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アーク・ノヴァ拡張セット「マリンワールド」が楽しみすぎるので色々考察(妄想)①

書いてある通りですね、ハイ。

執筆時点(23/9/27)で発売日ももうすぐ(10月)なんですが、ワクワクが止めきれずに我慢できなかったので、BGGで公開されているルールやカード一覧、用語集を読んで気になった所を考察(妄想)する記事です。
※ ガバ翻訳、ゲーム好き素人の一考察、であることをご理解の上ご一読いただけると嬉しいです。(明らかに誤訳じゃない?とか、こんな使い方もありそう、などあればコメントいただけると嬉しいです)
引用元は以下リンク。


新しいアクションカード

個人的に今回の目玉と言っても良い要素。アクションの効果が強化されたり追加効果が付与されている。
プレイヤーごとにアクションに異なる強化方針を付けることができ、更に悩ましさと楽しさが加速しそう。
動物園マップ決定後にランダムで3枚配られ、1枚づつピックするドラフト方式。最終的に異なるアクション2種が新しいものに置き換えられるようにピック/選択する。
以下アクションカードごとに考察。(名前は適当に付けてます)

■カード:捨札無し/掘削付き/噛みつき強化/機敏付き

  • 捨札無し

シンプルな強化

カードを捨てる必要がなくなるという、弱点が分かりやすく解消されているアクション。「育児嚢」や「日光浴」との相性が更に良くなる他、後述する「捨札効果が付与された後援者アクション」とのシナジーも良さそう。
手札増加の大学が取れていないと無駄になりやすい点は注意か。

  • 掘削付き

柔軟性と選択肢が高くなる

カードを引く前に「掘削(手札1捨て1引きorディスプレイのカードを1枚捨てる)」を実行できる。
強化後のⅡにおける「ディスプレイのカードを1枚捨てる」恩恵が特に強く、ゲーム後半で相手の利になりそうな(かつ自分には恩恵の薄い)カードをカットしたり、自分の評判点でぎりぎり届かないカードを引きたいけど噛み付きは勿体ない、といった絶妙な所をサポートできる強い能力。
なおⅠでも「1捨て1引き」の効果で、実質山札から引ける枚数が1枚増えると考えれば十分強い。

  • 噛みつき強化

強いカードを序盤に抑えやすくなる

「噛みつき」の幅が広がり、Ⅰであれば強さ3から、Ⅱであれば強さ2からで、更に強さ5では2枚嚙みつける。
特にカードを強化する前の序盤で、強さ5を待たずに強いカードをピック(カット)できる動きは便利。
拡張入りの環境では後述する「波カード」の存在でディスプレイのカードの流れが速くなる可能性もあるため、より輝く可能性がある。
Ⅱの2枚噛みつきは強そうだが、カード強化時は概ね評判点を上げるルートを取っており、そうすると大体素引きできるケースが多いので微妙かも。

  • 機敏付き

アクション操作はシンプルに強い

効果として「機敏(好きなアクションを1に送る)」が付く。以上。
シンプルに便利。このゲームにおけるアクション操作は大事なので、通常アクションに付くのは美味しい。
個人的に、このアクションは相手に渡った時にこそ注意が必要で、後援者との組合せで一気に休憩トリガが引かれる可能性を念頭に置く必要があると思う。


■後援者:交易付き/お金+/手札捨て/後援者回し

※ (付随効果となる「お金+」を除き)新しく付与された能力は、後援者カード自体のアクションの前でも後でも使用可能。
※ (「後援者回し」のⅡの能力を除き)新しく付与された能力は、後援者カード自体のアクションである「後援者カードをプレイ・X休憩を進めX金を得る」のどちらを使用しても使用可能。

  • 交易付き

新効果1つ目

「交易(Trade)」という新効果付き。
Ⅰだと「5金」と「Xトークン1つ」を相互で交換可能(これが交易(Trade)の効果)。Ⅱだと「5金orXトークン1つ」支払って「1評判点」を獲得する、という選択肢が追加される能力。
通常では動物Ⅱにしかなかった評判点獲得の効果というだけでも価値があるし、あと1Xトークンあれば~、あと〇金あれば~、のケースは結構起こりうるので有用。後援者アクション自体を強める要素が薄いのは注意と言えば注意。

  • お金+

カードの周りが良ければめちゃ稼げそう

この後援者アクション中にお金を稼ぐと、3/5金追加でもらえるよ、という能力。
単純に「X休憩を進めX金を得る」の効果が上がるだけでなく、「連邦助成金」や「鳥類学者」などのカードプレイ時効果でお金が入る時にも作用し、おそらくユニーク建物でマップのお金ボーナスを埋めた時にも作用すると考えられます。「シルバー湖」マップや「展望塔」マップ、後援者カードの「考古学者」との相性が良さそう。ただお金が即時で入る後援者カードは人気なので上手くピック出来るかが鍵になりそう。

  • 手札捨て

ヒルズ特化型?

ⅠとⅡで割と使い勝手の異なりそうな能力。
Ⅰは「後援者カード」を捨てたら4金。Ⅱは何でも良いので「カード」を捨てたら4金or1枚の後援者カードの強さを2下げる効果。
明確に「ハリウッド・ヒルズ」マップで活用することを想定されていそうなアクション。Hマスを埋めて得た後援者カードが活用できなさそうなら4金にする。Hマスを全部埋めた後の減少効果とⅡの強さを2下げる効果を使えば、「強さ3の後援者3枚」もしくは「強さ5の後援者2枚」をXトークン無しの1アクションでプレイできる。(勿論X-トークンを使えばさらに増やせる)
手番圧縮の意味では強いが、ディスプレイと手札の後援者カードに依存するので中々難しそうな気もする。早々に強化すれば悪さできるかも?

  • 後援者回し

活用難しそうだけど悪いこともできそう

Ⅰは「後援者カード」を捨て場から別の「後援者カード」をピックする。Ⅱは「X休憩を進めX金を得る」の方の効果を選択したら1枚カードを捨てることで「X金で強さXの後援者をプレイする」ことが出来る。
これまでと異なり、Ⅱの能力は「X休憩を進めX金を得る」にしかかからないので注意。
これも「ハリウッド・ヒルズ」マップとの相性は良さそう。
Ⅱの能力は、お金さえあれば、休憩コントロールしつつ後援者がプレイできる、アクション実行時の強さが低くても強い後援者カードをプレイできる、を魅力的に感じるかどうか。ただカード1枚捨てはちょっと重い気もする。


②に続きます。

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