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頭の回転が速くなる!説明が上手い人の図解思考

今回のテーマは「言いたいことが高速で伝わる図解思考」です(^-^)/

当スクールでは伝わる話し方セミナーを多数開催しておりますが、受講生の方より、
・説明が伝わらない…
・伝わるまでに時間がかかる…
・言いたいことがまとまらない…

という声をたくさんいただきます。

そんなとき、今回ご紹介する「図解思考」が非常に有効です。

図解思考とは文字通り「図で解く」。
つまり図で示すことを言います。

図解思考を取り入れるメリットは3つ。
①説明力がアップする
②伝達力のスピードがアップする
③頭の回転が早くなる

「言いたいことがなかなか伝わらない…」という方は、ぜひ今回お伝えする図解思考を取り入れていただき、高速で伝わるコミュニケーションを目指してまいりましょう!

資格優位性にアプローチ

人間には「視覚優位性」があります。
これは耳で受け取る情報よりも、目で見た情報のほうが理解しやすいということです。

例えば、
・青い海…
・白い雲…
・真っ白な砂浜…

と、耳元でささやかれても、あまりイメージできないですよね。

それよりも、

パッと海の写真を見せられたほうが、理解しやすいと思います。
これが視覚優位性というものです。

人の顔だって、言葉でその人の特徴を細かく伝えられるより、似顔絵を見せられたほうがパッとイメージがしやすいと思います。

人は、朝起きてから、目を閉じて眠るまで、ずっと目を開けて視覚情報を入手しています。
これが耳だったら大変です。
朝起きた瞬間から、ずっと耳に何か音が入ってきたら…
うっとうしくてしかたありません。

でも視覚だったら耐えられるんです。
これは人間が生命を維持するための機能だと考えられます。
視覚を優位にしなければ、獣に襲われたり、危険なものから身を守ることができなかったり。
何かあったときパッと情報を捉えられるように視覚優位を発達させたのでは思います。

だから細かい情報をたくさん説明されるより、パッと図解にして見せてくれたほうが、相手によって「わかりやすい!」となるわけです。

そこで今回は図解で示す方法を3つを紹介します。

1つ目:サークルで描く

例えば、
・スポーツ>野球>巨人
・小売店>コンビニ>セブンイレブン
こういった階層を描く場合はサークルが便利です。

例えば、何かのプロジェクトを行うときに、
目的>目標>実施事項
という階層があったとします。

この階層が合っていないと話が噛み合いません。

「チームの活性化」といっても、それを目的と捉える人もいれば、目標であって目的ではないとする人もいます。

「離職率を10%下げる」を目標と捉える人もいれば、実施事項だとする人もいます。

その解釈は会社やチームによってそれぞれだと思いますが、階層が合致していないと分かり合えないですし、説明しても伝わりません。

こうやって図で見せて、「目的は〇〇、目標は〇〇です。今から実施事項について3つお伝えします」と、いま何の話をしているのか?図解で示してあげると一発で話が噛み合います。

2つ目:分解して示す

かの哲学者・デカルトは「困難は分割せよ」と言いました。
難しいことは一回分解したほうが解決の糸口が見えるということですね。

例えば、ここ1ヶ月でチーム内のミスが倍増したとしましょう。
その対策が「頑張る」ではダメですね。
抽象的すぎてアクションンにつながりません。

なぜ、ミスが倍増したのだろうか?
・紙の手続きが倍増したから
・突発的な手作業が発生したから
・作業に費やせる時間が半分に減ったから
と分解していきます。

分解するからこそ、それぞれに対策が打てるわけですね。

これも図解で示すと原因がパッと理解できます。
こうやって1枚の図で見せて説明してくれたほうがわかりやすいです。

3つ目:時系列で示す

例えば、皆さんが電車の時刻を検索したとき、右のようにズラズラ文字で出てくると非常に見にくいですよね。

逆に左の図のように、
新宿18:38発

大宮19:11着

と図で見せられるからわかりやすいと思います。
時系列で図解するのも、1枚で簡潔に描くコツになります。

さらに、視覚情報にアプローチする方法として、ボディランゲージで絵を描写してみるというのがあります。これはプレゼンでとっても機能します。

ぜひ図解思考を取り入れて、説明上手になっていきましょう!
続きは動画でも確認いただけるとうれしいです(^-^)/


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【プロフィール】
・株式会社モチベーション&コミュニケーション代表取締役:桐生 稔
・モチベーション&コミュニケーションスクール代表講師
・日本能力開発推進協会メンタル心理カウンセラー
・日本能力開発推進協会上級心理カウンセラー
・日本声診断協会音声心理士

1978年生まれ、新潟県十日町市出身。もともと臆病な性格で、対人関係が非常に苦手。小さい頃は親戚の叔父さんと話せない程、極度の人見知りであがり症。体も弱く、アトピー性皮膚炎、扁桃腺炎症、副鼻腔等、先天性欠如等、多数の病気に悩まされる。
18歳の頃に新潟から東京に上京。東京で新卒入社した会社では営業成績がドベで入社3カ月で静岡県富士市に左遷させられることに。しかしそこから一念発起。コミュニケーションスキルをあげるべく心理学、大脳生理学を学び始め、1,200店舗中営業成績でNo1となる。その後、ボイストレーニングスクールに転職。話し方の基礎を徹底的にマスターし、8店舗だったボイストレーニングスクールを40店舗に拡大。一気に全国区の業界大手に引き上げる。そして2013年、強いビジネスマンをつくりたいという想いからモチベーション&コミュニケーションスクールを設立。現在では全国で伝わる話し方、あがり症改善、人前でのスピーチをトレーニングするビジネススクールを運営。全国40都道府県で年間2,000回のセミナーを開催し、受講者数は30,000人を越える。

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