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【あがり症改善】緊張しないための第一声は?

今回は「爆笑王」こと、モチベーション&コミュニケーションスクール山本純香(やまもとすみか)講師にお越しいただきました!

山本講師は、あがり症を改善するセミナーを多数開催しております。

今回は、あがり症を改善するために「最初の一言」に特化してお伝えいたします。

話の出だしで失敗してしまうと、そのままグダグダになってしまったり…最後まで緊張が解けなかったりします。

逆に、スタートダッシュがうまくいけば、その後も上手く話せる確率は高まると思います。

今回は、話すときの最初のフレーズに特化して、山本純香講師にお答えいただく形で3つのポイントをお届けいたします。

第1問:人前で緊張しないために、第一声は何を心がけるべきか?

山本講師:3つあります。

①第一声の言葉を決めておく

②声のトーンを決めておく

③口角を上げておく

山本講師:第一声って、一番緊張すると思うんです。そのときに「頭が真っ白になって、何をいうか忘れてしまった...」。となると、益々緊張します。

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桐生:これは、「今日お伝えしたいことは〇〇です」という内容に関することかもしれませんし、皆さんへの感謝かもしれませんが、いずれにせよ、「一発目に何を話すか?」、その言葉を決めておくということですね。

山本講師:そうです!

桐生:たしかに最初の一言がしっかり話せると、落ち着いて話せそうですね!ありがとうございます。では、2つ目の声のトーン、お願いいたします。どのトーンで話すと、緊張しないのでしょうか?

山本講師:ズバリ、ミドルボイスです。

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山本講師:ミドルボイスとは、口を閉じて、息だけで「ん〜」と鳴らしたときに、鼻がムズムズするくらいのトーンです。例えば、結構お客さんが入っているお蕎麦屋さんに行ったら、お箸がないことに気づきました。そのときに、お店の人を呼びますよね。どんな感じで呼びますか?

桐生:すみませ~~ん!

山本講師:そう、そのトーンです。

桐生:ハミングで抜けるような声ですね。

山本講師:おっしゃる通りです。緊張したり、自信がないときは、声が小さくなります。だから、少し高めに出します。すると息がちゃんと流れ始めます。緊張しているときは息の流れが悪いです。

桐生:たしかにスーッと声が通りそうな気がしますね!では3つめいきましょう。

山本講師:3つ目は、口角を上げておくです。

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口角を下げてしまうと、どうしても表情が暗くなります。すると、聞き手の表情も暗くなります。聞き手の表情が暗かったら話しにくいですよね。益々緊張してしまいます。だから事前に口角をあげておくことです。

桐生:ありがとうございます!

第2問:初対面で緊張しないためには、何から話せばよいか?

山本講師:これはズバリ、相手に焦点を当てることです。

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例えば、よくある天気の話。「昨日は台風でしたね」→「そうでしたね…」。これだと話が終わってしまいます。沈黙になった瞬間、緊張はMAXに高まると思います。

そこで、相手に焦点を当てる。

「昨日は台風でしたね。大丈夫でしたか?」と。

相手のことを聞く。

「最近、急に寒くなりましたね。寒いの平気ですか?」

すると、相手も話しやすく、自然に会話が続くと思います。

桐生:緊張するときって、「こんなこと言っていいのかな」とか「どう見られるか気になる…」とか、自分に矢印が向いていることが多いですよね。相手に矢印を向けると、自分に矢印が向かなくなるので、緊張しなくなると。

山本講師:まさにそのとおりでございます(拍手)!!

桐生:自分のことを気にする暇がないくらい、相手のことを気にする。ですね。

第3問:会議でツッコまれた…そのときの第一声は?

山本講師:会議でツッコまれるケースは、大きく3つあると思います。

①なんでそうなの?

②本当にそうなの?

③他にはないの?

です。

「なんでそうなの?」には、第一声、理由を示すこと。

「本当にそうなの?」は、第一声、データや事実を示すこと。

「他にはないの?」は、第一声、他と比較した結果を伝えること。

桐生:会議で突っ込まれて緊張しないためには、まさに返答する準備ですね。

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山本講師:おっしゃる通り、準備がすべてといっても過言ではないと思います。想定問答を10個くらい作っておくのもいいですね。

桐生:自分ひとりでは思いつかない場合は、「こんな質問聞かれるかな?」と、周りの人に聞くのもいいですね。

桐生:何を突っ込まれるか全くわからない。暗中模索の状態だと、不安は募るばかりですが、ある程度、

①なんでそうなの?

②本当にそうなの?

③他にはないの?

が突っ込まれるとしたら、事前に対策も打てますもんね!

今回は、あがり症改善に向けて「初動が大事」というテーマで山本講師にお話いただきました。今後のあがり症改善に向けて、何か一つピックアップしてやってみていただければうれしいです。山本講師、本日はありがとうございました!

動画でも詳しく解説しておりますので、是非ご覧いただけるとうれしいです。

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【プロフィール】
・株式会社モチベーション&コミュニケーション代表取締役:桐生 稔
・モチベーション&コミュニケーションスクール代表講師
・日本能力開発推進協会メンタル心理カウンセラー
・日本能力開発推進協会上級心理カウンセラー
・日本声診断協会音声心理士

1978年生まれ、新潟県十日町市出身。もともと臆病な性格で、対人関係が非常に苦手。小さい頃は親戚の叔父さんと話せない程、極度の人見知りであがり症。体も弱く、アトピー性皮膚炎、扁桃腺炎症、副鼻腔等、先天性欠如等、多数の病気に悩まされる。
18歳の頃に新潟から東京に上京。東京で新卒入社した会社では営業成績がドベで入社3カ月で静岡県富士市に左遷させられることに。しかしそこから一念発起。コミュニケーションスキルをあげるべく心理学、大脳生理学を学び始め、1,200店舗中営業成績でNo1となる。その後、ボイストレーニングスクールに転職。話し方の基礎を徹底的にマスターし、8店舗だったボイストレーニングスクールを40店舗に拡大。一気に全国区の業界大手に引き上げる。そして2013年、強いビジネスマンをつくりたいという想いからモチベーション&コミュニケーションスクールを設立。現在では全国で伝わる話し方、あがり症改善、人前でのスピーチをトレーニングするビジネススクールを運営。全国40都道府県で年間2,000回のセミナーを開催し、受講者数は30,000人を越える。

【モチベーション&コミュニケーションスクール会場】

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