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【あがり症対策】緊張しても言葉がスルスルでてくる!口の中を潤すコツ

Q.:人前で発表するとき、緊張で口の中がカラカラになります。よく水を飲むので、トイレも近くなります。何かよい方法はないでしょうか?

モチベーション&コミュニケーションの桐生です(^-^)/

今回もご質問をいただきました!

私もドライマウスというか、口が異常に渇きやすい体質だったので、すごく気持ちがよくわかります。

今は、色々なところで講演や研修をさせていただいて、人前で話す機会が多いので、口の中がカラカラになることはありませんが、どうやって緊張からくる口の渇きを潤せるようになったか?

今回は、

緊張で口の中がカラカラになったときの「対処方法3選

をお届けいしてまいります。

すぐに実践できるので、ぜひ試してみてくださいね!

なぜ緊張すると口の中がカラカラに?

対処法3選に入る前に、少しだけ、

「緊張すると口の中がカラカラになる理由」

に触れさせてください。

緊張すると、口の中が渇く

これは唾液が減るからです。

唾液にはネバネバした唾液と、サラサラした唾液があります。このサラサラした唾液が減ります。

サラサラした唾液は、食べ物を消化するときにでる唾液です。ご飯食べているときは大体リラックスしています。そのときは消化を促進するサラサラの唾液がでます。

緊張すると興奮します。そうするとリラックス時に出ていたサラサラした唾液がさぁ~っと引いていきます。

これが口の渇きの原因です。

なので、緊張してもサラサラした唾液が出れば、口の中がカラカラになることはないわけです。お水を飲みすぎてトイレが近くなることもありません。

いかに緊張時に適切に唾液をだすか?がポイントになります。

それでは対処法3選にいってみましょう!

①つ目:口腔を動かす

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1つ目は「口腔を動かす」です。

口腔とは口の中のことです。

口を閉じながら、

くちびるを「ウ」=すぼめる、「イ」=ひらく

これを「ウイウイウイウイ」と連続でやってみてください。

5回くらいで、じんわり唾液がでてくると思います。

②つ目:舌下腺を刺激する

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唾液が出るところは3箇所あります。

1)舌下腺(ぜっかせん)

舌下腺は「舌」の下、ベロの下に付け根があり、ここを押すと、唾液がジワッと出てきます。

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2)耳下腺(じかせん)

私は舌下腺を刺激するのが一番わかりやすいのですが、中には耳下腺の方がわかりやすいという方もいらっしゃいます。

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耳下腺は耳の下にあります。

3)顎下腺(がっかせん)

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もしくは顎の下のラインである顎下腺を刺激するとわかりやすいという方もいます。

そんなにゴリゴリ押す必要はありません。さするくらいでいいです。

舌下腺、耳下腺、顎下腺、出やすさは人によって違いますが、ぜひ軽く刺激してみてください。唾液が自然に出てきます。

③つ目:あごを少し前に出す

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3つ目は「あごを少し前に出す」です。

緊張している人は、力んで、奥歯を噛みしめる傾向にあります。

奥歯を噛みしめるとは、あごを引きます。

タイトルなし

あごを引かないと力めません。

緊張する→交感神経が優位になる→力む→あごを引く→唾液が出ない

というパターンになります。

では、あごを少し前に出しながら力んでみてください。

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きっと、力が抜けると思います。

緊張して口の中がカラカラになる人は、少しあごを前に出したほうがいいです。

これは決して、あごを前に突き出してしゃべってくださいということではありません。

人前で話すとき、緊張しやすい人は、奥歯を噛みしめて、あごを引く習性のがあるので、少しあごを前にだすと、それで真っすぐになります。

タイトルなし

これだと奥歯を噛みしめにくくなります。

そうすると、

力めない=リラックスモードに入る

結果、サラサラした唾液が出やすいということになります。

ぜひ、ご紹介した3つのポイント、チャレンジしてみてください。動画でもわかりやすく解説しておりますので、ご確認いただけますと幸いです!

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【プロフィール】
・株式会社モチベーション&コミュニケーション代表取締役:桐生 稔
・モチベーション&コミュニケーションスクール代表講師
・日本能力開発推進協会メンタル心理カウンセラー
・日本能力開発推進協会上級心理カウンセラー
・日本声診断協会音声心理士

1978年生まれ、新潟県十日町市出身。もともと臆病な性格で、対人関係が非常に苦手。小さい頃は親戚の叔父さんと話せない程、極度の人見知りであがり症。体も弱く、アトピー性皮膚炎、扁桃腺炎症、副鼻腔等、先天性欠如等、多数の病気に悩まされる。
18歳の頃に新潟から東京に上京。東京で新卒入社した会社では営業成績がドベで入社3カ月で静岡県富士市に左遷させられることに。しかしそこから一念発起。コミュニケーションスキルをあげるべく心理学、大脳生理学を学び始め、1,200店舗中営業成績でNo1となる。その後、ボイストレーニングスクールに転職。話し方の基礎を徹底的にマスターし、8店舗だったボイストレーニングスクールを40店舗に拡大。一気に全国区の業界大手に引き上げる。そして2013年、強いビジネスマンをつくりたいという想いからモチベーション&コミュニケーションスクールを設立。現在では全国で伝わる話し方、あがり症改善、人前でのスピーチをトレーニングするビジネススクールを運営。全国40都道府県で年間2,000回のセミナーを開催し、受講者数は30,000人を越える。

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