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恋は雨上がりのように

っていうタイトルの少女マンガありますね。
実写映画化もしました。アニメもありましたね。

映画は大泉洋さんと小松菜奈さんが主演です。
小松菜奈さんの三白眼の鋭い目付き好きです。でも、笑うと可愛くて、マンガから飛び出して来たかと思いました。
大泉洋さんも、役によってはめちゃくちゃかっこいいのに、どうしてあんなに冴えない中年おじさんの役が似合うんでしょう。まあ、年齢相応と言われればそうなんですが。実際、今現在50代ですから、映画公開当時は40代ですし、そりゃあおじさんですよね。
(大泉洋さんは大好きです。親戚のおじさんでいて欲しいです。)

あの作品は恋愛マンガではあるけど、女子高生の片想いに40代のおじさんが応じる事はありません。想いを受け止めた上で、きちんと断っています。
もし、あの二人が結ばれるような内容なら、観たくはならなかったでしょう。中年のおじさんと女子高生がイチャイチャする作品なんて、正直観たくはないですね。
生徒と教師のラブストーリーもありますが、あれもあんまり好きじゃないんだよなあ。

好きな作品の中に「ナラタージュ」がありますが、あの作品は小説も映画も雰囲気が好きなんですけど、冷静に考えるとあれも教師と生徒の恋愛なんですよね。
心が通ったのはヒロインが大学生の頃のことですが、高校の卒業式のあとに先生からキスをされたし、結局先生は離婚していなかったのでそのつもりはなくても不倫になる訳だし、前は思わなかったけど、改めて考えると凄いな……。
離婚していない状況で、一度きりとは言え、体の関係を持ってしまった時点で、不倫を疑われた時に何の言い訳もできないような……。綺麗な終わり方をしましたが、決して良い終わりとは言えないんですよね。
「フィクションだからいいけど。」ってストーリーでした。改めて考えると。

話が脱線してきた。

「恋は雨上がりのように」は恋愛映画でもあるけど、青春映画でもあるんですよね。
少女マンガによくあるイチャイチャラブラブなシーンはあんまりないので、恋愛ものは得意ではない私にも見やすいです。
1度目の告白では想いがハッキリとは伝わらず、2度目の告白は見ていてキュンとしました。
真っすぐに「好き」という気持ちを伝えるヒロインと、その気持ちに戸惑いながらも大人としてきちんと線を引く中年のおじさん店長。
おじさんって(笑)。
いやらしさは全くなくて、「雨上がりのように」爽やかな映画でした。

苦手と思いながらも恋愛映画も割とよく観ます。
小説やマンガも。
心理描写が丁寧な作品が好きです。ああでも、展開の早いラブコメディも好きだな。

杏さんと長谷川博己さんが主演の「デート〜恋とはどんなものかしら〜」が好きでした。
あれって、もう10年くらい前の映画なんですか……?ひええ……。

少し不思議な2人のやり取りが可愛くて、クスッと笑えて、ほんの少し寂しくなったり悲しくなったり、一緒になって泣いてしまう。そんな作品でした。
ラストだけほんの少しネタバレしてしまうんですが、実は子どもの頃に会ったことがあって、お互いそれを思い出さないままですが、2人の出会いはまさに“運命”だったんです。

恋愛映画観たくなってきたな。
濃厚なラブシーンは一人で観ててもソワソワしてしまうので、ないやつがいいなあ。
爽やかなやつがないか探してみます。

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