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苦しい時に思い出したい永守さんの言葉と生き様〜書評「成しとげる力」 永守重信著〜

著者は1944年生まれの77歳。もう少しお若かった時と比べて、若者を育てよう、夢を持ってもらおう、というメッセージを強く感じた。そのためにはEQの重要性も。厳しいだけではダメで、叱ったら3倍褒める、叱っても、辞めてしまえ!とはならない逃げ場を用意するなど、細かな配慮をされている。
とにかく、前を向いて頑張るしかない、と思わされる一冊。

https://www.amazon.co.jp/dp/4763139312

「成しとげる力」を身につけるために

「困難は必ず解決策を連れてやってくる」という信念を私は持っている
何よりもこれが大切なことであるが、どんな時も前向きに、未来を見据えて夢を語る。
夢が大きいほど、やってくる苦難も大きいだろう。しかし、それに打ち勝ったぶんだけ、「成しとげる力」をつけることができる。そして、生きる本当の喜びを感じることができるだろう。

一番を目指せ!

第一歩は真似ることだが、真似るだけではダメで、独自の強みを注入する。
持てる強みを生かし、勝てるジャンルを選ぶ
どんな時でもFine!と答える。そうすれば明るい未来が見えてくる

心の機微をつかめ!

常日頃から人の表情や反応、態度などを丹念に観察する。
人との繋がり、良い人間関係を作るための妙案はない。自分の思いをしっかりと伝え、相手の思いをきちんと聞く。そのことにどれだけ時間を費やしたか
チャレンジした人が評価される加点主義
自分の情熱、理念、ビジョン、夢、リーダーはそうしたものを全てのメンバーと共有するべく、訴え続けなければならない。聞くものの心に染み込み、魂を揺さぶるまで何度となく語り続けなければならない
報連相に来ないのはそれなりの理由がある。御用聞きのように自ら声をかけることが大切

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