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世界を明るくするファッションを自分の手で広めたい(21年新卒/小川瑠美)

「なぜマザーハウスに入社したの?」「実際に働く中でぶつかった壁は?」「仕事を通じて実現したい夢は?」等々、マザーハウスではたらくリアルをスタッフに聞くスタッフインタビュー。

今回は、2021年に新卒でマザーハウスに入社した小川に話を聞きました。

プロフィール

小川 瑠美 / おがわ るみ
ERIKO YAMAGUCHI 東急プラザ銀座店

2021年新卒入社
大学でSDGsに関心を持ったことをきっかけにマザーハウスに入社。イードット東武池袋店を経て、ERIKO YAMAGUCHI立ち上げのため東急プラザ店へ異動。副店長を務めながら、ファッションショーの運営やライブ配信等のSNS運用にも携わる。

知らなかった世界を学んだ学生時代に感じた、ファッションとの関わり方


ー新卒でマザーハウスに入社していますが、大学時代のことを教えてください。


大学でSDGsを学ぶゼミに所属していました。ゼミに入るまで全く知らないことが多く、中でも生まれた国によって不公平が存在することを知り、怒りに近い感情から、世界の人が平和に生きるにはどうしたら良いのだろうと考えていました。

感じている課題を解決できるような仕事がしたいと就職活動始めたところ、出会ったのがマザーハウスです。

ー平和に向けた課題解決がしたいと思ったのですね。その中で、ファッションブランドであるマザーハウスを選んだ理由は何ですか?

元々ファッションが大好きだったんです。なので、2013年にバングラデシュの縫製工場で起きたラナ・プラザ崩落事故には衝撃を受けました。この事故で洋服をつくる職人が1000人以上が犠牲に、負傷者数は2500人以上に上りました。

バングラデシュの縫製工場では多くの女性が働いている

利益のためにファッションがあるのではなく、つくる人も着る人も幸せな世界のためにファッションがあることが理想で、それが平和の一歩にもつながると考えるきっかけでしたね。

マザーハウスが掲げる「途上国から世界に通用するブランドをつくる」という理念と、生産現場や職人の顔が見える透明性のあるモノづくりに共感し、働くことを決めました。

世界観を体現することの難しさ


ー入社してみて実際いかがでしたか?

会社の取り組みには心から共感していましたが、私は少しエッジの効いたファッションが好きだったこともあり、マザーハウスの少し大人でナチュラルさのある世界観に対して「私でいいのかな」と悩んだ時期がありました。

でも、その悩みを吹き飛ばしてくれたのが「ERIKO YAMAGUCHI」です。ERIKO YAMAGUCHIはデザイナーである山口がアジア各国の職人の技術と世界各地の素材を生かし、2022年にスタートしました。

国籍や性別、年齢などの差異を越えて身にまとうことができる、境界のない世界観を提案するアパレルブランドとして、心地よい天然素材を使いながらもユニークなデザインで哲学を表現する「強さ」を備えたERIKO YAMAGUCHIのアイテムは、自分のやりたいことを叶えて背中を押してくれるような存在でした。

ERIKO YAMACHI 東急プラザ銀座店

新しいブランドの挑戦が生み出した出会い


ー小川さんはファッションショーや予約会も運営に関わってますよね。

はい、新作をいち早くお客さまにご紹介する新シーズンの予約会は毎回ドキドキしながら準備をしています。初めての予約会を行ったときは、今までのマザーハウスの世界観と違うことをお客様はどう感じるのかな…と不安もありました。

ファッションショーの後で賑わう予約会会場

でも、いざ始まってみると、お洋服を手に「かっこいいね!」と喜んでくださって、たくさん試着もしていただけて。これまでとは全く違うご提案をする不安が大きかった分、新しいブランドとの出会いを楽しんでいただけたことが嬉しかったのを覚えています。

ー服をつくる職人と関わる機会はありますか?

2023年のファッションショーにインドの職人・ラビさんが参加してくれました!ラビさんはとってもチャーミングな方で、笑顔でランウェイを歩いてました(笑)

作り手であるラビさんと、お店に立つ私たちと一体になってお客さまに喜んでいただけるモノづくりができた!と心から感じることができました。

チャイを片手に休憩するインド工場の職人たち

世界を変えるお店を、自分の手でつくる


ーこれから挑戦したいことを教えてください!

ERIKO YAMAGUCHIを通じて、多くの方にファッションを楽しんでいただきたいです。自分自身の目標としては、店長になって新しいお店をつくることが夢です。

つくる人も着る人も幸せになるモノづくりがスタンダードになったら、ファッション業界が変わるくらいインパクトがあるんじゃないかと思っています。まだまだ未熟ですが、そのプロセスを牽引する存在になりたいです。

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