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ぐるぐる考えてしまう...「反芻思考」を止める方法

今回のテーマは「ぐるぐる考えてしまう…」無駄に悩むクセをやめる方法です。

前回の記事で、緊張やストレスをリラックスに変える方法を紹介しました。それと連動している内容です。

こんなことはありませんか?
・休日なのに色々考えてしまい気が休まらない…
・来週の仕事のことを考えると不安になる…
・考えても仕方がないことを無駄に悩んでしまう…
・あの人のあの言葉がずっと頭に引っかかっている…

など、気持ちが休まらない、疲れが取れないときです。

このように、ぐるぐる考えてしまうことを反芻思考といいます。
過去に起こった嫌な出来事を繰り返し思い出し、暗い気持ちになる思考パターンです。

反芻とは、牛が草を食べたときに、胃で消化しようとするものの、消化できず、胃の中のものが戻ってきて、また咀嚼しようとする。
これを反芻といい、人間は悩むことで、これを頭の中でずっとしてしまうことがあるんですね。
そうすると脳がまったく休まりません。
「脳が休んでいるのは寝ているときくらいです…」という人もいますが、寝ているときだって、交感神経が優位になり、中途覚醒が起こり、何度も起きたりする人もいます。
これではちっちも休まらないですよね。

やはり人間は休息しないと、脳は健全に働きません。
健全に働ないということは、健全な思考にならないということです。

いかに嫌なことをぐるぐる考える時間を減少させるか?
これが今回のテーマです。

脳と体は連動している

今回の核からお伝えします。
それは「脳と体は連動している」ということ。

ここで質問です。
脳と体の両方をダイナミックに活動させることはできますでしょうか?

例えば、真剣に悩みながら、ものすごい激しいダンスを踊るとか。
きっと「真剣に悩む」か「激しくダンスを踊る」か、どちらかにしか意識を集中できなと思います。
100mダッシュをしているときに、嫌なことを思い出せますでしょうか?
これも難しいですよね。
将棋の藤井聡太さんが真剣に指し手を考えているときは、ほとんど動きません。
もちろん気分転換に散歩することはありますが、「脳を活発に活動させること」と「体を活発に活動させること」は同時にできないのです。

ぐるぐる悩むということは、脳がダイナミックに活動している証拠です。
その脳のダイナミックな活動を止めるにはどうしたらいいか?

ぐるぐる思考を止めたければ…

意識を違うものに異動させればいい。
そう、それが体を動かすことです。

繰り返しますが、脳と体は連動しています。
もちろん脳を活発に動かしているときも体は動かせますし、思いっきり体を動かしていても脳は活動しています。

これは意識レベルのお話です。
「あの人はなんでいつもあんな言い方するんだろう…」と悩みながら、ドラムを叩くのは難しいでしょう。
壁を登るボルダリングをしながら、「上司のバカヤロー!」って思うも難しいでしょう。

だから反芻思考が強いときこそ体を動かすことをオススメします。
以下、具体的な方法を3つ紹介します。

①歩く習慣を取り入れる
前回のnote記事でも「歩きましょう」ということをお伝えしました。
目の前のコンビニではなく、10分先のコンビニまで歩いてみる。
一駅先まで歩いてみるのもよいですね。

②ストレッチをする
ストレッチも体を動かすことです。
体が伸びているところを意識しているとき、きっとぐるぐる思考は止まっています。

③呼吸の流れを意識する
呼吸も全身運動になります。
体の内部をものすごく使っています。
「今ここに集中」して、呼吸の流れを意識してみる。マインドフルネスです。

ほんの少しでも効果アリ

体を動かすことは素晴らしいことです。
誰にでも「少し汗をかいたらスッキリした!」という経験があるはずです。

「一時的に嫌なことを忘れても、またすぐに嫌なことを考えてしまう…」
という方もいると思います。

でも、ほんの1、2分、
ぐるぐる考えること→体を動かすこと
に切り替えるだけでも効果はあります。

例えば、ボクシングの試合は3R経過すると必ず1分休憩が入ります。
もし休憩がなかったとしたら戦い続けることはできません。
野球の大谷選手だって、休まずに投げ続けたら肩を壊します。
ピッチャーは1球ずつ間をあけて投げるのと、表と裏でも休息があります。

少しの時間でもぐるぐる思考から違うことに意識を切り替えること。
そして徐々に切り替える時間を増やしていくこと。
そうするとことで、無駄に悩む時間は格段に減るはずです。

ぜひ、皆さんのパフォーマンス発揮のお役に立てたらうれしいです。
詳細は動画でも詳しく解説しております!
お時間のあるときにご視聴ください(^^)/

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・株式会社モチベーション&コミュニケーション代表取締役:桐生 稔
・モチベーション&コミュニケーションスクール代表講師
・日本能力開発推進協会メンタル心理カウンセラー
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・日本声診断協会音声心理士

1978年生まれ、新潟県十日町市出身。もともと臆病な性格で、対人関係が非常に苦手。小さい頃は親戚の叔父さんと話せない程、極度の人見知りであがり症。体も弱く、アトピー性皮膚炎、扁桃腺炎症、副鼻腔等、先天性欠如等、多数の病気に悩まされる。
18歳の頃に新潟から東京に上京。東京で新卒入社した会社では営業成績がドベで入社3カ月で静岡県富士市に左遷させられることに。しかしそこから一念発起。コミュニケーションスキルをあげるべく心理学、大脳生理学を学び始め、1,200店舗中営業成績でNo1となる。その後、ボイストレーニングスクールに転職。話し方の基礎を徹底的にマスターし、8店舗だったボイストレーニングスクールを40店舗に拡大。一気に全国区の業界大手に引き上げる。そして2013年、強いビジネスマンをつくりたいという想いからモチベーション&コミュニケーションスクールを設立。現在では全国で伝わる話し方、あがり症改善、人前でのスピーチをトレーニングするビジネススクールを運営。全国40都道府県で年間2,000回のセミナーを開催し、受講者数は30,000人を越える。

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