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自由時間と遊びをバランスよく取り入れる

今日は、少し暑さが優しい気がします。
あなたの暮らす場所では、暑さはどうですか?
私、佐木が暮らす東京都は、連日の猛暑が文字通り「猛々しく」襲ってくるかのようですが、その暑さに少し慣れたのか、今日は少しだけ暑さも優しく感じます。
さぁ、連日お伝えしている「夏休みを生かす子育てアイディア」の3つ目を詳しくお伝えします。


遊びや自由時間を先に組み込む

夏休みの”全体スケジュール”にも”1日のスケジュール”にも、遊びや自由時間を先に組み込みます。

「え?なんで?夏休みの宿題やお勉強じゃないの?」
と思う方も、いますよね!
もちろん、中学受験や高校受験の夏期講習などは、動かせない予定なので先に入れますが、
「遊び」「自由時間」を意図して先に組み込みます。

どうして先に「遊びや自由時間」を組み込むのか?

それは、「勉強」よりも「遊びや自由時間」の方が、子どもが大人になった時の「生きやすさ」を育てるからです。

想像してみてください…
お勉強の成績は良いけれど、生きにくさを感じて仕事をする大人。
それか、
お勉強の成績は良いとは言えないけれど、生きにくさを感じずに仕事をする大人。

あなたの子どもを、どちらの大人に育てたいですか?

遊びや自由時間の方が、生きやすくなる理由。

米ハーバード大学では、84年にわたり「心身の健康や幸福のカギを探すため」2000人以上を追跡調査してきたそうです。
その結果が「健康で幸せな人生を送るために必要なのはよい人間関係だ」と判明したそうです。

勉強か?遊びか?
白か?黒か?思考での判断は、難しいです。
世の中の物事は、グレーである事が多いもの。

どうしても「子どもの夏休みを上手く終えるために」と、私たち親が心の余裕を無くすと、管理の目線に陥りがち!
そうすると、勉強などの目にみえる成果にすがってしまいませんか?

だからこそ、親が心の余裕を無くしがちな夏休みに、先に遊びや自由時間を組み込んでおいて、その時間には「勉強は?」や「夏休みの宿題したの?」などと、親の管理を手放しておくと、親が楽になって、子どもは友達とスマホやゲームを通じて友達と遊ぶ、勉強と遊びのバランスが上手くいくのです。

1日に睡眠時間が必ず必要なように…

そしてまた、1日に必ず睡眠時間が必要なように、お休みも必要です。
子どもは大人よりも集中している時間が短いから、学校の授業が短くて、何度も休憩が入っていると、聞いた事がある人は多いと思います。
体も頭も、休憩を適切に取ることで、パフォーマンスが上がるもの。

そういった面から考えても、休み時間と同じく、自由時間や遊びの時間をしっかり取るようにしたほうがいいですよ!

親の私たちも、リセット、リフレッシュの時間は大切!

親の私たちにとっても、頭も体も、もちろん心も緩める時間は大切です。
幸せな大人に育つ子ども時代の為にも、子どもが友達と遊んだり、緩める時間を先に設定する事で、
親も思わず管理してしまいがちなのを先に手放す為にも、「勉強は?」「あれは?」「これは?」を言わないで良い、親の管理を手放す時間として、先に設定しましょう!

夏休みはまだまだ長いですからね!
一気にではなく、少しずつ。
行きつ戻りつしながら、進んでいきましょう!
3歩進んで2歩下がる!くらいの気持ちで!

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