第22回子供たちが世界に出会う瞬間 ～Social Action for Future～かすみがうら市立下稲吉中学校を訪問してきました！2023/11

みなさま、こんにちは！
マザーハウス横浜元町店の中島です。

2023年11月、茨城県かすみがうら市立下稲吉中学校に行ってきました。

こちらの学校に、私が中学3年生の頃の副担任だった豊崎先生がいらっしゃるご縁から、この様な機会をいただきました。
当時、先生は大学を卒業してすぐに赴任されたため、まるで年の離れたお兄ちゃんの様に話したり遊んだりしていました！

今回は中学3年生のみなさんに国際理解及びキャリア教育の一環として、お話させていただきました。

国際理解の部では、今年バングラデシュの自社工場「マトリゴール」に行った時に感じたことや、現地でのモノづくりについて紹介しました。
また、キャリア教育の部では、中学生の時にアメリカへ交換留学した経験が今の人生に大きく影響しているため、その経験が大人になった今へどう繋がっているかという話をしました。

私が交換留学を通して異文化を肌で感じるという原体験を得られたように、その後の人生に繋がる経験は中学時代にもできます。小さいと思った一歩が人生を振り返った時には大きな一歩だったんだ、と歳を重ねるごとに感じます。

今はインターネットを使って簡単且つ効率良く様々なことを知れますが、自分の目で見て肌で感じるという原体験が人生に大きな影響をもたらすと思います。

この講演会を通して、そんな原体験を得るきっかけになってくれたらいいな、と思ってお話ししました。

質疑応答では、「マザーハウスで働いて変わったことはありますか？」という質問をいただきました。
言われてみれば考えたことがなかった内容だったので、
生徒さんからの素直な質問を通して自分自身への理解も深まりました。
素晴らしい質問をありがとうございました。

ちなみに、この質問に対する私の答えは
「見えない誰かのことを想って日々を過ごせるようになった」です。

お店に商品が届くまでに関わる生産国の職人や関係会社のみなさま、
これからご来店されて商品を手に取ってくださるお客様、
そして、世界中で理念を叶えるために共に働くマザーハウスの仲間。
関わる全ての人たちのことを仕事の時だけでなく、
日常でも考えられるようになりました。

講演会後には
「絶対日本から出ないと思っていたけど、将来外国に行くのも人生の学びとしていいなと思った。」
「未来の自分がどんな大人になっているのか楽しみになった。」
といった感想をいただきました。

生徒のみなさんもこれから訪れる原体験を通して、
人生で大切にしたい想いを育んでくれることを心から願っています。

後日談

講演会後に豊崎先生とお話しする中で、
「マザーハウスの創業ストーリーや中島がどんな想いで働いているかを聞いて、おれももう一度夢を追いかけてみようと思ったよ。ありがとう。」
と仰っていただきました。
中学卒業後も人生の節目で必ず相談に乗っていただいた恩師に、
少しだけ恩返しが出来たかな…？と、思えて嬉しかったです。

先生、今度は先生の夢について語り合いましょう！