から前に座っているとか、会議なら一番最初に会議室に入るとか。

「まずは敵を知り」ではありませんが、誰が聞くのかを知っている方がコミュニケーションは取りやすくなります。

人前に立つときは、見られるのではなく、見に行く。そちらの方が緊張しません。是非、動画もご確認いただけますと幸いです!

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【プロフィール】
・株式会社モチベーション&コミュニケーション代表取締役:桐生 稔
・モチベーション&コミュニケーションスクール代表講師
・日本能力開発推進協会メンタル心理カウンセラー
・日本能力開発推進協会上級心理カウンセラー
・日本声診断協会音声心理士

1978年生まれ、新潟県十日町市出身。もともと臆病な性格で、対人関係が非常に苦手。小さい頃は親戚の叔父さんと話せない程、極度の人見知りであがり症。体も弱く、アトピー性皮膚炎、扁桃腺炎症、副鼻腔等、先天性欠如等、多数の病気に悩まされる。
18歳の頃に新潟から東京に上京。東京で新卒入社した会社では営業成績がドベで入社3カ月で静岡県富士市に左遷させられることに。しかしそこから一念発起。コミュニケーションスキルをあげるべく心理学、大脳生理学を学び始め、1,200店舗中営業成績でNo1となる。その後、ボイストレーニングスクールに転職。話し方の基礎を徹底的にマスターし、8店舗だったボイストレーニングスクールを40店舗に拡大。一気に全国区の業界大手に引き上げる。そして2013年、強いビジネスマンをつくりたいという想いからモチベーション&コミュニケーションスクールを設立。現在では全国で伝わる話し方、あがり症改善、人前でのスピーチをトレーニングするビジネススクールを運営。全国40都道府県で年間2,000回のセミナーを開催し、受講者数は30,000人を越える。

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