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vol.11 英語だけでない社会で活躍するために必要な力を育てる三田国際中学校高等学校


こんにちは 中曽根陽子です。

 伝統女子校から、先進的な教育を行う共学校に生まれ変わって5年。「世界標準の教育」で注目を集める三田国際学園中学校・高等学校。中でも、海外大学進学も視野にいれたインターナショナルクラスは、高校で1年間の留学プログラムもあり、日本の高校の卒業資格を習得できることから、保護者の関心も高く、この学校の目玉となっています。先日、取材に行ってきました。
 インターナショナルクラスは、英語力に応じて、0ベースから始めるスタンダード、インターミディエイト、ネイティブスピーカーレベルのアドバンストと英語のレベル別に3つのクラス編成になっています。常勤のネイティブスピーカーの教員21人が授業だけでなく、副担任としてホームルームや行事にも関わっているので、日常的に英語でコミュニケーションをとれる環境があります。高校のインターナショナルコース・スタンダードでは1年間留学することもできます。
 スタンダードクラスは、英語で英語を学ぶ授業が中心ですが、講義を聞いて文法を学ぶのではなく、ゲームなどを使って英語と戯れながら、実践的な英語を身につけることができます。また、毎日動画が配信され、その要旨をまとめる英語ノートという課題もあります。英語以外の授業は日本語で受けますが、どの授業も、単元の共通知識を習得してから、ディスカションやディベートなどを行う探究型の授業です。
 一つ上のインターミディエイトの授業は、大きく分けて3種類あり、一つは文法の授業、もう一つが、英語の本を読んで要旨をまとめるという授業、もう一つが1学期に2回行われるプロジェクトという授業で、全て英語で行われています。実際に入学1年後に、スタンダードクラスからインターミディエイトに上がった生徒は、「入学時より着実に英語力は上がっていて、英語で考えられるようになった」と言います。
 しかし、英語以上に生徒たちがこの学校で学んでいるのは、「貢献する」というマインドです。前述の生徒は、「この学校では、先生から与えられるのではなく、生徒中心で学校生活が進んでいきます。その分責任も生まれますが、だからこそ成長することができています。」とはなしてくれました。
 「一言で言うと、有名大学から有名企業へのルートではなく、社会で活躍する力の育成を目指している学校。社会が大きく変わる中、もっと先を見据えて教育をしなければ、中等教育はその役割を担えません」と大橋学園長。先を見る保護者のニーズを掴み、期待値から偏差値もあがっているのでしょう。


三田国際学園について詳しい記事はこちら https://www.syutoken-mosi.co.jp/column/entry/entry001787.php
https://www.syutoken-mosi.co.jp/column/entry/entry001788.php

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