読書記録/『放課後』東野圭吾
東野圭吾さん、あんまりはまらないんですよね〜(数える程しか読んだことはないのですが)
でも信じられない速度で新作が出てくる(しかもどれもこれも実写化する)ので、半端ないなと思っている作家さんのひとり。
そんな東野圭吾のデビュー作『放課後』。
うーーーん。
残念ながら今回もそんなにハマれなかった!
なんて言ってもはじめの1章くらい読んで飽きて、
1〜2ヶ月ほど枕元で放置してまして。
最近やっと途中から読み始めて、読み出すとするする数日で読み切った、というかんじです。
1988年発売ということで、ちょっと…、いやかなり時代錯誤感が強くて、まずそっちに気を取られて本編に集中できない。(これはこの作品の問題ではないのかもしれないけれど)
ただ最終的にその時代錯誤感がちょっと救われるような納得させられる結末だったので、それはよかった。
女子校を舞台に、主人公は男性教師で、殺人事件が起き・・・(私はこの殺人事件が起こる前で中途離脱して放置してしまっていた笑)という話。
トリックは純粋に「ほぉ!」となったけど、人間描写が私は共感ができなかったですね…
男性教師と女子校の学生の距離がやたらと近く描かれてるんですが、この時代ってこんなもんだったんでしょうか。
私自身が高校生のとき(ちなみに女子校)は、異性である男性教師とこんなに距離近く接したことがなかったので、まずそこが引っ掛かり、そして最後まで引っ掛かり続けたという感じでした。うーーん。
東野圭吾作品は、じっくり吟味して作品を選んび手に取っていくのがいいかなぁ。
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