見出し画像

ネパール×日本。顔を合わせて対話を続ける大切さ

ナマステ!初めまして!
ネパール・ストール商品開発担当の牛留です。

ネパールの職人たちとのやり取りで感じたこと、くすっとしたことなどお届けしたいと思っているので、これからどうぞよろしくお願いします!

初回は、店舗スタッフを連れて、工場見学時をした際に感じた対話の大切さについて。
毎日連絡をとっている私ではなく、他のスタッフがネパールのみんなと話している姿を見て感じた瞬間があったのでお話しさせてください。

***
工場見学!
…といっても、このご時世なのでもちろんオンラインでの実施。でも、30分程度ではもったいない!ということで、練りに練って3時間半のコンテンツに!渡航前から準備をしっかりしてlet's go!

今回お邪魔したのは、春夏ストールのメイン工場スーマンさんの工場と、新たな仲間のハンドペイント工房。

⇧こちらがスーマンさん

工場見学ももちろんですが、この2年間のブランクを埋めるべく、とにかくお互いに濃い!コミュニケーションを取りたい!!というスタッフの思いもあり、今回はとにかく話す話す話す!

・日本の新しいお店や、お客様のお声の紹介
・スタッフからの商品提案
・ネパールのみんながつくりたいストールの話
などなど。。。

通訳をするだけでも正直私は頭パンパンでしたが、日本のみんなも、ネパールのみんなも思ったことをどんどんぶつけてくれて、本当に濃い時間でした。

長時間ニコニコ話を聞いてくれたみんな
(挨拶の時だけマスクとってもらいました)

個人的にハッとさせられたのは、ハンドペイント工房のピントゥーダイとの一コマ。

彼はコロナ禍から一緒にお仕事を始めた方で、私も直接会ったことはありませんし、日本のスタッフと話すことも初めて。

おちゃめな笑顔が素敵なピントゥーダイ

「マザーハウスは品質基準が高すぎる。ハンドペイントだから、仕方がない部分もあると思う!」
という訴えから始まり、私と検品リーダーサリナは、思わず画面上で顔を見合わせましたが笑

そんな彼が初めて、日本のスタッフと話し、彼の生い立ちや、なぜペイント工場を運営しているのか、お客様はどう感じてくださっているのかなどをお互いに話した後に、
「確かに大変なのは事実だけど一緒にモノづくりができてすごく嬉しく思う。これからもよろしく」
と笑顔で言ってくれたんです。

当たり前のことかもしれないですが、信頼関係ってこういう1つ1つのコミュニケーションからなんだな。。。と改めて実感した時間でした。
(直後に私は新たなサンプルを依頼をしたのですが、この機会もあってか、最短で仕上げてくれました笑)

そしてやっぱり一番嬉しかったのは、いつも一緒に頑張ってくれているサリナのこのはじける笑顔を見れたこと。

この2年間、仕事もプライベートも、本当にハードだったサリナ。そんな彼女が、みんなと話してこんな笑顔になってくれるなら、またこんな機会を設けたいなーと思う牛留でした。

そんな彼らの想いを形にして、今後も新しい素材や新しい技術にもチャレンジしていきますので、ぜひお楽しみに!

***
(おまけ)
実は見学当日は、各コンテンツが盛り上がりすぎて、ハンドペイント工房のコンテンツは30分押しでスタート…!

このころ、彼らの宗教上断食の時期だったこともあり、お昼寝をして待ってくれていたそうです…(待たせてごめんね…)

こののんびり感もネパールだなあ。と感じて、ますますネパールに行きたくなった牛留でした。

関連するページや商品


読んでいただいてありがとうございました!マザーハウスをもっといろいろな角度から楽しんでいただける毎日の出来事を、生産地やお店からお届けしていきます!