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酒々井町家庭教育講演会でお話しさせていただきました。

酒々井町生涯学習課からのご依頼で、2024年6月20日家庭教育講演会で中曽根陽子が講演をさせていただきました。
今回は、現地2ヶ所の会場とオンラインのハイブリッド開催。中曽根は自宅からZOOMで入りました。

演題は、子どもの「探究力」と「失敗力」~これからの時代を幸せに生きていくための力の育み方~

内容は、これからの時代幸せに生きていくために必要な力として「失敗力」=困難に出会ってもくじけずに前に進む力と、「探究力」=自分で考え、選んで、生きていく力をお伝えし、「失敗力」と「探究力」を育てるために家庭でできる3つのことについてお話ししました。
 たくさんの方にご参加いただき、講演中は皆様熱心にメモをとりながら聞いて下さいました。子どもが自分で考える力を育むワークでは、小学校の先生が、親役子役になって熱演してくださり、学校現場でも参考にしたいとおっしゃっていただきました。
また、例年の講演会では参加した保護者から質問が出たことがないそうですが、今回は2名の方から質問がありました。
中学生のお子さんを持つ親御さんのお悩みは、皆さんに共通のお悩みだったと思います。
主催者からは、
「会場では、質問を聞きながら参加者(保護者)がうなずき、中曽根先生のお答えを聞きながら、うなずいていました。本当に有意義な研修でした」とのお言葉をいただきました。お力になれてよかったです。

 講演後にご感想をたくさんいただきました。感想の一部をご紹介いたします。

参加者からの感想

・とても濃い内容で様々な角度からの情報も知れ、いま一度振り返って、言葉かけ、関わりを考えていくきっかけをいただきました。

・今回の中曽根さんの講演は、とても参考になりました。子どもの対応について、具体的な関わり方をお話ししてくれたので、イメージがとてもしやすかったです。自分の子どもに対しても少し余裕を持って対応できそうです。日常の中で、子どもに対して「どうしたらいい?」と声かけすることがあります。本人に考えさせて、本人がこうすると決めて行動するのですが、その行動が長続きしません。失敗してしまったときをチャンスととらえ、親としてどう関わるかを考えていこうと思います。

・毎日忙しい中で時がただ流れていって、その中で子どもにあまり声をかける事がなかったり、「NGワード」(いつまでスマホ見てるの!?勉強いつするの!?)を言っている事を改めて気づけました。日常の時間をもっと良い時間に、子どもの自己肯定感や脳を育てられる言葉(声)かけや態度をとりたいと思えました。日々の時間を大切にしていきます。参加して学べ大変貴重な時間になりました。ありがとうございます。

・家族でも、学校でも、未来をつくる子どもたちのために、子どもたちに探求力と失敗力を育んでいかなくてはと思いました。「て⇒たら」の変換は、学校の現場でも積極的に使っていきたいと思いました。

・「ゲームやYouTubeばかり見て宿題はやらない」今まさに家庭で自分が悩んでいることを取り上げていただけて、大変参考になりました。子供に対して、いろいろ願望ばかりありますが、「自分はどうなんだ?」と自分を見つめなおすいい機会になりました。ありがとうございました。

・高校3年生で進路を決める際によく先生や両親に「やりたい事をやりなさい」と言われました。この言葉にとても悩んだのを今でも覚えています。小、中、高と勉強を中心に生活していて突然やりたい事を問われても勉強とやりたい事がむすびつきませんでした。今日のセミナーを聞いて小さい頃から日常的に探求力と失敗力をつける事が大切だと思いました。探求力や失敗力をつけるには、親の声かけがとても大事だと知り、今後気をつけて声かけをしていきたいと思いました。

・今日は、大人から子供への教育がテーマでしたが、内容としては会社の上司と部下など大人同士の関係にも当てはめられる内容だったと思います。私は子どもはいませんがとても参考になる講義だったと思いました。私も誰かを指導する立場になったとき本日のことを取り入れていきたいと思います。

・とても勉強になりました。正解がない時代に必要なのは探求力と失敗力だということや、しなやかマインドを育むために、あせらない、きめつけない、コントロールしないなどとても大切なことを学びました。ロールプレイの「どうして」を「どうしたら」に変えるだけでちがうことなど、はっ!とさせられたました。思った以上に大人が子どもを締め付けているかもしれません。見直す機会となり、とても考えさせられました。わかってるものの、なかなか持続するのは難しいかもしれませんが、できることはやっていけたらなと思います。もっと失敗させてみようと思います。子のために。

・小学1年生の息子がおりますが、朝どんなにゆすり起こしても全く起きず、朝から「何で」「どうして」「早く」と怒鳴る毎日でした。それが意味のない言葉と分かっていても登校班に間に合わせせなければと必死でした。私の声かけをなおせばいいのかと思っていましたが、今日のセミナーを拝聴して、もしかしたら睡眠時間が足りないのかもしれないと気づきました。これから子供と一緒にどうしたらいいかを考え、生活を少しづつ見直し、子供も私も1分でも多く笑顔で過ごせる時間を増やしていけたらと思います。

お話しする機会をいただきまして、ありがとうございました。

 講演は随時受け付けております。
講演時間や形式、テーマを含め、お気軽にお問合せ下さい。

 お問い合わせ、ご依頼は、ホームページの「保護者向け講演会/ワークショップ」をご覧の上、お問い合わせフォームからお願いいたします。


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