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説明がうまくなる!言いたいことをシンプルに伝える「2つ」のトレーニング

今回のテーマは「説明下手を克服する!!」です。

当スクールは、月に150本近くセミナーを開催しておりますが、説明力を高めるというテーマは非常に要望が多いです。

今回は、

「説明下手を克服する!30秒で思いを伝える「ピンポイントトーク」実践セミナー」

を実施している乾 朱里(いぬい・あかり)講師にお越しいただき、説明下手を克服する2つのポイントについて解説いただきました!

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桐生:説明下手を克服するセミナーでは、主に2つのポイントをお伝えしていると伺っています。どんなポイントでしょうか?

乾講師

1つ目は、事実と所感を完全に分離すること

2つ目は、ボックスを活用すること

この二つです!

ポイント①:事実と所感を完全に分離する

乾講師:こういうことってありませんか?

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・つい説明が長くなってしまう…

・何を話しているかわからなくなる…

・要領を得ず相手をイライラさせてしまう…

桐生:ありますよね。

乾講師:伝わりにくい原因のひとつが、事実と所感がゴチャゴチャになることです。

例えば、上司から、

「先日依頼した書類の作成、どうなっている?」

と聞かれたとします。まだ未着手の場合、皆さんだったらどう答えますか?

桐生:「ちょっと忙しくて...」と、言ってしまうことが多そうですよね。

乾講師:ですよね。

「取り掛かろうとしていたんですが、営業回りが立て続けに入りまして、急に会議の準備も頼まれて。。すみません、まだできていません…」

と。

上司は書類作成ができたかどうか、その事実を聞きたいわけです。

「すみません。まだ着手できておりません。明後日までに提出させていただきたい頂きたいのですが、よろしいでしょうか?」

本当はこれでOKです。

桐生:やっぱりそこを一番知りたいですもんね。

乾講師:そうなんです。

「所感→事実」ではなく、「事実→所感」と、順番を変えるだけでガラッと伝わり方が変わります。

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桐生:事実から伝えた方がいいのは分かっていても、所感から伝えてしまうことってありますよね。

例えば、「田中商事様、契約いただけそうか?」と聞かれて、

「現在、社内で検討していただいているのですが、どうも3社ほど見積を取っているらしく、金額面では当社が一番高いということで・・・」

と、なかなか契約が頂けそうなのかどうか、アンサーが出てこないケース。

聞かれたことにズバッと答える何かよい方法はありますでしょうか?

乾講師:日頃からできるズバッと答えるトレーニングがあります。

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「ズバリ何?」と自分に問いかけて、ズバリ答える練習です。

例えば、友達とファミレスに行ったとします。たくさんメニューがありますよね。

桐生:50種類くらいメニューがありそうですよね。どれにしようか迷います。

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乾講師:そこで、「私が食べたいものはズバリ何?」と自分に問いかけます。きっとズバリ食べたいものが目につくと思います。

他にも、

「今すぐ着手しなければいけない仕事は・・・ズバリ何?」

すると「A案件の書類づくりだな」とか「今は部屋の掃除が大事」と、やるべきことが見えていきます。

自分に「ズバリ何?」と問いかけることで、複数ある中から一つ大事なものをピックアップする練習です。

桐生:なるほど。大事なものをズバッと選択する力ですね。

「書類できた?」と突然聞かれると、「できていません...」と言いにくいものですが、相手はまず事実を知りたいわけですからね。ズバリ「できてません」と、大事なことをピックアップする練習ですね。

乾講師:そうです!

ポイント②:ボックスを活用する

乾講師:2つ目は、ボックスを使って話すことです。

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話す前に「頭の中に箱を3つ用意する」だけです。

こんな感じです。

結論・詳細・まとめ、というボックスをつくります。

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この話の流れにそって言葉を入れていきます。

まずは結論から、そして詳細、最後にまとめ。

この流れだとスムーズに相手に伝わります。

例えば、何か業務報告するときに、

結論:本日は3件の業務が終了しました。

詳細:1つ目はイベントの書類作成、2つ目は取引先へのプレゼン資料、3つめはミーティングの議事録の作成です。

まとめ:本日は資料作成をメインに実施しました。以上です。

という流れになります。

桐生:ボックスによって、話す順番が決まっているのでスッキリ伝わりますね。

乾講師:そうなんです。3ヶ月くらい徹底的にボックスを使って話してみると自然に体に馴染んできます。

ぜひ続きは動画にて確認してみてください!(^^)

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【プロフィール】
・株式会社モチベーション&コミュニケーション代表取締役:桐生 稔
・モチベーション&コミュニケーションスクール代表講師
・日本能力開発推進協会メンタル心理カウンセラー
・日本能力開発推進協会上級心理カウンセラー
・日本声診断協会音声心理士

1978年生まれ、新潟県十日町市出身。もともと臆病な性格で、対人関係が非常に苦手。小さい頃は親戚の叔父さんと話せない程、極度の人見知りであがり症。体も弱く、アトピー性皮膚炎、扁桃腺炎症、副鼻腔等、先天性欠如等、多数の病気に悩まされる。
18歳の頃に新潟から東京に上京。東京で新卒入社した会社では営業成績がドベで入社3カ月で静岡県富士市に左遷させられることに。しかしそこから一念発起。コミュニケーションスキルをあげるべく心理学、大脳生理学を学び始め、1,200店舗中営業成績でNo1となる。その後、ボイストレーニングスクールに転職。話し方の基礎を徹底的にマスターし、8店舗だったボイストレーニングスクールを40店舗に拡大。一気に全国区の業界大手に引き上げる。そして2013年、強いビジネスマンをつくりたいという想いからモチベーション&コミュニケーションスクールを設立。現在では全国で伝わる話し方、あがり症改善、人前でのスピーチをトレーニングするビジネススクールを運営。全国40都道府県で年間2,000回のセミナーを開催し、受講者数は30,000人を越える。

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