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35日間のヨーロッパ周遊ひとり旅に行ってきた!!

昨年2023年、11月〜12月にかけてヨーロッパをひとり旅してきました。
仕事を辞めて無職になり、しばらく休養をした後、思い切って行ってきました。

とても良い旅行になったので、
自分のためにも、備忘録的に覚えている限りすべて、形に残しておきたいなと思い、筆を取っています。

今後は具体的な旅程や予算などすべてまるまま書き残していく予定です。
旅行中、ビデオも回していたので同時にYoutubeにもアップできればと思っています。


今回は、私自身の旅への思いとか、そういった漠然としたことを書きます。


元々旅行、特にひとり旅は大好きで、コロナ禍以前は海外も時間を見つけては主にひとりで行ってました。といっても数カ国です。

無職になり、自分の生き方とかいろいろと考えましたが、
この無職という有り余るほどの時間がある中で、とにかく旅行には行きたいな、ということは漠然と思っていました。

貯金がある程度あって、体力もそこそこあって、こんなに自由に時間が使えるときなんて、もうこの先これを逃すとないだろうな、と。
・・・それはそれでなんだか「人生ってなんなのだろう」とか虚しい考えが頭をよぎってしまうのですが。


とはいえ今回の旅に行くかどうかは、結構ぎりぎりまで悩んでいました。

悩んでいた理由は主に、3つ。


まずはお金の面。

貯金があるとはいえ、それなりの旅行となると、どかっと貯金を切り崩すことになる。それは本当に大丈夫なのか。今、円安だし。
というような心配。

これに関しては、あくまで私の場合ですが、かなりの杞憂でした。

まず試算をしてみた段階で、意外といけるぞということが分かったこと。
何事も頭のなかでぼやぼやと考えているだけじゃなく、実際に計算なりなんなりしてみるのは本当に大事だなと。

それから実際行って想定よりは安く済んだこと。これは主に食事とかをけちったためですが、案外現地に着いてから節約できる部分ってあるんだな、という気付き。(思ったよりお金が余っていて帰国から2ヶ月経つも未だに就活に本腰を上げられないというデメリット付き)

そして何より、減ったお金より、得た経験、というとすこし大袈裟なのですが、とにかく「ひとりでヨーロッパ周遊してきたという事実」が、もう何事にも変えられないくらい私のなかで大きいものになっているのは事実です。


次に悩んだのが、「旅行」でいいのか。

長期間かけて且つそれなりにお金をかけてやること、というと旅行以外にもたくさんある。無職期間をうだうだ長引かせてまで「旅行」なんかでいいのか、という悩み。

「海外」という視点からしても、海外×長期滞在というと、旅行以外にも留学とかワーキングホリデーとか方法がある。
そのなかで「旅行」でいいのか。旅行なら老後とかでも行けるじゃないか。という悩みですね。

これは、正直まだ、正解だったのかどうかは分かりません。

ただ、今回の旅行で思ったのは、「案外体力いるぞ」ということ。
安さ優先で公共交通機関を駆使したので、とにかく歩きました。ヨーロッパは都市が整ってるので、「ちょっとがんばって歩けば着く」みたいな距離の移動も多くて、30分40分とかざらに歩きました。そして訪れる美術館は全部巨大な敷地。そして街並みも綺麗だから「歩きたい」欲も大きい。
なので、老後とかに同じような旅の仕方はぜったいできない、ということは感じています。

それから、自分でいちから予定を組み立て、自分で思い思いに行動していく感覚はやっぱり旅ならでは。お金も多少はケチりましたけど、やりたいことは全部やりました。思いっきり「自由」を楽しみました。
ありがたいことに「帰ったら仕事が…」みたいに頭を抱えるような身の上でもありませんので、100%脳を目の前の旅行へと注ぎ込むことができました。これも相当に楽しい経験でした。(正直1%くらいは帰ったら就活しなきゃなーという気分はありましたが笑)

留学等だと本分は「勉強」になってしまいますし、私自身、机に向かってする勉強もなんなら語学も全くできない人間なので、得るものは大きいかもしれませんが相当なストレスだろうな、ということは安易に想像が付きます。

そして、ヨーロッパは本当に行きたいところがたくさんあり、未だに行き残したところは沢山あるくらいなのですが、それでも「死ぬまでに行きたい」と思っていたところのほとんどに行くことができた、という達成感を得ました。これが一番大きいかもしれない。この達成感が胸にあることで「いつか行きたいのに仕事が忙しくて行けない・・・」みたいな不毛なストレスからかなり解放されたような気がしています。(まだ働いていませんよ)

行ってみてさらに行きたいところやもう一度行きたいところが増えてしまった、というデメリットもあるのですが、それでも、
最悪「このまま死んでも悔いはない」という程度には自分のなかで満足感を得られたと思っています。


最後に行き先。

私は日本国内も大好きなので、日本縦断とかもありだな、と思ってました。

あとは海外でももっと期間をかけてヨーロッパ以外もバックパッカーみたいなことするのもありだし、
あるいはアジア圏だけをバックパッカーするのもありだし・・・などなど。

でも最終的にヨーロッパにしました。

主な理由は、
・国内はちょこちょこ行ける。縦断して訪れるメリットはそこまでない。
・ヨーロッパは行きたい場所が他の国とは桁違いにある。
・ヨーロッパは日本からの距離も遠く飛行機代もそこそこかかるので、いっぺんにいろいろ回ったほうが生涯的に見たらかなりお得なのでは。
という3つ。

加えてヨーロッパのみにしたのは、1ヶ月以上となると体力が持たないんじゃないかというなんとなくの感覚故。それから金銭的にもそれ以上の期間となるとなんとなく不安。「なんとなく」でしたけど。でもそんな変なところで自分にストレス負荷をかけるくらいなら、自分が納得した形で行った方がいいだろうと思いこういう形を選びました。

体力については、この「なんとなく」当たってた気がします。
旅行中は楽しいとはいえ気が張っていたのでそこまで感じませんでしたが、帰国後1ヶ月程使い物にならなかったので、相当疲れてたんだなあと思います。加えてこれ以上となると、実際に歩いた歩数とかを見ていると怪我とかしかねなかったのでは、という気もしてます。

ちなみに、ヨーロッパに思い入れが深いのは、確実に宝塚歌劇の影響です。
幼い頃から当たり前のように歌劇を観て育ってきたおかげで、ヨーロッパの地名や歴史に並々ならぬ思い入れがあります。今回の旅では、宝塚の名作にちなんだ土地巡りもできたので、とても感慨深いです。


さて、私の旅に対する大きな思いとかはこんなところでしょうか。

これからちょこちょこと私のペースで、旅の記録を書き残していきます。

この旅関連の記事はひとつのマガジンにまとめていく予定です。
得意技「三日坊主」の私が、途中で挫折することのないよう!!一緒に見守ってくださると大変ありがたいです。


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