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1回で伝わる!「わかりやすい話し方」

Q.:「はじめまして。よく上司に報告する時に、聞き返されることがあります。ぜひ伝える力を身につけたいと思っております。よろしくお願いいたします」

今回もご質問いただきました。いつもありがとうございます!

今日お届けするのは、聞き返されずに1回で伝わる話し方です。

聞き返される2つのケース

実は、聞き返されるケースは2つ存在します。

1つ目は、

何を言ってるかわからないケース。

「君、何を言っているかわからないよ」と、話している内容が伝わらないケースです。

2つ目は、

何と言っているかわからないケース。

「えっ?なんて?」と、言っていることが聞こえないケースです。

これを一発で解決する方法があります。

一行目の強化

一撃必殺の対策は・・・

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「一行目の強化」です。

まず、今から話そうと思っている内容の最初のワンフレーズを強化することです。

例えば、上司に報告する時に、

「資料の納期について相談があります」

と。これが一行目です。

話のタイトルですね。ここをメチャメチャ強化します。

「作業の遅延について報告があります」

「新商品の販売方法について提案します」

一行目に話す内容をズバっと伝えたら、「え、何の話?」と聞き返されることは激減します。

そして、2つ目の「何て言ったの?」も避けられます。

例えば、ファミレスに行ったとします。

ステーキ、海鮮丼、唐揚げ、コロッケ、そば、うどんなど、メニューが50種類くらいあります

「何にしようかな~」と悩んでいるときに突然、「注文どうぞ!」と言われたら、「えっ!?まだ考え中なんですけど」ってなりそうです。

でもですよ。

「今日は誰が何と言おうとカレーを食べる」と最初から決めていたらどうでしょう。

「注文をどうぞ」→「カレーです」と、ズバっと言えそうですよね。

つまり、言うことが決まっていると、ハッキリ伝えることができるということです。聞き返されることがなくなります。

だから1行目=「最初に何を話すか?」そこを明確に決めておくことをオススメしています。

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では、一行目を強化するにはどうしたらいいでしょうか?

具体的な方法が3つあります。

10秒で説明できるように

1つ目。

5分の報告でも、15分のプレゼンでも、30分の事業計画の説明でも、

「この話を10秒で伝えるなら?」

を予め決めておく。それが一行目です。

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今から話す内容をワンフレーズにまとめておきます。そして、それを最初に伝えます。

そうやって話し出しの1行目を強化します。

考える時間をいただく

2つ目。

とはいえ、急に何か聞かれたときは、ワンフレーズにまとめる時間がありません。

そのときは、少し考える時間をいただきます。

無駄にダラダラしゃべるより、

「1分だけお時間いただいてもいいですか?」

「少し考える時間を頂戴しても宜しいでしょうか?」

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と、まとめる時間をいただいて、「1行目に何を伝えるか」を決めます。

3Kを活用

3つ目。

「いやいや、そんなに待ってもらえる時間はありません」

ということもあると思います。

そのときは「3K」です。

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「3K」とは、感謝・確認・回答です。

感謝=「ご質問いただきありがとうございます」と感謝の言葉を述べます。

そして、

確認=「AとB、もしくは他にアイデアがあるというご質問ですよね?」

と確認します。

最後に、

回答=「私はBがいいと思うんですよね。なぜかというと…」

と、話していきます。

要は、感謝、確認をしながら、「話だしの1行目に何をいうか」を考えるえる時間をつくり、そして回答するということです。

上司に聞き返される原因と対策

今回の結論は、「一行目の強化」でした。

具体的な方法として、

①一行にまとめる準備をしておく

②考える時間をいただく

③「3K」:感謝・確認・回答を活用する

3つをお伝えいたしました。

詳しい内容は動画でお伝えしております!ぜひお時間のあるときにご確認ください~(^-^)/

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【プロフィール】
・株式会社モチベーション&コミュニケーション代表取締役:桐生 稔
・モチベーション&コミュニケーションスクール代表講師
・日本能力開発推進協会メンタル心理カウンセラー
・日本能力開発推進協会上級心理カウンセラー
・日本声診断協会音声心理士

1978年生まれ、新潟県十日町市出身。もともと臆病な性格で、対人関係が非常に苦手。小さい頃は親戚の叔父さんと話せない程、極度の人見知りであがり症。体も弱く、アトピー性皮膚炎、扁桃腺炎症、副鼻腔等、先天性欠如等、多数の病気に悩まされる。
18歳の頃に新潟から東京に上京。東京で新卒入社した会社では営業成績がドベで入社3カ月で静岡県富士市に左遷させられることに。しかしそこから一念発起。コミュニケーションスキルをあげるべく心理学、大脳生理学を学び始め、1,200店舗中営業成績でNo1となる。その後、ボイストレーニングスクールに転職。話し方の基礎を徹底的にマスターし、8店舗だったボイストレーニングスクールを40店舗に拡大。一気に全国区の業界大手に引き上げる。そして2013年、強いビジネスマンをつくりたいという想いからモチベーション&コミュニケーションスクールを設立。現在では全国で伝わる話し方、あがり症改善、人前でのスピーチをトレーニングするビジネススクールを運営。全国40都道府県で年間2,000回のセミナーを開催し、受講者数は30,000人を越える。

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